またまた雪の金剛山 (妙見谷〜ツツジオ谷)
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- GPS
- 05:50
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 619m
- 下り
- 626m
コースタイム
10:40妙見谷口
10:55ハシゴ
11:05妙見滝
11:30水場
13:15妙見谷終点
13:20金剛山頂(昼食40分)
14:15下山口
14:32ツツジオ谷頭
14:55二の滝
15:10滑りやすい一枚岩
15:57林道との出合い
16:20金剛登山口
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
金剛山ハイキングきっぷを買うと、電車+バス運賃が約3割引 |
コース状況/ 危険箇所等 |
妙見谷は上部は雪が多く、テープをたどること。 ツツジオ谷に倒木多く、道標やテープもほとんどなし。 急な下りや滑りやすい岩場やロープ設置箇所が多い。 |
写真
感想
新年初歩きはまたまた金剛山。雪山で飲む「熱燗」と熱々の「シーフードヌードル」の味が忘れられません。
今日は気温が少し高め。でも大阪府最高峰の金剛山では雪も溶けてることはないだろう。スパッツとアイゼン(4本爪)もしっかり携行。河内長野駅前9時57分発のいつものバス。平日で空いていた。昨年末と同じように妙見谷を再び歩く。谷の入口付近は雪も少なかった。妙見の滝を過ぎた辺りから雪も多くなってきた。狭い山道を慎重に歩く。水場でアイゼン、スパッツを装着。30年ぶりのスパッツ。雪を気にせず歩ける。1週間ほど前に歩いているので周りの景色を楽しむ余裕もあった。木の枝に巻かれた小さなテープもすぐにみつかる。谷の終わりが近づくにつれて雪も深くなってきた。雪だまりに踏み込むと30センチ以上はある。気温が高い分木々はそれほど白くなっていない。最後の急登をこえると笹原の中を歩く緩い登りの雪道。シーンとした雪の中を歩くのは本当に気持ちいい。
山頂の気温計はマイナス1度。国見城趾広場でお湯をわかして昼食。
コンビニおにぎり+シーフードヌードル+熱燗+コーヒー。満足満足。
ボンベにときどき湯をかけながら気化をうながす方法もヤマレコで教えてもらった。
さあ、下り。千早本道の雪の階段はまず敬遠。久留野峠からはこの前下ったばかり。タカハタ道かツツジオ谷か。迷ったあげくツツジオ谷を下ってみることに決定。山頂から少し下ったところから山道を左へ折れ、植林の中を下る。ホームページで見かけた手作りの小さな道標を杉の幹にみつけた。ここから先がツツジオ谷か。結構急な下り。ただ雪が積もっているので踏み跡はしっかりついている。夏場なら絶対に踏み込まないだろうなあと独り言。ここからが緊張の連続また連続。深い谷を避けるように踏み跡が続いている。足を滑らせれば、ケガだけではすまない。岩場の段差も大きく、ロープが設置されているところもあるが、足の置き場に迷う。引き返そうかなと何度思ったことだろう。木の根につかまってやっとこさ下りる箇所も多々あった。コース紹介に危険と書いてあったのもうなづける。小さな道標を歩き始めてから約30分。谷に反対側に滝が見えた。
二の滝?凍結はしていない。結構高い滝だ。でも景色を楽しんでいる余裕はない。滝から10分ほど下ったところで一枚岩のような岩場に出た。岩の表面は凍結。岩を削るように水が流れる。まるで大きな岩の滑り台。どうやって下りたらいいのか。ロープもない。4本爪の簡易アイゼンでは歩きにくい。迷った挙げ句、岩場の端の倒木につかまりながらなんとか下りきることができた。何時間もかかった気がしたのだが、下から見上げるとその高さの低いことにビックリ。この岩場の後も丸木橋の手前でもひと苦労。切り立った狭い道。緊張のあまり冷や汗がでる。「助けてくれ〜」と叫びたくなった。
ツツジオ谷を歩いた時間は50分ほどだったが、緊張の連続で何時間に思えた下りだった。ツツジオ谷は下るにはしんどいことがよくよく分かった。まあ本日も事故なくよかった、よかった。
本日の歩数:11960歩 歩行距離:8辧 (盥垰間:4時間45分
険しい谷ですね
23日の霧氷ツアーの参考になりました。
しかし、事故がなくて本当に良かったです・・
この記録を見る限りツツジオ谷を下るのは大きなリスクを伴う事が解りました。
(最初から予測はしてましたが、それ以上だと思います)
本当にありがとう御座いました。
実行ルートをどうすべきか悩んでしまいます
yutak25さん、genkinecoさんの意見も聞きたいと思います。
時間的にも十分過ぎる位の余裕が必要ですね
今から緊張してしまいます・・
こんにちは、amakawayaさん
コメントありがとうございます。
私にとっては本当に険しい谷でした
下りは大変でした。
ツツジオ谷と比べると妙見谷はずっと歩きやすいですね
katatsumuriさん こんにちは。
コンロを浮かせてカイロで温めるは
上手くいきましたか?ところで
この冬の金剛は雪が多くて23日期待持てますね
23日も下られる予定と聞いてましたので「ツツジオ谷」の上からの入口 よく見つけられましたね。やはり
険しい谷ですね。自分が行くわけではないので
言いにくかったのですがamakawayaさんがちょっと
心配されてますので聞いてください。
昨年GWの頃「ツツジオ谷」で滑落事故があり
大阪では珍しく
「ヘリコプター」で救助された遭難があったので
下ると計画書にあったので少し心配してました。
miccyan、こんばんは
いろいろ心配をかけました。
ツツジオ谷で事故があったとは知りませんでした。
でも、事故があっても無理もないような険しい谷でした。
まあ、よく無事で下山できたものです。
下るのは本当に危険だと思いました。
miccyanの話を知って、今更ながらドキドキします
ツツジオ谷への入口は登山道から直角に下っているトレースが
あり、これかなと下りてみたのです。
雪があればこそで、なければ絶対に下らなかったでしょうね。
amakawayaさんの計画でツツジオ谷とあったので、下見がてらという気分もあったと思います。軽率でした。反省してます。
他のHPでも危ないとあったのに、一人で歩いていたので事故れば大変なことになっていたと思います。
昨年の事故はカトラ谷です。
ハシゴの手前、足を踏み外し下の沢まで転落だそうです。
(出典は、金剛山の掲示板
http://www.kongozan.com/imgbbs2/joyful.cgi
の過去ログ)
但し、ツツジオ谷の下りは、カトラ谷の下りよりも危険と思います。
ともかく無事下山で何よりです。
おはようございます、KENPEIさん
カトラ谷での事故とは知りませんでした。
一般的な山として知られている金剛山もカトラ谷、ツツジオ谷、妙見谷、モミジ谷とやはり谷筋は険しいものがあるのですね。
これからはもっともっと心して、自分にあうコースを選ばなくてはいけないと反省してます。
皆さんからコメントをいただき、無事下山できてホッとしております。
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