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Yamareco

記録ID: 944204
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

【北海道遠征ニ座目】ペテガリ岳

2016年08月12日(金) ~ 2016年08月13日(土)
 - 拍手
GPS
26:45
距離
31.5km
登り
2,434m
下り
2,440m

コースタイム

1日目
山行
2:35
休憩
0:00
合計
2:35
10:51
68
林道駐車スペース
11:59
11:59
29
12:28
12:28
58
林道出合
2日目
山行
8:40
休憩
0:35
合計
9:15
4:21
209
7:50
8:08
162
10:50
11:07
87
12:34
12:34
62
13:36
林道駐車スペース

日帰りの方もいます。頑張れば十分可能ですが、山荘一泊も捨てがたい魅力があります。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス 神威山荘手前の分岐付近の路肩に駐車場。施設は何もなし。
コース状況/
危険箇所等
1日目 駐車スペース〜峠〜ペテカリ山荘

始めはニシュオマナイ川支流の沢歩きになります。今回水量は平均的だったと思いますが、全て登山靴による飛び石等で通過可能でした。ルート全体にテープが豊富で迷う箇所はなかったです。終盤の沢の分岐で、テープのない方に明瞭な道が付いていましたがそちらにいく必要はないです。沢全体は荒れ気味でワイルドです。
沢道はとにかく鬱陶しい虫が悩ましかったです。手で追い払っても肌にしがみつく羽虫です。さらに、細かいトゲのある植物が繁茂してました。安易に手で払い退けると刺さります。林道はアップダウンは少なくとても歩きやすいよい道です。

