道の駅みとみから甲武信ヶ岳、破風山、雁坂峠を周回

2016年09月10日(土) [日帰り]

• GPS: 09:54
• 距離: 23.9km
• 登り: 2,210m
• 下り: 2,204m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:27
• 休憩: 1:27
• 合計: 9:54

距離 23.9km 登り 2,211m 下り 2,210m

5:04 道の駅みとみ
5:10 西沢渓谷駐車場
5:22 ねとりインフォメーション
5:28 5:36 徳ちゃん新道登山口
7:03 7:08 徳ちゃん新道分岐
8:27 戸渡尾根分岐
8:30 木賊山
8:43 8:46 甲武信小屋
8:54 9:09 甲武信ヶ岳
9:19 9:22 甲武信小屋
9:33 木賊山まき道分岐
10:09 10:16 破風山避難小屋
10:48 11:01 破風山
11:23 11:25 東破風山
12:04 12:13 雁坂嶺
12:35 12:48 雁坂峠
13:10 13:13 井戸ノ沢出合
13:33 13:34 峠沢出合
13:49 13:50 沓切沢出合
14:08 14:10 沓切沢橋
14:36 14:38 雁坂トンネル駐車場
14:58 道の駅みとみ

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行きは、都内の自宅から中央道勝沼インター経由、国道140号で道の駅みとみへ
帰りは、国道140号の雁坂トンネルを抜け、関越花園インターで高速に乗り帰宅

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはありませんでした。
甲武信ヶ岳への登りは、近丸新道が荒廃しているとのことなので、徳ちゃん新道を使いました。
踏み跡もしっかりついていて、わかりやすい道です。

写真

9/10 5:05

明るくなってきたので、道の駅みとみから出発します。

9/10 5:09

しばらく、車道と林道を歩きます。

9/10 5:24

近丸新道の入り口、荒廃しているとのことなので、スルーします。

9/10 5:31

西沢山荘の手前に徳ちゃん新道の入り口があります。
標識が小さいので見逃さないように。

9/10 6:00

徳ちゃん新道は急登もありますが、緩やかなところも多く歩きやすい道でした。

9/10 6:57

今日はすごく良い天気になりそうです。

9/10 7:03

近丸新道との合流地点、戸渡尾根沿いに甲武信ヶ岳を目指します。

9/10 8:01

樹林帯の切れ間から、今日はじめての富士山が見えました。

9/10 8:08

山にかかっていた霧が無くなってきました。

9/10 8:23

苔むした道になってきました。

9/10 8:26

奥秩父主脈縦走路の分岐、標識の向こう側が埼玉県です。
(こちら側は山梨県です)

9/10 8:31

木賊山(2469m)に到着、展望はありません。
道の駅みとみから1400mほど登ってきました。

9/10 8:35

甲武信小屋まで下っていく途中で甲武信ヶ岳が見えてきました。

9/10 8:43

甲武信小屋に到着。

9/10 8:43

とてもいい感じの山小屋です。

9/10 8:55

甲武信小屋から10分ほどで甲武信ヶ岳山頂です。

9/10 9:00

甲武信ヶ岳山頂(2475m)に到着。
すごく良い天気です。

9/10 9:04

西側の景色、八ヶ岳(左手)がハッキリ見えます。
その奥に北アルプス(中央)、槍の穂先も見えました。

9/10 9:04

パノラマ1

9/10 9:04

パノラマ2

9/10 9:05

甲武信ヶ岳は甲斐(長野)・武蔵(埼玉)・信濃(山梨)の県境にあります。3つの稜線がそれぞれの県境です。
左手(国師ヶ岳方面)は山梨と長野、右手(三宝山方面)は長野と埼玉、手前(雁坂峠方面)が埼玉と山梨の県境になります。

