須磨寺・須磨アルプス・高取神社[高取山] 新春祈願と銘水をたずねて
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 439m
- 下り
- 401m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 昭文社「六甲・摩耶」 ※ビジター参加可 |
写真
感想
定刻に全員が揃ってスタート、須磨観光ガイドマップが配られる。新年で綱敷天満宮のお参りを済ませ須磨寺へ。昨日の風は収まったが寒い。11時10分、須磨離宮公園を回りこんで高尾台への道を外し、ここで衣服調整。栂尾山に向かい10分もすると馬の背方面へと分岐するが、進路を左にとると透き通った天皇の池に着く、回り込んでこの名水の取得口を見る。これが森の名水。このダム上部が陽だまりになっており、時刻は丁度11時27分。粉雪が舞うが陽だまりで暖かく、ここで昼食、生姜湯やかたくり湯の歓待を受け皆ほっこり。
日影になったここを12時15分に出発。10分もすると縦走路の尾根筋と合流、暫くそのままで行くが須磨アルプスの尾根筋を少し回り込むようにメインを外す。やがて馬の背に出たが空っ風で乾燥一番。12時55分東山(253m)に到着、立ち休憩、また縦走路を外れて禅昌寺に着く。トイレ休憩の後、萩の寺を回るコースと岩登りのコースに分かれ、思い思いに楽しんで高取山(328.8m)に15分程度のズレで合流。解散は予定通り15時ぴったり。ヒヤリハットなし。空気が乾燥し大阪湾見通し良。(MA)
「須磨寺」にしても、「高取神社」にしても、歴史ある名所旧跡・・近くに十数年もすんでいて、ちゃんと行ったことはありませんでした。
おりしも、来年の大河ドラマは、この辺が舞台の物語のようで、また、人気スポットとなるのでしょう・・
今日のコースは、変化に飛んでいて、名所旧跡あり、急勾配の岩場あり大変に楽しめたコースでした。
天気もよくて、高取神社からは、大阪湾が一望できました。
東山からは、高取山、そのむこうに菊水山がきれいに見えました。「六甲山縦走」
は、それらを、上ったり下ったりするのです・・(ホンマにいけるんかいな・・)
例会あとの「新年会」も美味しいお酒と、料理をふんだんに食し、楽しく一日を過ごしました。
確か、40年程前の梅雨明けの頃、僕はこの道を将来の妻と一緒に歩いていた。
離宮公園の噴水が鮮やかだった様にも、熱気がむんむんしていた様にも、その時がどうだったか定かには想い出せない。
その日の彼女は相変わらず綺麗だった。
僕は、この美人を嫁にするのかと思うと武者震いが止まらなかった。
嘘ではない、彼女は会社では一番の美人だった。
おそらく日本でも五本の指には入るのではないかと当時は思っていた。
公園の噴水が七色の水飛沫を勢いよく噴出している。
そっと、彼女の手に触れ、引き寄せる。
「○○と○○○○○○○」
惚れたら「○○も笑窪とは良く言ったものだ」
それから40年「プロポーズ、あの日に戻って断りたい。」
女房は「綾小路きみまろ」を聞いて笑っている。
傍に噴水の勢いを全く無くしてしまった僕が居る。
もう少し詳しく話すと僕は高取山麓、昔三中と云っていた名門長田高校の近くで生まれた。
高取山は僕の遊び場だったのだ。
勿論、彼女と高取山でデートもした。
そしてプロポーズしたのが須磨のある場所。
結婚式も青い海原が素晴らしかった須磨だった。
今日歩む道はセピアカラーを辿る道でもあった。
偶然とは言え、Sリーダーには、このコースを企画して頂き、ご一家総出でお世話して頂いた事にお礼申し上げます。
そして新年会会場を提供して頂いた山の会メンバーのYさん、お店の近辺が私の本籍地なのです。
共に言い尽くせぬ程お世話頂いたSリーダーご家族とYエイトオーナーに厚く謝意を申し上げます。
そして、神が巡りあわせるご縁を有り難く思った一日でした。
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