燕岳・北燕岳 燕山荘泊 子連れ

2016年08月26日(金) ~ 2016年08月27日(土)

• GPS: 26:44
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,924m
• 下り: 1,943m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 2:22
• 合計: 7:37

距離 8.6km 登り 1,651m 下り 367m

8:05 スタート地点駐車場
8:22 中房温泉登山口
8:22 中房温泉
8:54 9:06 第１ベンチ
9:27 9:32 第２ベンチ
10:03 10:15 第３ベンチ
10:35 10:50 富士見ベンチ
11:23 12:05 合戦小屋
12:21 合戦山(合戦沢ノ頭)
13:08 13:53 燕山荘
14:02 いるか岩
14:23 めがね岩
14:29 14:33 燕岳
14:58 15:04 北燕岳
15:16 燕岳
15:24 15:25 めがね岩
15:34 いるか岩
15:42 燕山荘

2日目

• 山行: 3:02
• 休憩: 1:07
• 合計: 4:09

距離 5.5km 登り 284m 下り 1,495m

6:58 燕山荘
7:27 7:30 合戦山(合戦沢ノ頭)
7:42 7:58 合戦小屋
8:22 8:27 富士見ベンチ
8:49 8:58 第３ベンチ
9:21 9:23 第２ベンチ
9:46 9:53 第１ベンチ
10:29 10:54 中房温泉登山口
11:07 ゴール地点

9歳男子との子連れ登山
行きはゆっくり
帰りは特急。運動不足のお父さんの膝が破壊寸前でした

天候

26日曇り　27日雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

無料駐車場有
満車の場合は手前に止めて結構歩きます
金曜日の朝8：00でほぼ満車！
中房登山口目の前の駐車場は温泉利用者のみ駐車可能
(登山者が止めると罰金とのこと)

コース状況／危険箇所等

道迷いの危険性は見当たりません
花崗岩の登山道は歩きやすい印象でした

その他周辺情報

合戦小屋にてスイカあり
そのほか軽食あり(宿泊不可)

