鷹取山・池子やまなみルート
- GPS
- 03:15
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 348m
- 下り
- 335m
コースタイム
鷹取山 09:10-09:20
谷戸川橋 10:00
六浦第2踏切 10:10
十二所果樹園展望台 10:50-11:00
久木大池分岐 11:25
逗子駅 11:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
京浜急行線 京急田浦駅 (帰り) JR横須賀線 逗子駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
京急田浦駅から鷹取山へのルートは、駅前ニュータウン建設のための工事で大きく付け替えられています。標識に従って進むと、尾根の手前まで舗装道路を登り詰め、最後は階段で尾根に上がるという具合で、全く山道を歩かずに尾根上の人となりました。 ただし尾根上のコースで見てきた標識には、付け替え前の道を案内しているものが少なくなく、旧道もまだ通れるのでは?という印象を持っています(未確認ですし何の確証もありませんが)。 鷹取山の展望台からは、なんとか富士山を見られました。 鷹取山から六浦駅へ向かう道には、一切案内がありません。神武寺への道を歩き始めてすぐに、右に分岐するロープ伝いに急に下って行く道に入るのが正解でした。 その後もいくつか分岐がありますが、まともな標識はありません。地形図などを持参し、進行方向を確認しながら進む必要があります。 池子「やまなみルート」は、六浦駅側から入ると、千光寺の横の舗装道路を登った先で、何の標識も見ないうちに山道に変わるような、そんな道でした。 でも進むにつれて少しは標識を見るようになりますし、明瞭な尾根通しの道なので、一旦尾根に乗ってしまえば、道に迷うことはなさそうです。 最後は「やまなみルート」が久木大池へと下って行く分岐点で久木大池へ向かわずに、そのまま尾根を直進しています。道標が直進方向を「行き止まり」としているほか、マジックによる道標への書き込みも通行不可のような内容でしたが、問題なく通れました。 最後にはちょっとした急坂があり、地面が乾いていないととても滑りやすそうでしたが、そこを下ると久木中学校のプール脇に出られます。 |
写真
感想
有給休暇を取得したこの日は、前後が出勤日で挟まれているため軽い山にしておきたいという気分だったので、この時期でなければ登れないような超低山を選んでみました。
鷹取山は三浦半島の付け根付近に位置しており、標高はわずか100m台の前半という低さです。いくら平日とはいえ、この山ひとつではさすがに物足りないので、逗子市の北側をぐるりと回る稜線上の「池子やまなみルート」を繋げて歩いています。
京急田浦駅から鷹取山へのルートは、「コース状況」に書いた通り、標識に従って進む限り、舗装道路とコンクリート階段だけで尾根まで登ってしまいました。
尾根上を歩いて行くと、脇から登ってくる細い道の多いこと。道の左右ともすぐ下が住宅地なので、至る所から登ってくる道が付いているようでした。
その後はほとんどアップダウンもなく、ほぼ平坦に歩いている印象のうちに、鷹取山公園に着いてしまいます。
鷹取山公園から鷹取山の展望台へは階段道で上がります。2段に見えている展望台のうち、一般に入れるのは展望台の1段目まででした。
展望台からは、富士山をハッキリ見ることができて、その右側には、丹沢の山並みがぼんやりと見えています。そして振り返れば東京湾があって、対岸の房総半島も、沿岸の工業地帯がハッキリと見られました。
鷹取山から六浦駅へ向かう道は、鷹取山公園の案内図にも書かれていませんし、また道標も全くなく、その入口は自分で探すことになります。
右への分岐に気を付けながら、神武寺への道を少し進んでいくと、鷹取山を離れてすぐに急坂をロープで下る道が右に分かれて、それが六浦駅への道でした。
六浦駅への道の様子は予想していたよりはしっかりしており、草木が茂る夏でもちゃんと歩けそうに感じましたが、いくつかある分岐点に道標はありません。
唯一、送電線密集地帯に出る直前の分岐点では、火の用心ポストに右方向を示して「→六浦」という書き込みがありましたが、これはすぐに車道に下りてしまいそうだったので、そこでは書き込みを無視して左へ進んでいます。
清掃工場手前の分岐点で細いほうの右の道へ入ると、その後はササが濃くなったりもしましたが、道筋は引き続き明瞭でした。割と良く歩かれているようです。
谷戸川橋まで来ると、山道は一旦ここで終わりになります。住宅地の中を歩いて、六浦第2踏切まで来ると、六浦駅はすぐ右手にありました。
池子「やまなみルート」へは、京急逗子線の線路沿いに少し逗子方向に歩いて、最初の信号を右へ入ります。
そして千光寺の横の舗装道路を登っていくと、その道がそのまま山道に変わって、それが「やまなみルート」の始まりでした。標識は何も出ていません。
「やまなみルート」の南側はかつての池子弾薬庫跡で、米軍の管理地域。このため左手にずっと針金の囲いが続きますが、細くて目立たない上、それが草木に覆われていることも多く、その囲いは特に気になりません。
道はやや細い所もありますし、ササが道にかかっているような所もありましたが、最小限の道幅は刈り払いされていて、歩きにくい所もありませんでした。
十二所果樹園の展望台は、「第3」番の送電線鉄塔が立つ三叉路が入口ですが、道標などは見当たりません。尾根筋から外れて少しだけ歩くと、テーブルやベンチの置かれた一角に出て、その広場が展望台です。この地点の標高は149mで鷹取山よりも高く、ここが今日のルートの最高点となります。
ここからも富士山が見られましたが、鷹取山から見た姿と比較すると、やはり昼近くなって気温が上がってきたためか、かなりうっすらとした見え方に変わっていました。
元のルートに戻ると、あとは尾根上の似たような景色ばかりが続いて、見晴らしの良い箇所も特にありません。以降はひたすら歩くだけとなりました。
そして久木大池への分岐点まで来ると、「やまなみルート」はここで尾根を外して久木大池へ下っていきます。でもこの先の尾根がもう少し歩けるようなので、ここは直進して、久木中学校の近くまで山道を歩いて行きました。
ゴールの逗子駅には正午前に着いたので、なんと午前中のうちに歩き終えてしまったのでした。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2011_01_03/mt2011_01_03.html#20110119
写真主体のブログ版
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2011-01-19
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