晩秋の五龍の滝を眺め「右谷山」を歩く

2015年11月12日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.7km
• 登り: 918m
• 下り: 925m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:45
• 合計: 5:00

8:40 寂地峡管理棟
8:50 9:00 五龍の滝
9:10 木馬トンネル
9:40 ノコギリ小屋跡
10:00 10:10 タイコ谷
10:50 ミノコシ峠
11:20 11:45 右谷山
12:15 藪ヶ峠
12:45 寂地峯尾遊歩道入口
12:50 木目の滝
13:40 寂地峡管理棟

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●　山口県岩国市錦町にある「右谷山（みぎたにやま）」（標高1233．9m）は、
　付近に「寂地峡（じゃくちきょう）」や「五龍滝（ごりゅうたき）」があり、県
　内最高峰の「寂地山（じゃくちさん）」の南東隣に位置するブナの多い山です。
●　ログハウス様式の「寂地峡案内所”やませみ”」付近には、30台以上駐車可の無
　料駐車場やトイレがあり、”やませみ”では、「寂地峡付近案内図・寂地峡周辺ガ
　イドマップ」（無料）を入手できます。登山BOXはありません。
●　寂地峡（岩国市観光振興課http://kankou.iwakuni-city.net/jakuchikyo.html）

コース状況／危険箇所等

●　特に危険個所はありませんが、歩行距離が約11km以上の山道となるため、それ
　相応の体力が必要です。

その他周辺情報

●　深谷峡温泉「清流の郷」（http://kankou.iwakuni-city.net/fukatani.html）
　【所在地】〒740-0902　山口県岩国市錦町宇佐郷1075
　【入浴時間】10：00〜21：00（最終受付20：00）
　【入浴料】中学生以上 650円、

