称名滝〜大日岳〜奥大日岳〜剣岳 縦走


- GPS
- 56:00
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 3,563m
- 下り
- 3,548m
コースタイム
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 8:13
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:29
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:29
天候 | 3日間とも晴天。最高でしたね。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大日岳登山口〜大日平までは標高差が大きい為か、急なのぼりが多くしんどいです。場所によってロープや鎖場があります。 大日平は平坦な道で歩道も木板で整備されていて歩きやすいです。 大日平〜大日岳〜奥大日岳と登っていきますが、前半の登りよりは楽だと思います。 ただ、ここまで結構距離があります。途中に大日小屋があるので、ここで泊まるのもありだと思います。 更に進んで行くと、剣沢小屋方面と雷鳥沢方面の分岐があります。 剣沢小屋方面はひたすらのぼっていきます。急ではないですが、ひたすら登りなのでしんどいと思います。 そしていよいよ剣岳へ向かいます。剣山荘方面経由で行く方とクロユリのコル経由で行く方とあります。前者の方はひたすら急な登りを登っていきますが、距離的にはこっちのほうが短いと思います。後者の方は少し迂回するような形になるので距離があるのと、草木をかきわけながら進まないといけない所が多々あり、足元に注意しながら行かないと滑落する恐れありです。自分は後者で行きましたが、前者で行く事をオススメします。 剣岳までは一服剣・前剣・剣岳となっています。急な登りが多いので前剣に行くまでも結構しんどいです。そして前剣〜剣岳は更にしんどいです。足場が悪い為、肉体的+精神的にもしんどいです。やはりカニのタテバイが一番きついと思います。まるでロッククライミングをしているみたいです。命綱ないのでここは本当に注意です。 ここを乗り切ればあとは大丈夫だと思います(相変わらず登りは急なのでしんどいですけど)。ここはドラクエで例えるなら、前剣がムドーで、剣岳が真ムドーって感じですかね。 頂上に着いても油断は出来ません。下りがまたしんどいです。今度の難所はカニのヨコバイです。とにかく足場が悪いので、慎重に。また、滑りやすい箇所が多いので油断するとズルッと滑ってしまいます。 そして次は剣沢小屋まで戻り、雷鳥沢まで目指しましたが、この区間は特にこれといった所はないと思います。 雷鳥沢〜大日岳はなだらかな登りなので、景色を楽しみながら歩いていけると思います。 |
その他周辺情報 | 大日平山荘…自販機ありました。 大日小屋…テント泊は出来ません。トイレはぼっとん。湧水ありますが煮沸必要。 飲食物販売しており、上の方の小屋より全体的に200円程安かったかな? 剣御前小舎…通過した為、情報なし。 剣沢小屋…飲食物販売してましたが、菓子パン・おにぎりはなかった。トイレは200円で利用出来ます(小屋に泊まる方は無料だと思います)。普通の水洗トイレ(洋式)で綺麗でした。テント泊出来ますが、キャンプ場は10分程離れています。キャンプ場はごつごつしてる所もあるので、早めに場所押さえした方がよいと思います。トイレは2か所ありますが、1か所は水の流れが悪いそうです。流し場は水の節約という事で1か所のみだったので、時間帯によって混雑してました。ちなみに売店はないので、剣沢小屋まで行かないとだめです。 剣山荘…テント泊は出来ません。剣岳に一番近い小屋です。 雷鳥沢…キャンプ場は平な場所が多く良いです。流しも複数あり、便利ですね。売店はなく小屋までいく必要がありますが、5〜10分で着き、道も整備されていて歩きやすく不便はないです。また、ここは温泉があります。テント泊の人も入れます(入浴料600円)。ただめちゃくちゃ混みます。コインロッカーないので貴重品は気を付けて下さい。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ 2 アンダーシャツ
Tシャツ 2 速乾性と普通の
ソフトシェル
タイツ
ズボン 3 ジャージ×2、スウェット×1
靴下 6セット
グローブ
防寒着 1 ダウン(上着)
雨具 1 レインコート上下
ゲイター
日よけ帽子
着替え 6 パンツ
靴 1 ランニングシューズ
予備靴ひも
サンダル
ザック 1 25L
ザックカバー 1 ザックに常備してるもの
サブザック
昼ご飯
行動食 2 ピーナッツ(1袋50g)
非常食
調理用食材
調味料
飲料 2 500ml
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ 1 正確には懐中電灯
予備電池 4 単3
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証 1
携帯 2 スマホとガラケー
時計
サングラス
タオル 3
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ 1
ポール
テント 1 1〜2人用
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | テントの床マットないと底冷えでしんどいです。 |
感想
全体を通して天気に恵まれて良かったです。
(1日目)
大日岳登山口〜大日平までは急なのぼりが多く、本当にしんどかったです。大日平は平坦な道だったのでハイキング気分で景色を楽しみながら歩く事が出来ました。ただ、日差しを遮るものがなく、暑かったですね。ここから大日岳まではまたのぼりが続きましたが、景色が良く楽しく登れたと思います。予定通り15時までにはキャンプ場にも着けて良かったと思います。テント場では前回の反省を活かし、防寒着を持って対策しましたが、底冷えの寒さには勝てず、またしても凍えながら夜を過ごしました。やはり床マット必要なんですね。。そういえば夜は星が綺麗で流れ星も見る事が出来ましたね。
(2日目)
いよいよ剣岳目指しましたが、予想以上にしんどい山でした。まず一服剣があり、その先に前剣があり(ここまででもなかなかしんどいです)、そしてやっと剣岳という道のりで、特に最後のカニのタテバイはかなり神経使いました。頂上に着いてぐったり状態でした。下りもカニのヨコバイを始め滑りやすい箇所も多々あり気が抜けませんでした。年配の方も結構おられて、すごいなと思いました。
剣沢小屋までなんとか下りてきて、雷鳥沢を目指しました。かなり疲れていて、顔は死んでいたと思います。雷鳥沢キャンプ場では近くの小屋でお風呂に入れるということでかなりリフレッシュ出来た気がします。夜の寒さ対策として持ってる服等を全て使い床マットがわりにしました。するとびっくりそれだけでだいぶ変わり、おかげで寝る事が出来ました。ただ、寒かったのは寒かったです。。
(3日目)
最終日、称名滝まで17時までに帰ればよいという事でかなり余裕があったので、精神的にすごく楽に歩けたと思います。時間に追われなくてよいというのはいいですね。ただ、2日間の疲れのせいか、疲れたのは疲れましたね。。
3日間とも天気がよく本当に良い景色を見ながら登山出来たのはすごく良かったです。
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