2日目 山荘〜ペテガリ岳〜山荘〜峠〜駐車スペース

道は終始明瞭です。前半は笹です。アップダウンで知られますが、実際には大したことなく気持ちのいいダケカンバ林です。
最後の登りもはじめから覚悟しておけば精神的には楽です。後半樹木の抵抗があります。水は最低2リットルはあった方がいいかも。
延々と未舗装林道を行くと神威山荘の手前数百メートルのところに分岐があり、少し進むと駐車スペースがあります。路駐を含めて10数台停められそう。
2016年08月12日 10:51撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
8/12 10:51
延々と未舗装林道を行くと神威山荘の手前数百メートルのところに分岐があり、少し進むと駐車スペースがあります。路駐を含めて10数台停められそう。
林道を下っていくとすぐにニシュオマナイ川に出ます。ここを含め全て飛び石で渡ることができました。
2016年08月12日 10:54撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 10:54
林道を下っていくとすぐにニシュオマナイ川に出ます。ここを含め全て飛び石で渡ることができました。
この先ずっと印に導かれるままに行けば間違いありません。
2016年08月12日 10:59撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 10:59
この先ずっと印に導かれるままに行けば間違いありません。
序盤は開けた沢沿いに歩きます。
2016年08月12日 11:03撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 11:03
序盤は開けた沢沿いに歩きます。
徐々に沢らしくなります。序盤はとにかく無数の小さな羽虫に悩まされました。手で払っても肌にしがみついてなかなか離れなれません。しかも這い回ります。始めは汗が流れているのかと勘違いしていました。
2016年08月12日 11:12撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 11:12
徐々に沢らしくなります。序盤はとにかく無数の小さな羽虫に悩まされました。手で払っても肌にしがみついてなかなか離れなれません。しかも這い回ります。始めは汗が流れているのかと勘違いしていました。
ヤマレコでもよく出てくる滝に出くわしました。左手から巻きますが、足元脆く慎重に通過。
2016年08月12日 11:29撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 11:29
ヤマレコでもよく出てくる滝に出くわしました。左手から巻きますが、足元脆く慎重に通過。
2016年08月12日 11:50撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 11:50
水量が減りそろそろ峠がという雰囲気に。
2016年08月12日 11:54撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 11:54
水量が減りそろそろ峠がという雰囲気に。
峠手前のぬかるみロープ。
2016年08月12日 11:56撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 11:56
峠手前のぬかるみロープ。
峠スペース。
2016年08月12日 11:59撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 11:59
峠スペース。
再び急斜面を下ります。こちらの方がキツイかも。
2016年08月12日 12:03撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 12:03
再び急斜面を下ります。こちらの方がキツイかも。
途中、三つの沢が合流する箇所で振り返ってみてみると、全てに印があるような。帰りは一番左手を進むと記憶しておく。
2016年08月12日 12:12撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 12:12
途中、三つの沢が合流する箇所で振り返ってみてみると、全てに印があるような。帰りは一番左手を進むと記憶しておく。
下りの方が爽やかな印象。
2016年08月12日 12:14撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 12:14
下りの方が爽やかな印象。
笹薮を抜けると、
2016年08月12日 12:17撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 12:17
笹薮を抜けると、
開けた植栽地にでます。ここからも踏み跡や目印があり迷うことはないです。
2016年08月12日 12:18撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 12:18
開けた植栽地にでます。ここからも踏み跡や目印があり迷うことはないです。
2016年08月12日 12:20撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 12:20
看板発見。
2016年08月12日 12:22撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
8/12 12:22
看板発見。
沢を渡渉して、
2016年08月12日 12:27撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 12:27
沢を渡渉して、
林道に出ます。1時間歩くと、
2016年08月12日 12:29撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 12:29
林道に出ます。1時間歩くと、
ペテカリ山荘着です。まだ無人でした。この後、ソロ、2人組、日帰り失敗の方がこられました。
2016年08月12日 13:26撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
8/12 13:26
ペテカリ山荘着です。まだ無人でした。この後、ソロ、2人組、日帰り失敗の方がこられました。
噂通りとても清潔感があり設備も充実しています。二階も広いです。水は流しに豊富に引かれています。
2016年08月12日 13:30撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
8/12 13:30
噂通りとても清潔感があり設備も充実しています。二階も広いです。水は流しに豊富に引かれています。
山荘前の広場。
2016年08月12日 14:12撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/12 14:12
山荘前の広場。
入林届。
2016年08月12日 16:19撮影 by  iPhone 6, Apple
1
8/12 16:19
入林届。
同宿の方々は先発。さあ今日も頑張ろう!
2016年08月13日 04:21撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 4:21
同宿の方々は先発。さあ今日も頑張ろう!
折れながら笹の斜面を登ります。今日は下山後も林道歩きに峠越えと帰りも長いのでペースを抑えつついきます。
2016年08月13日 04:37撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 4:37
折れながら笹の斜面を登ります。今日は下山後も林道歩きに峠越えと帰りも長いのでペースを抑えつついきます。
一旦平坦になる。
2016年08月13日 05:08撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 5:08
一旦平坦になる。
たぶん1050。
2016年08月13日 05:24撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 5:24
たぶん1050。
清々しい朝です。風が吹くと心地よいです。
2016年08月13日 06:06撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 6:06
清々しい朝です。風が吹くと心地よいです。
隣には明日登る神威岳の稜線が。
2016年08月13日 06:06撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 6:06
隣には明日登る神威岳の稜線が。
1839峰、ヤオロマップ方面。素晴らしい天気です。