写真

11/12 8:36

「寂地峡案内所”やませみ”」前の駐車場に到着、トイレを済ませ、”やませみ”に立ち寄り、「寂地峡付近案内図」を入手。
08：40、いざ出発！

これが、その「寂地峡付近案内図」で、この図の矢印のコースで五龍滝を眺めながらのBコース経由で右谷山を進むことにした。
歩行距離は、約11km以上の山道となる。

11/12 8:37

錦町案内図。

11/12 8:48

寂地峡キャンプ場方面に進んだ。

11/12 8:49

「山口県指定名勝　寂地峡」・・とある。

11/12 8:49

全国名水百選　寂地川、日本の滝百選　寂地峡五龍の滝・・とある。

11/12 8:50

五龍橋を渡る。

11/12 8:50

竜尾の滝

11/12 8:52

Bコース行きます。

11/12 8:52

石の階段。

11/12 8:53

下関の「中山渓」で見たような赤い橋。

11/12 8:54

登竜の滝。

11/12 8:55

右の寂地峡を眺めながら歩く。いい雰囲気。

11/12 8:55

白竜の滝。

11/12 8:56

上から滝壺を眺める。

11/12 8:59

楽しい雰囲気。

11/12 9:00

水の音を聴きながら和みます。

11/12 9:00

澄んだ水と響き渡る水音。

11/12 9:00

竜門の滝。

11/12 9:01

複雑に入り組んだ水の道。

11/12 9:02

急な階段を登ります。

11/12 9:03

竜頭の滝。これが、最後の五つ目の滝。

11/12 9:07

滝壺を見る。

11/12 9:07

階段を登ります。

11/12 9:09

09：10、これが、木馬のトンネル。木馬とは何を意味するんだろう？昔、運搬用の馬がいたのだろうか？

11/12 9:11

トンネルを抜けると、そこは・・・雪国ではなかった。

11/12 9:12

最初の道標。

11/12 9:12

鉄橋を渡ります。

11/12 9:12

右谷山まで140分。2時間20分かぁ。

11/12 9:13

のんびり歩くようで、トレーニングのために意識的に早く歩いています。

11/12 9:15

川沿いなので鉄橋が多いようです。

11/12 9:17

私は、こういうなだらかな道が好きなんです。

11/12 9:19

コンクリ橋を渡ります。

11/12 9:22

右谷山まで130分。結構、道標は充実してます。

11/12 9:24

お！いいね、こういう感じ。

11/12 9:35

緩やかな階段。

11/12 9:37

断崖沿いの整備された道。

11/12 9:39

右谷山まで115分。行き届いた案内に感謝。

11/12 9:40

また鉄橋渡河。

11/12 9:42

ああ、これがガイド本にあった「ノコギリ小屋跡」かぁ。昔、ここで水力利用の製材所があったそうです。

11/12 9:48

沢沿いの道。いいねー！この感じ！

11/12 9:49

右谷山まで100分！ご親切に感謝！

11/12 9:50

こうした沢沿いの道が長く続きました。

11/12 9:51

これは、昔の炭焼き小屋跡だろうか？

11/12 9:59

またまた鉄橋渡河。

11/12 10:00

少し勾配のある道。

11/12 10:02

沢に移る吾輩の影をパチリ！

11/12 10:03

おお！見上げると、青空に似合う赤い紅葉！いいねー！

11/12 10:05

また！鉄橋です。橋が多いですね！

11/12 10:05

右谷山まで70分！

11/12 10:21

この感じもいいなぁ！哀愁のある雰囲気。

11/12 10:27

木にサルノコシカケ風のキノコの一種が生えてます。

11/12 10:29

苦手な不規則な階段を登る。

11/12 10:52

右谷山まで30分！近いぞ！

11/12 10:52

10時50分、ミノコシ峠に到着！ここで10分休憩。ここでのんびりし過ぎて、頂上に先着した友人に「遅い！」と叱られた。

11/12 10:52

掲示されていたルート図を確認。ふーむ、「木目の滝」方面を経由すれば、元のスタート地点に帰れることを確認。

11/12 10:53

休憩を終え、山頂に向かいます。

11/12 10:54

カタクリの自生地なのか！クマがいるらしい！用心！用心！

11/12 10:56

こんな感じがまたいい！

11/12 11:07

右谷山まで400m！やったー！

11/12 11:08

ああ、苦手な階段。

11/12 11:12

あと5分！それにしても親切な道標。

11/12 11:16

山ササの道。標高が高いことがわかる。

11/12 11:17

あと少し！

11/12 11:18

11：20、山頂到着！友人に「待ったよ！」と叱られた。山頂には単独の初老の男性が既にベンチに座っていた。山談議をすると、既に日本百名山は登ったとのこと！凄い！

11/12 11:22

三角点！タッチ！。

11/12 11:42

友人と交互に記念撮影。ここで、男性を交え山談議しながら、ベンチで25分間の休憩と昼食を済ませた。

11/12 11:45

浦石峡まで3km。帰りのコースとなる「木目の滝」方面だ。

11/12 11:45

キノコの一種にビッシリ覆われた木。

11/12 11:50

いいねー！

11/12 11:53

この尾根沿い道。

11/12 11:57

あの山は、安蔵寺山（標高1263m）。山頂で出会った男性が見晴らしの良いところがあると言っていたのがここだろう。

11/12 12:00

林道風の木陰の道もいい！

11/12 12:04

浦石峡まで2km。

11/12 12:11

林道風の尾根道は癒される。

11/12 12:13

12：15、分岐のある藪ケ峠到着。浦石峡に進めば、木目の滝方面だ。

11/12 12:21

緩やかな道。

11/12 12:23

浦石峡まで1km。

11/12 12:27

鉄橋渡河。

11/12 12:27

かなり標高が下がったような気がした。

11/12 12:28

木橋渡河。

11/12 12:30

優しい陽光を浴びて下る。

11/12 12:32

浦石峡まで500m。

11/12 12:32

傾斜のある下りを進んだ。

11/12 12:36

コンクリ製の沢沿いの道。

11/12 12:42

まだまだ続いた下り道。

11/12 12:42

この辺りは、国有林なんだ。

11/12 12:43

この橋を渡れば、遊歩道に出る。

11/12 12:44

掲示されていたルート図で確認。木目の滝はすぐそこだ。

11/12 12:45

これから景色を眺めつつ癒される遊歩道を歩く。

11/12 12:46

こんな秋の風景を歩ける幸せを感じる。

11/12 12:47

紅葉が美しい。しばし、眺めてた。

11/12 12:48

荒々しい断崖の道を歩く。

11/12 12:49

木目の滝。遠いので望遠で撮影。

11/12 12:50

ここでは、こんな感じ。

11/12 12:51

黄色に染まった道を歩く。

11/12 12:53

この遊歩道は気持ちいい！

11/12 13:01

ほのかな光線の中。

11/12 13:06

癒（いや）された道。

11/12 13:17

雰囲気変わって、杉林道の舗装道路に出た。

11/12 13:26

紅葉の美しさに思わず歩みを止め眺めた。

11/12 13:28

のどかな山村風景。

11/12 13:30

畑や遠くの山も秋らしい。

11/12 13:31

柿の実が沢山、どこもかしこも放置状態で、熟していた。あの先の柿の木の熟した渋柿を1個拝借、二人で食べたら甘くて、渋みは全くなかった。

11/12 13:36

鮮やかな紅葉がとても綺麗。

11/12 13:37

12：45、ようやく、駐車場に戻れた！ホッと・・した。

撮影機器：

COOLPIX AW120 NIKON

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

REALIST

●　山頂での見知らぬ男性との山談議
　　山談議は、日本百名山の話題となり、もう既に日本百名山はすべて登頂完了、
　北海道にも今まで何度も山登りに行かれたそうだ。しかし、今では、ゆったりと
　山口県内の山登りに専念しているとのことで、ルートの整備された百名山よりも、
　ルートが途切れたり、不鮮明なルートが多かったりで、県内の低山の方がずっと
　難しいとの経験者の談であった。また、「山口県百名山」という本を図書館で見
　つけることができたが、絶版のため今ではどこの書店でも発見することができな
　いそうだ。実は、私はその本を持っているし、友人にも提供した「中島篤巳」著
　の本で、アマゾンでは、中古でも5000円以上する貴重な本らしい。山談議の中
　で、九州宮崎県にある「大崩山」について、その男性によれば、『あの山は素晴
　らしい面白い山で、「日本百名山」の深田久弥は、あの山を一度も訪れていない
　ことを知ったが、そのために、宮崎県の「大崩山」を百名山に加えなかったんだ
　ろう。彼が仮に一度でも訪れていたなら、間違いなく百名山に加えただろう。』
　なんて、とても興味深く拝聴させていただいた。こういう機知のある貴重な経験
　談を詳しく説明できる方と山頂で出会えた機会を与えてくれた今回の登山は、本
　当に充実したものとなりました。こういうものも運命的なものを感じますね。こ
　の初老の男性は、一見して、品の良い紳士風の方だったが、北海道を何度も旅さ
　れたというだけでも、相当にお金持ちの方なんだろうと推測された。