トムラウシ〜東大雪荘から
- GPS
- 14:00
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,521m
- 下り
- 1,511m
コースタイム
- 山行
- 13:34
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 13:54
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
合計登行 1400m 気温 朝12度 北海道はやっぱり涼しい。この週だけは晴天続き 山で会った人 50人 人気の山 森林限界 1500m 山の快適さ 半ばより上半分がいいねえ 日帰り温泉 東大雪荘 2泊もしたけどねえ。 コンビニ なし 山荘にもなし 観光 帯広動物園 |
写真
感想
トムラウシ〜東大雪荘から
チャンスがあるときに頂上までいこうと思ってね。前は大事故の直前の5月に、スキーで半分までで敗退。それじゃ登ったことにはならなくて。
明日は快晴だ。山奥の国民宿舎に宿泊して、まあ役所の旅館だから問題あるんだが、朝飯弁当にしたら、梅干しおにぎり2個だけで、それがいまどき古新聞に包んであって、昭和の残飯ですかってね。さらにパンも売り切れといい、この山奥の登山基地では、カルビースナック菓子だけのふざけ振り。昼も朝と同じ弁当ならで、この昭和の残飯4個持って登山に。まさか食い物で敗退したらいやだ。
短縮登山道でも登り7時間だからと、2時半に車で出て、320に満天星空をライトで一番スタートだよ。するとさあ、上で嫌な爺さんに抜かれ際に「登山届は」と威嚇するんだよ、こういう意地悪親爺もいるんだ。ノートの書付に誰もいないのに、私が歩いていたことが気に入らない。「大雪荘に出したから」とうと「大雪荘か」で行っちゃった。バカヤロー、何様だ。あの雨に濡れる大学ノートにチビた鉛筆の薄書き狭い罫線に、いやなんだよ。この夏からは群馬長野は県警でネット届け受け付けるんだろ、前もって出せよ。
3時間かけて相当上まで登って前トム平。森林限界の上で、高層湿原に迫って、火山岩ゴロゴロのいい感じ頂上に迫ったかと思ったら、ここから斜面大回りして長くて、さらに3時間かかるよ。トムラウシは見た目以上に遠いんだ。そうしてようやく頂上に出たよ。晴れて大雪、化雲岳も、十勝もニペソツなんてずっと見えていた。
ここでやはり百名山系の親爺オバとどうにも長話で、家出2年半で車暮らしのオバとか、4週間目のマイカー百名山の親爺とか、いるよなあ、本州から車持ち込んでいるのが。65歳なのにトムラウシで跳ねて上り下りして、元気過ぎるよ。マイカー生活でも平気なのは、どうしてか。でもこういう人、北海道はひと夏で終わりにしてとか、数シーズンで全部登るんだから、そうすると「制覇した」と登山ぽっきり辞めとか、そういう登山観もあるわけで。皆蚊トンボ体型で早いよねえ。今年から青春始めたとか。
でようやくチンタラ下りで、下山5時過ぎで合計14時間。最終到着。しかしこんな山で数年前に11人が死ぬ場合もあってさ、真夏の冷たい雨と強風とは怖いよなあ。
トムラウシは過去に会った百名山親爺が日本一といって、お花畑とか、相当期待はしたが、さにあらず。北海道百名9山の中で、まあ大雪旭から黒岳辺りがNO1として、ここはNO2からNO4辺りかな、やはり2千メートルあるから、知床、阿寒その他よりはいいとする人が多いけれどね。ところで大雪から十勝への最低コルからのオプタテシケとかは、高度差600mで起立して、仮に3倍高ければ、これはマッターホルンかと本気で思ったけれどね。こちらから見た角度によれば、まったく下界並みの低さの稜線から(1400m)いきなり2000mが切り立つと、独立峰のように見えるよね。風化が激しいと低くなり、耐えられるとそそり立った山が残るという理屈かな。トムラウシは前は弔牛って書いたけど、家畜の牛が死んじゃったことで、山に例えたとかそういうことかなあ。
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