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Yamareco

記録ID: 94551
全員に公開
雪山ハイキング
札幌近郊

三角山・奥三角山・小別沢

2011年01月10日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:01
距離
8.1km
登り
652m
下り
645m

コースタイム

11:15緑花会前登山口‐11:45三角山山頂‐12:10大倉山‐12:35小別沢トンネル上‐(直登)‐12:55奥三角山山頂‐(尾根道)‐13:25ばんけい・小別沢連絡路出合‐13:30小別沢‐14:10奥三角山直登口‐14:30大倉山‐15:00緑花会前登山口。
天候 雪のち晴れ。
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
緑花会前登山口の駐車スペースは元来狭いが、積雪で一層狭くなっているので駐車スペース確保に苦労することもある。
コース状況/
危険箇所等
前日から当日朝までの札幌の積雪量は50cmほどあったが、三角山は大勢の踏み跡で歩き易い。

三角山から大倉山へは踏み跡がやや狭くなるが、歩行に問題ない。

大倉山から奥三角山はさらに踏み跡が細くなるがここも問題ない。
ただ奥三角山山頂への直登ルートは短いが傾斜がきつく、簡易アイゼンがなければスリップして登りにくい。

小別沢への作業道ルートは、基本的にほとんど踏み跡のない深雪。
全体として特に危険な場所等はない。
ゴム長でスタート、途中で簡易アイゼンを付けたがすぐに外れてしまい、使い物にならなかった。ただ一部の場所以外は歩行には支障はなかった。
ゴム長でスタート、途中で簡易アイゼンを付けたがすぐに外れてしまい、使い物にならなかった。ただ一部の場所以外は歩行には支障はなかった。
三角山への登り。汗をかかないようにスピードを調整しながら登った。
三角山への登り。汗をかかないようにスピードを調整しながら登った。
三角山山頂。昨日からたくさん雪が降ったが、踏み跡がしっかりついている。
三角山山頂。昨日からたくさん雪が降ったが、踏み跡がしっかりついている。
三角山山頂下の東屋。大倉山への分岐口でもある。
三角山山頂下の東屋。大倉山への分岐口でもある。
大倉山への下り。踏み跡は少し狭くなるが問題なし。
大倉山への下り。踏み跡は少し狭くなるが問題なし。
大倉山への途中、三角山を振り返る。尾根筋に出ると冷たい風があって、顔も手も痺れそう。
大倉山への途中、三角山を振り返る。尾根筋に出ると冷たい風があって、顔も手も痺れそう。
大倉山シャンツエではジャンプ大会が開催されており、TV中継のアンテナが設置されていた。
大倉山シャンツエではジャンプ大会が開催されており、TV中継のアンテナが設置されていた。
ジャンプ台を覗き込む。写真ではその様子が判らないが、こんなところからよく飛び出せるものだと感心するほどの急傾斜だ。
ジャンプ台を覗き込む。写真ではその様子が判らないが、こんなところからよく飛び出せるものだと感心するほどの急傾斜だ。
大倉山から奥三角山を眺める。いったん下って登り返すことになる。
大倉山から奥三角山を眺める。いったん下って登り返すことになる。
奥三角山への下り。踏み跡が狭くなり、雪が深くなるが支障はない。
奥三角山への下り。踏み跡が狭くなり、雪が深くなるが支障はない。
奥三角山山頂。ここへの直登ルートは短いが傾斜がきつく、アイゼンなしのためずるずる滑り落ちるので木の枝につかまりながら登って、結構大変だった。
奥三角山山頂。ここへの直登ルートは短いが傾斜がきつく、アイゼンなしのためずるずる滑り落ちるので木の枝につかまりながら登って、結構大変だった。
奥三角山山頂から眺めた札幌市街の雪景色は、なかなか綺麗な眺めだった。
奥三角山山頂から眺めた札幌市街の雪景色は、なかなか綺麗な眺めだった。
奥三角山からの下りは作業道を辿った。犬連れの男性がラッセルした後を下ったので助かったが、ゴム長の中に雪が入ってしまった。
奥三角山からの下りは作業道を辿った。犬連れの男性がラッセルした後を下ったので助かったが、ゴム長の中に雪が入ってしまった。
小別沢へ。青空と雪景色が綺麗だ。
小別沢へ。青空と雪景色が綺麗だ。
小別沢出合のルート案内看板。ここから右方向へ奥三角山の裾を抜けるコースに向かう。
小別沢出合のルート案内看板。ここから右方向へ奥三角山の裾を抜けるコースに向かう。
スノウシューのトレースがあったのでその上を歩いたが、度々深雪にはまり込むので歩きにくく疲れるうえ、ゴム長の中に入る雪の量が増えて靴下が完全に濡れてしまった。
スノウシューのトレースがあったのでその上を歩いたが、度々深雪にはまり込むので歩きにくく疲れるうえ、ゴム長の中に入る雪の量が増えて靴下が完全に濡れてしまった。
深雪に難儀しながらやっと奥三角山の尾根筋ルート取り付き着。ここまでくればあとは割としっかりした踏み跡があって歩き易くなり、ほっとする。
深雪に難儀しながらやっと奥三角山の尾根筋ルート取り付き着。ここまでくればあとは割としっかりした踏み跡があって歩き易くなり、ほっとする。
まだ15時前だが、冬の陽は早くも傾いて自分の影が長くなってきた。
まだ15時前だが、冬の陽は早くも傾いて自分の影が長くなってきた。
大倉山を過ぎて、三角山登山口へ下る。途中、中年の男性が踏み跡を広げていた。この山も地域の人たちに大切にされている。
大倉山を過ぎて、三角山登山口へ下る。途中、中年の男性が踏み跡を広げていた。この山も地域の人たちに大切にされている。
登山口帰着。登るときは駐車スペースが狭くて難儀したが、この時間になると車もまばらになっていた。
何時もは帰りの車の中で寒い思いをするが、今回は足は濡れたが汗はかかずに済んだので、さほどのことはなかった。
今後、標高差の大きい歩きでも汗をかかずに歩くことを試したい。
登山口帰着。登るときは駐車スペースが狭くて難儀したが、この時間になると車もまばらになっていた。
何時もは帰りの車の中で寒い思いをするが、今回は足は濡れたが汗はかかずに済んだので、さほどのことはなかった。
今後、標高差の大きい歩きでも汗をかかずに歩くことを試したい。

