【街道歩き】日光御成街道(岩槻街道)(2)王子界隈(名勝「旧古河庭園」も冬枯れ)(JR駒込町駅→JR王子駅)

2011年01月10日(月) [日帰り]

• GPS: 03:30
• 距離: 7.1km
• 登り: 5m
• 下り: 30m

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

・行き
JR駒込駅　山手線

・帰り
JR王子駅→JR池袋駅　都バス　200円　

写真

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JR山手線の駒込駅にやって来ました〜今年初の街道歩きスタート。

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ここは豊島区。へえ〜知らなかった、駒込って文京区かと思ってた。

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ちょっと写真がひん曲がってますが、駒込駅のJR山手線駅舎。

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駒込駅駅前に老舗の和菓子屋「千鳥屋」を発見。和菓子の「あずきグラッセ」購入。金つばみたいなの。

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北区に入ります。

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こんなお地蔵さんを見ながら

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こんな坂の説明書きの横を通り過ぎ・・

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名勝「旧古河庭園」に到着。

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これが噂の洋館。初めて見ました。

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見る角度によって、受ける印象がだいぶ異なります。

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ブルーの空を背景に。

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バラ園が有名。

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バラ園はかなり沢山の品種があり、恐らくシーズンには圧巻だろうな〜

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バラシーズン時はこの洋館がバラに包まれるらしいのです。

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旧古河庭園の見学に時間を食い過ぎ。斜向かいにある平塚神社に参詣(今頃、初詣!)

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平塚神社の由緒。源氏の棟梁、八幡太郎　源義家公を祀った神社だそう。

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これが平塚神社です。ここは豊島氏(戦国時代に太田道灌に滅ぼされた豪族)の城址なんだそう。

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狛犬が溶岩の上に。

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滝野川公園を横目にスルー。公園の奥は見晴らし得られそうだったけど時間が無いしね。

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「東京高等養蚕学校　発祥の地」碑。

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そして国立印刷局「滝野川工場」門前を過ぎる。

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滝野川警察署前に「西が原一里塚」(国指定史跡)あり。都内で一里塚が現存しているのは非常に珍しいそうです。

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この一里塚、一対で残ってるんですね。ほんとにすごいことです!!

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前の写真の一里塚に関する説明板。

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同じく。

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飛鳥山公園に着きました〜

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左が「まぐさ」右が「露台基礎」。これらは飛鳥山公園内の「旧渋沢庭園」入口にあります。。

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渋沢栄一の蔵書収蔵と閲覧用に建てられた「青淵文庫」(せいえんぶんこ)にやって来ました。

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でも何か寂れてる感じ。哀しいなあ・・

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晩香慮(ばんこうろ)。渋沢栄一の小亭。

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晩香慮の全景はこんな感じ。

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渋沢栄一公の像。奥武蔵の黒山三滝で官軍に敗れて自刃した渋沢平九郎は栄一の甥です。

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飛鳥山公園内の3つの博物館の脇を通り過ぎた先は、こんな公園でした。

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デコイチが展示されてる。。

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これは昔の都電荒川線。

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都電の中はこんな感じ。

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飛鳥山公園は高台、なので昔は良い眺望だったんだろうな〜。今は京浜東北線が垣間見えるだけだけど。

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休憩のために王子駅付近にやって来た。チンチン電車の走るさまは風情があるかも。。

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王子駅前に飛鳥山(標高50mくらい?)を登るゴンドラあり。お年寄りや病人以外は、短い距離なんだから歩きたまえ〜。

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そしてこれがJR王子駅。

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王子駅前にある音無親水公園。石神井川(しゃくじいがわ)の旧流路にある公園です。

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今では人工的な渓谷のある公園みたいにしか見えないけど、江戸時代は景勝地だったんだって〜。

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桜のシーズンにはすばらしい景色だそう。でも冬枯れの今でもまあまあ雰囲気はあります。

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ラーメン屋「みの麺多」。音無親公園沿いにあった。気になる。

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王子神社に参拝しましょう〜。

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これが王子神社。おみくじ引いたけど自分は大吉!こういうので人生の運を使ってるだけじゃ・・。

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王子神社そばの王子稲荷神社にも参詣。大みそかに関東各地の狐が集合するという言い伝えがあるそうな。

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王子稲荷神社境内にあった標識、矢印の通りに進むが・・

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こんな鳥居をくぐった先は祠と穴はあったが願掛けの石は無かったような??

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「王子　狐の行列」ポスターです。気になるなあ。狐の格好で練り歩くのだろうか。

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王子稲荷神社からほど近くにある「名主の滝公園」残念ながらこの日は閉園してしまっていた。また今度だね。

撮影機器：

COOLPIX S52 NIKON

感想

kumiyan

結果から言うと、街道歩きというより散策。。。ちい散歩みたいな。

翌日仕事だし最近仕事が忙しい(相方ではなく、自分の方が)ため、遠出はせずに近郊の街道歩きとしたのだったが、見たい名所が多くて街道は余り歩けず・・・

今回は王子界隈がメイン、江戸時代、王子は街道中の宿場ではなかったけれど、江戸庶民の近郊観光地として栄えた場所。現代だったら東京の人間が鎌倉観光に行くような、日帰り観光地的な位置づけだったんだろうな〜

旧古河庭園は元は古河男爵という方のお住まいだったそうだが、現代では一般公開されている国有財産だそうで、バラ園が有名なんだって。。。
勿論この時期はバラなんて一輪もない冬枯れ景色。
で、相方は柄にもなく、バラシーズンに再訪したくなったとか。あ、そう、じゃあその頃また来ますか。

また、王子は明治時代初期に渋沢栄一がここの石神井川を利用して製紙会社を興した(王子製紙)り、渋沢栄一の邸宅があったり・・と、渋沢栄一と王子との関連は非常に深い様子だ。

王子の飛鳥山(あすかやま)公園は山といっても高台って感じの場所だったが、ビルが立ち並ぶ以前は絶景が望めた景勝地だったことだろう。
一里塚の辺りから飛鳥山公園まで、今では都心の舗装路だけど尾根道っぽい地形も残ってるような感じだし。

他にも名所は数々あったが、スタート時間も遅く、寒さがこたえて30分くらい王子駅前の珈琲館(王子シネマ1Fにある喫茶店)で休憩したせいもあり、各種資料館も寄る時間も無く、「名主の滝公園」も閉園してしまい見学できず。。

結局都内23区唯一の酒蔵まで行けず仕舞い、であったのだが、王子はみどころが多い!東京を再発見できた楽しい散策だったので良しとしましょう!

次回こそ、酒蔵まで行くぞ〜