2016年08月13日 06:42撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
8/13 6:42
1839峰、ヤオロマップ方面。素晴らしい天気です。
1301からのペテガリ岳山頂。
2016年08月13日 06:49撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
3
8/13 6:49
1301からのペテガリ岳山頂。
鞍部。ここが本当のペテガリ岳登山口。500up。
2016年08月13日 07:03撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 7:03
鞍部。ここが本当のペテガリ岳登山口。500up。
始めは笹が深い。
2016年08月13日 07:12撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 7:12
始めは笹が深い。
早くもハイマツ登場。
2016年08月13日 07:19撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 7:19
早くもハイマツ登場。
そしてダケカンバ林。植生逆転?
2016年08月13日 07:27撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 7:27
そしてダケカンバ林。植生逆転?
開けた場所に出て、偽ピーク?確認。
2016年08月13日 07:32撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
2
8/13 7:32
開けた場所に出て、偽ピーク?確認。
振り返れば往路を一望。
2016年08月13日 07:32撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 7:32
振り返れば往路を一望。
上部はハイマツやミヤマハンノキの抵抗にあいます。
2016年08月13日 07:38撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 7:38
上部はハイマツやミヤマハンノキの抵抗にあいます。
いよいよですか。意外と早いです。
2016年08月13日 07:42撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
2
8/13 7:42
いよいよですか。意外と早いです。
新しい看板立つペテカリ岳に登頂!ちょうどスタートから3時間半。素晴らしい展望です。電波が入りました。
2016年08月13日 07:50撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
7
8/13 7:50
新しい看板立つペテカリ岳に登頂!ちょうどスタートから3時間半。素晴らしい展望です。電波が入りました。
テンバ?かなり狭いです。
2016年08月13日 07:53撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 7:53
テンバ?かなり狭いです。
神威岳への秀麗な稜線。日高の山々が丸見えでしたが、山座同定はほとんどできず。
2016年08月13日 08:08撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
2
8/13 8:08
神威岳への秀麗な稜線。日高の山々が丸見えでしたが、山座同定はほとんどできず。
さあ帰りましょう。登り返しがありますが、気持ちのいいダケカンバ林で登頂の達成感を余韻にひたりました。
2016年08月13日 08:20撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 8:20
さあ帰りましょう。登り返しがありますが、気持ちのいいダケカンバ林で登頂の達成感を余韻にひたりました。
さらば遥かなる山ペテガリ岳。この山にまた来る時があるのだろうか?
2016年08月13日 08:53撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
8/13 8:53
さらば遥かなる山ペテガリ岳。この山にまた来る時があるのだろうか?
2016年08月13日 09:00撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 9:00
いやー、北海道の夏山は爽やかです。無風の登りではさすがに暑いですが、日陰や風が吹くと涼しいです。
2016年08月13日 09:49撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 9:49
いやー、北海道の夏山は爽やかです。無風の登りではさすがに暑いですが、日陰や風が吹くと涼しいです。
2016年08月13日 09:59撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 9:59
あれが最後の登り返しか。
2016年08月13日 10:00撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 10:00
あれが最後の登り返しか。
2016年08月13日 10:26撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 10:26
2016年08月13日 10:30撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 10:30
往復六時間半。予定より大幅に早かったです。
2016年08月13日 10:50撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 10:50
往復六時間半。予定より大幅に早かったです。
さあ林道歩いて峠超えて車まで帰りますよ。
2016年08月13日 11:07撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 11:07
さあ林道歩いて峠超えて車まで帰りますよ。
2016年08月13日 12:28撮影 by  iPhone 6, Apple
8/13 12:28
立派なキノコ。
2016年08月13日 12:30撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 12:30
立派なキノコ。
例の鬱陶しい虫のアップ。大量に舞い上がってタオルや肌にしがみつきます。刺し噛んだりはしないようでしたが。何という虫でしょう?
2016年08月13日 12:52撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 12:52
例の鬱陶しい虫のアップ。大量に舞い上がってタオルや肌にしがみつきます。刺し噛んだりはしないようでしたが。何という虫でしょう?
トゲのある植物。よく見ると茎に細かいトゲがあります。指や脚に刺さるといつまでも痛みがあります。そこら中に繁茂。
2016年08月13日 13:00撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
8/13 13:00
トゲのある植物。よく見ると茎に細かいトゲがあります。指や脚に刺さるといつまでも痛みがあります。そこら中に繁茂。
最後の渡渉。
2016年08月13日 13:32撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
8/13 13:32
最後の渡渉。
お疲れ様でした。車がふえていました。釣りの方が多いようです。
2016年08月13日 13:36撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
8/13 13:36
お疲れ様でした。車がふえていました。釣りの方が多いようです。
撮影機器:

感想

幌尻岳に続きペテガリ岳も好天で幸せでした。真夏の2000m以下の山にもかかわらず、日陰でそよ風にあたるとヒンヤリする北海道の夏山を満喫できました。ペテカリ山荘は本当に立派でしっかりした造りです。トイレに照明もありました。山荘までの沢歩きと峠越えについては虫やトゲ植物が悩ましかったですが、小さいながらもこの様な沢から沢へとつないでいく歩きというのは貴重な経験だったと思います。

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無雪期ピークハント/縦走 日高山脈 [3日]
ペテガリ岳・神威岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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