感想

朝の雪降りで出発を躊躇したが、晴れてきたので出かけた。気温マイナス5℃程度。

今回は、できるだけ汗をかかないよう歩き方に注意をした結果、最後まで汗をかくことなく、動きを止めた時に体が冷えることはなかった。特に体が慣れるまでの歩き始めに汗をかきやすいので、スタート間もない頃のスピード調整が大切のように感じた。

また今回はゴム長と6本爪アイゼンの組み合わせを試すのも目的だったが、結果は、装着後すぐに外れてしまい、柔らかいゴム長ではアイゼンのバンドが固定できないことが判ったので、固い材質のゴム長を調達するか、ベルトの固定方法が違うもっと簡易な4本爪のアイゼンが良さそうに思った。

ゴム長の締め紐が歩いているうちに緩くなって中に雪が入り込み、靴下が濡れてかなり冷たい思いをしたので、何らかの対策が必要と思った。

大倉山シャンツエの展望休憩所は、ジャンプ大会で閉鎖されていたので、休憩やトイレが使えず、大会開催時は注意を要する。

予報よりも天気が良くなって、気持ち良く雪山ハイキングを楽しめた。

歩行約4時間、GPS:歩行距離8辧α躱緇採815m・下降量866m・最高高度371m・最低高度72m。歩数計:19,000歩。



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コメント

umetomosanさん、こんにちは。
ゴム長にベルトで締め付けるタイプのアイゼンは相性が悪そうですね。
私は以前ガッチリとした普通の登山靴にゴムを伸ばして引っかけるタイプのスパイクを着けたことがありますが、こちらの組み合わせも相性が悪く、ゴムが伸びですぐに外れてしまいました。
もしかしたら、ゴム長にはゴムベルトのアイゼンか、チェーンタイプの滑り止めが相性が良いのかなと私もちょっと思いました。

相性は使ってみなければ判りませんね。
2011/1/11 13:15
MATSUさん、こんばんは。
そうですね、いままで道具類にはかなり無頓着でしたが、こんなことでもいろいろ試すのも、面白いなと思いました。

しっかり歩くには登山靴が最適ですが、ゴム長の気楽さも捨てがたく、また今のゴム長はまだ十分使えるので、何とか相性の良い簡易アイゼンを探そうと思っています。

今シーズンの雪山ハイキングを始めて、以前MATSUさんが紹介していたユニクロのダウンの良さを確認しました。

今後もMATSUさんのレポートを期待しています。
2011/1/11 19:13
冬山の汗は厳禁ですね^^
こちらも10日に比良山系に行ってきました。
が、連休だから人も多いだろうと高をくくってわかんを持って行かなかたんです
が前日からの大雪で途中でスノーシューの人が登り切れず引き返した様でラッセルになってしまいました。
ラッセルの前にセーターを脱いだのですが、胸までのラッセルには汗をかいてしまいました。
お昼の昼食時には寒い事!寒い事!
寒い時のお昼はすき焼きうどんよりカレーうどんにすべきと言う事と、ラッセルの時はもう1枚脱いで下着とアウターだけで登った方が…と反省しきりです
2011/1/11 14:18
jijiさん、こんばんは。
jijiさんにしてそうでしたか
胸までのラッセルはきついですね。

