矢岳(長沢背稜を越え東日原を目指すも、時間が足りず断念)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,308m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:05
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:秩父鉄道・武州中川駅 |
写真
感想
前から上ってみたいと思っていた矢岳に行くことにした。できれば、矢岳から坊主山を越えて東日原まで行きたいとルートを検討したが、結構時間がかかりそうなので、矢岳に11時頃到着できたら先に進むことにした。
武州中川駅に8:01着の電車で到着。下車したのは私一人だった。
身支度・ストレッチとトイレを済ませ、8:10に出発する。
踏切を渡り道なりに進み、集落の外れの「不動窯」の薪小屋の横からハイキング道に入る。
そのまま進んで行くと、民家の庭先に出てしまうが、庭を突っ切ると道路に出る。その道路を道なりに進み、「フクジュソウ」の案内板がある所から再び山道に入る。
入った直ぐのところの立ち木に「山は自己責任」の札が掛けられている。その下には、厳しい文言の警告が書かれているが、内容はもっともなことばかり。この山域では道迷いが多発していると聞いているので、これを心配しての警告だろう。
しばらく進むと、鹿除けの柵のゲート(網)があり、紐を解きゲートを開けて中に入る。(中に入ったら必ずゲートを閉め紐を結ぶこと。)
さらに進むと、左折方向に「フクジュソウ」の案内板があり、一方右方向は70号鉄塔を示している。大反山を経由して行くの70号鉄塔は通らないはずと簡単に考えて左方向に進む。これが間違いのもととなった。
そのまま道なりに進み「憩の広場」を過ぎさらに登ると、若御子峠に着いてしまった。そこの右手の尾根には「若みこ山」方面をしめす案内板が見える。当初若御子山は迂回する予定だったが、ここまでくれば若御子山に登らざるを得ない。尾根を登って神社の廃墟や祠を過ぎてさらに登ると、大きな岩が立ちはだかる。その右側の踏み跡を追い岩を迂回すると、足場の悪いがけ道になってくる。苦労して若御子山に登り上げ、そこから尾根を追って登って行くと、大反山の頂上につく。ここで最初の休憩をする。
ここからやや急な尾根を下りクタシノクビレと呼ばれるコルに下りると、そこには東電の鉄塔巡視道の道標が横になっていて、進行方向が69号鉄塔、右方向が70号鉄塔と示している。
そこから69号鉄塔に向かい、鉄塔の下をくぐりやや右に方向を変え登る。ここからは踏み跡が薄いところも多くなってくるので、地図と地形を見比べながら慎重に進む。
しばらく進み伐採地跡に出る。ここからはダム湖や反対側の尾根などが一望できるはずであるが、今日は一面霧に閉ざされ何も見えない。
伐採地中央のピークには、篠戸山の山名坂が立ち木にかけられているが、まだ新しい。ここで2回目の休憩をしおにぎりでエネルギー補給をする。
伐採地を後に、再び植林の中をくだりやや広くなったコルにでるが、ここがテンゴー平といわれるところのようだ。
テンゴー平からは、結構な急坂が多くなりいくつかのピークを経てようやく12時過ぎに矢岳の頂上に到着した。時間的にもスタミナ的にもこれ以上前に進むのは無理と思い、ここから引き返すことにした。
引き返すとなると時間的に余裕があるので、ゆっくりと昼食休憩をすることにした。今日は誰にも会っていなくて、また登って来る人もいなさそうなので、シートを拡げ昼寝をする。頂上の山名坂の横に温度計があり19.5℃を示している。昼寝には丁度良い気温だった。
休憩後、来た道を引き返す。引き換えし始めた頃には霧も薄れ時々日が差すようになり、伐採地跡に出ると下界のダム湖が見渡せ反対の尾根もうっすらと望めるようになっていた。
その後もどんどん霧が薄れ、篠戸山のピークを過ぎ伐採地の端まで来ると、反対の尾根の武甲山や子持山・大持山もはっきり見えるようになった。
伐採地を過ぎて、フナイド尾根の分岐で左折するはずのところを直進してしまった。かなり下ったところで東電の巡視道の道標に出会い、間違いに気づいた。道標に従い69号鉄塔に向かいなんなく元の道に戻れたが、記憶だけに頼り、地図と地形の照合をさぼったことであわや遭難の可能性もあったと反省。
69号鉄塔からクタシノクビレに下ったが、ここの立ち木に小さな手製の道標があり、武州中川方面をさしている方向が70号鉄塔方向と同じだったので、帰りは鉄塔巡視道で70号鉄塔を経由して帰ることにした。
70号鉄塔への道は、最初杉林の中の明瞭な道であったが、直ぐに伐採地跡に出てからは不明瞭になってきた。しかし、70号鉄塔がはっきり望めるので、伐採地跡の斜面を鉄塔方向トラバースして進み、70号鉄塔の立つ枝尾根を乗り越し進むと明瞭な道に戻れた。そこからは、鉄塔巡視道を下り、人里近くで朝別れた分岐を過ぎ登山口に戻った。
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