写真

中房温泉登山口
ここのロータリー周辺の駐車場は温泉利用者専用
少し手前にある無料駐車場は8：00で満車状態

歩きやすい

路面はしっかりしてます

快調

リサイクルショップで購入の登山靴
500円也
＾＾b

最初から結構な急登

燕山荘オーナー曰く、最近は使ってないとのことですが

第一ベンチ
隣の方の情報で約1kmおきに休憩スペースがあるらしい

荷揚げ用のリフト

ようやく第二ベンチ

ベンチはそれぞれ結構な広さ

トレッキングポールで階段の土に穴をあけちゃうことがあるんですよね
自分も経験あり、最近は使ってません

曇りですがこのままならいい展望に恵まれるかな〜
期待と不安です

第三ベンチ
ここらへんから親子ともども疲労の色が・・・

早くも紅葉？
気温差があるんでしょう

花崗岩に挟まれる登山道

特に気温差の激しいところではボロボロになりやすいとのこと

息子よ
背中が曲がっておるぞ！
もう少しでスイカだ！

富士見ベンチまでキター

花崗岩の特性かな
人がよく歩くところが階段のようになってる

ガスと雲の使い分けが分かりませんが(汗
雲が出てきたなぁ
不安

こういう所、大好き

お

おお

合戦小屋　到着！

1切れ800円を半分こ

がぶり付いてます
志村けんを思い出す(古

かわいい幟
波田スイカかな？

小屋ではその他お食事も有り

ミヤマリンドウ

シナノオトギリ

ハクサンボウフウ

ミヤマアキノキリンソウ

アザミ

ふぅ
高度を一気に上げたね

目線の先には

槍ヶ岳
この距離で見たのは初めて！

息子
あれに上るのは無理っしょ
だって

ヾ(・ω・*)なでなで

とか言ってたら
燕山荘
目的地が見えるとほっとするー

燕岳も見えた！

チングルマ
八幡平で見たものより大きいので、
9歳児名付けて　デカチングルマ　(汗

クサリ場
地図にも書いてあるけど使いませんでした

ハイマツ

頑張った汗
格好いいね

野イチゴ

ヤマハハコ

たくさん！

ミヤマシシウドかな
すごい色

トリカブト

着いたー

登頂証明書をいただきます
本人普通の顔してますが、内心喜んでるんです＾＾

向かいの部屋から燕岳が。
なんという素敵な光景

一部屋最大6名が寝られる(寝させられる＾＾；)ようですが、本日はもう一組お父さん＆小学生ペア

燕山荘新館から

山男＆燕岳

美しい
圧倒されました

燕山荘から燕岳まで
すぐです
荷物を減らして出発

今回の目的のひとつ
コマクサ発見

風化した花崗岩の上
元気に咲いてます

花崗岩
どんどん削れるんだね

いるか岩
想像より大きかった＾＾；

雲が多いけど槍は見えます

子供の荷物は山荘に置いて燕岳に向かいます

休憩って＾＾

鷲羽岳方面
北アルプスの主稜線は見えませんがよい景色です

さらに雲が出てきた

登山道のそばに咲いてたコマクサ

稜線の東側は真っ白

稜線歩きは楽しいね

燕岳から見る燕山荘〜大天井岳への稜線

燕岳山頂
2763m
頑張りました

高い〜

北燕岳が近くに見える
行ってみる？

出発です＾＾

お父さんと北燕岳
寝てるところも登山道
広々してます

北燕岳最後の急登

今回の登山でここが一番急でした(笑

それほど高度感はなく

無事、北燕岳登頂なり

燕岳山頂にいる人が見えます

ここからさらに北方面
こっちから来る人もいるんだね
ゾクゾクする

お父さん
おひとり様シリーズ

烏帽子岳方面

ハマる

イルカ岩とは別のところ
シャチ岩とでも名付けようか

雲が出てきたので帰ろうか

トウヤクリンドウ
ハイマツの中に見えました

イルカの顔に見える

稜線の1kmはすぐ着くかな

お！？

ライチョウだ！

ライチョウとコマクサ

この前の冬は雪が無く、保護色で白くなったライチョウが目立ってしまい天敵に狙われてしまったそうです
今回見れたのが本当に幸せ

メガネ岩
こちらも想像以上に大きかった
行きは見逃しやすい位置にあります

テント場
今晩から雨ですが結構人がいる

夕飯
おいしい！

サンルーム
晴れたら最高でしょうね

今日は真っ白

翌朝
雨に濡れた山男

お世話になりました。
子連れ、女性にも人気という理由が分かります。
次は妻・下の子と一緒に来ようね

雨の中のテント撤収作業
好きじゃなきゃ出来ません＾＾

中房温泉登山口まで5.5km

ザックカバーがないのでビニール袋にて代用
これが効果抜群

路面はぐちゃぐちゃ

下山

駐車場
雨の為、さすがに昨日より空いてました

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

備考

帰り、車についたときの着替え

感想

mt_mine

夏休み最後の大イベント、燕岳への登山
台風10号の影響か、二日目が雨の予報。

埼玉県を朝4：00過ぎに出発
中房登山口には8：00到着
平日金曜日なので余裕かと思いきや、駐車スペース最後の1台。すごい人気。
あとから来た車が引き返してました。
登山口ロータリーにある駐車場は温泉利用者のみ駐車可。
登山者が止めると罰金とのこと。

【登り】
登山口から急登。
第一ベンチ〜富士見ベンチと目標があるので登山計画はしやすいのかも。
但し、普段車移動とデスクワークに追われる私にとって、北ア三大急登と呼ばれる合戦尾根は結構大変でした。毎日スクワットしよう・・・
合戦小屋までは花もなくあまり景色も変わらず、黙々と上ります。
9歳息子も久しぶりに疲れた発言

【花】
合戦小屋以降たくさんの花が出てきます。
今年の霧ヶ峰登山以降花に興味を持った息子と私。
花を見つける度に足を止めてはシャッターを切る。まだ名前はパッと出てきません。
息子はチングルマの羽毛を見つけて得意げ。

【山頂】
燕岳が見えると
「格好いい！こんな山初めて」と息子。同感。
荷物を燕山荘にデポし燕岳へ。
花崗岩の白い山肌とハイマツの緑が映える山。
想像以上の美しさ、格好良さです。
山頂は大人8人くらいで結構ギュウギュウ状態。
でもみんな笑顔。お互い写真を取り合います。
山ガール二人組の女性に写真を撮って頂きましたが、撮るほうも落ちないよう注意が必要(汗
いい写真を撮って頂きました。ありがとう

【ついでに】
山頂から北燕岳が近くに見えたので向かうことに決定。
北燕岳山頂直前が今回一番の急登。
とはいえ不安を感じるほどではなく登頂が出来ました。

【コマクサとライチョウ】
燕岳山頂までのハイマツ周辺を目を凝らして探したが見つからず。
冬に雪が無く、保護色の白になったライチョウが逆に目立ってしまい敵に狙われやすくなった、という話は本当だったのかなと、息子も残念そう
北燕岳からの帰り道、一人の男の子が立ち止まってハイマツを見つめて、小声で「ライチョウだよ」と教えてくれました。
慌ててシャッターを切る父、食い入るように見る息子と少年
コマクサ群の中を走るライチョウを見ることが出来ました＾＾ありがとう少年！

【下山】
小雨の中、初めてレインウェアを装着。
山荘から燕岳山頂はガスって見えず。
雨の中テント撤収中の猛者を横目に下山開始。
息子よ、下山のスピードが速すぎだぞ。
日頃仕事しかしていない自分を責めながら、次こそは筋トレしようと決意です。

老若男女に愛される燕岳。
いずれは縦走の経由地にも、と夢が広がります。
その前に妹とお母さんとも来ようね、と息子と約束するのでした。
いい山行となりました。