私は今まで冬のハイキングでも汗をたっぷりかいてすっきりするのが当たり前、と思っていたのですが、だんだん歳とともに体の冷えが気になるようになってきたので、今になってようやく汗対策を考えるようになりました。

今のところ汗ばんで来たら重ね着を脱ぐことと、歩くペースを落とすことしか思い浮かびませんが、jijiさんは他に何かやっていることなどありますか?
2011/1/11 19:21
umetomosanさん、こんばんは。
登山靴やゴム長とアイゼンの相性は、試してみなければ分かりませんよね。
幸い私の場合、雪の「六甲山」でも登山靴に四本爪の簡易アイゼンで今まで問題なくきております。

「大倉山ジャンプ台」、私も夏場にスタート地点に立ったことがありますが、同感です。

お正月用に取り寄せた「六花亭」のスイーツも残りは『マルセイ・バターサンド』『霜だたみ』1個ずつになってしまいました。 寂しい限りです。

では、又。
2011/1/11 20:41
silverstarさん、こんばんは。
今日、札幌医大病院へ毎年恒例の検査予約に行ったついでに、山用品店でゴム長に合いそうな軽アイゼンともう一種類・ゴムバンドにスパイクピンがついている滑り止めを買ってきました。

実際に山で試してみなければ使い物になるかどうか判りませんが、出来るだけ快適?に歩きたいので、いろいろ試してみたいと思っています。

大倉山ジャンプ台の傾斜の様子は、本当に素人には恐ろしい眺めですね。

六花亭スイーツ、今後ともどうぞご愛顧ください。
それも積もれば、苦境続きのわが北海道経済の救いになりますのでよろしくお願いします

コメントありがとうございました。
2011/1/12 17:11
umetomosanさん、こんにちは
10日はニアミスしてたようですね。
私がトンネル上の自然歩道に出たときにはumetomosanさんは小別沢〜奥三角山あたりにいて、
umetomosanさんが大倉山に来たときには、私は大倉山の西尾根にいたようです。西尾根から見えた、大倉山方向へ自然歩道を登っていく人の一人がumetomosanさんだったのかもしれません。GPSログを同時に動かしてみたりできると面白いかもしれません。

奥三角山の直登ルートは、夏でも木をつかまないと厳しいですね。昨春初めてスキーで登ってみましたが、スキーアイゼンが欲しいぐらいでした。
10日は天気が好く、最初は割と元気だったのですが、2時半過ぎたら北風が寒くて急に萎えました。まだ日も短く雪も落ち着いていないので、しばらくは辛抱ですね。
2011/1/12 10:40
kennさん、こんばんは。
kennさんの記録を拝見すると、10日は本当にニアミスでしたね。

また昨春、奥三角山の直登ルートをスキーで登られたというのは、びっくりです。よく登りましたね。

kennさんのプロフを拝見すると、冬はスキー、夏は沢とのことですが、私は残念ながらどちらもやらないので、その方面で出逢うことはなさそうですが、今時期の三角山周辺では、いつか出会う可能性がありそうですし、そういうこともまた楽しいでしょうね。

今後は帽子にでもヤマレコバッジを付けて行きますので、もし気付いたら声をかけていただければ嬉しいです。

コメントありがとうございました。
お気をつけてスキーをお楽しみください。
2011/1/12 17:27
はじめまして。
11月に初の雪三角山に挑戦しました。
普通の登山靴とポールでなんとかって感じでしたが、気持ち良かったです。
アイゼン買って登りたい気持ちが!
2017/12/8 23:25
Re: はじめまして。
chikako51さん、こんばんは。
6年前の記録にコメントをいただいて、ちょっとびっくりしました
でも、見ていただいてありがとうございます。
初の雪三角山挑戦、おめでとうございます
私の記録は、少しは役に立ちましたでしょうか。
これからも雪山を楽しまれるのでしたら、アイゼンは是非買われた方が良いと思います。
そして、少しずつ、行動範囲を広げていかれると、ますます楽しさ倍増請け合いです
頑張って、大いに楽しんでください
2017/12/9 17:25
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