9/10 9:10

南側はあいにく雲が出て富士山が見えませんでしたが、なかなかの景色でした。

9/10 9:22

一旦甲武信小屋まで戻ります。

9/10 9:25

ここからは、埼玉県と山梨県の県境を縦走して雁坂峠へ向かいます。

9/10 9:32

稜線の南側、乾徳山(2031m)が見えます。

9/10 9:46

また富士山が見えてきました。

9/10 9:49

賽の河原に出ました。

9/10 9:58

稜線上は立ち枯れた木が多く見られます。

9/10 10:07

笹平からの展望、雲の上に富士山、中央にスタート地点近くの広瀬湖が見えます。

9/10 10:08

破風山(西破風山)が見えてきました。

9/10 10:09

鞍部には破風山避難小屋が見えます。

9/10 10:09

避難小屋から水場まで20分ほど。

9/10 10:09

ゆっくり休める大きなテーブルとベンチが小屋の隣に設置されています。

9/10 10:10

小屋の中も綺麗です。

9/10 10:11

正面には富士山が見えます。
とてもいい感じの避難小屋です。

9/10 10:43

避難小屋から西破風山まで250mほど登り返します。
歩いてきた稜線を振り返ります。

9/10 10:48

西破風山(2317.7m)に到着しました。
残念ながら展望はありませて。

9/10 11:08

ここから東破風山に向かいます。
稜線からはずっと富士山が見えています。

9/10 11:23

東破風山(2180m)に到着しました。
景色は少しだけ見えました。

9/10 11:40

この辺りの稜線も立ち枯れた木が多く見られました。
なかなかの景色です。

9/10 12:04

雁坂嶺(2289m)に到着しました。

9/10 12:32

大きく開けた稜線に出てきました。

9/10 12:33

雁坂峠が見えてきました。

9/10 12:36

雁坂峠に到着しました。
犬を連れてきた方が2名、マウンテンバイクで峠を登ってこられた方が2名いらっしゃいました。

9/10 12:36

奥秩父主脈越えの雁坂峠(2082m)は、北アルプス越えの針ノ木峠、南アルプス越えの三伏峠と並び、日本三大峠の1つとのこと。

9/10 12:40

せっかくなので、記念撮影をしてもらいました。

9/10 12:43

大きなテーブルがあってゆっくり休めます。
景色も最高でした。

9/10 12:48

ここからスタートの道の駅みとみまで1000mほど下っていきます。最初は笹のつづら折りです。

9/10 13:18

途中から沢沿いの道になります。

9/10 13:46

何回か沢を渡ります。

9/10 14:01

この滝渡りは少し怖かったです。

9/10 14:10

最後は舗装された林道歩きになりました。

9/10 14:12

車が通らない林道です。

9/10 14:34

雁坂トンネルの入口が見えます。

9/10 14:49

やっと雁坂峠入口まで下りてきました。

9/10 14:57

道の駅みとみが見えてきました。

9/10 14:58

ゴール、お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想

ucchan1

日本百名山の甲武信ヶ岳と日本三大峠の雁坂峠にはじめて行ってきました。
山梨県側の道の駅みとみから時計回りで、甲武信ヶ岳、雁坂峠を経て道の駅みとみまでの約24kmの周回コースです

スタートの道の駅みとみからは徳ちゃん新道を登っていきました。
甲武信ヶ岳までは1400mほどの標高差になりますが、登りやすい道であまり疲れずに登ることができました。
天気も良く、時々樹林帯の切れ間から見える富士山が、テンションを上げてくれました。

出発してから4時間ほどで甲武信ヶ岳山頂に到着しました。
甲武信ヶ岳は信濃川や荒川の源流がある山で、苔むした山道もあり、素晴らしい山でした。
奥秩父のほぼ中央にあり、2475mの山頂からの展望はなかなかで、西側のすぐ近くには八ヶ岳、さらにその奥に北アルプス、槍ヶ岳も望むことができました。
南側は南アルプス、さらに南には霊峰富士山が望めます。(今回は甲武信ヶ岳山頂からは見えませんでした)

雁坂峠は甲武信ヶ岳から奥秩父主脈縦走路を東に行ったところにあります。
甲武信ヶ岳からここまでは、苔むした山道、立ち枯れた木や笹の生い茂った開けた稜線歩きで、バリエーションに富んだ登山道でした。
雁坂峠自体も大きく開けた展望が素晴らしい峠で、さすがに日本三大峠という感じでした。

ここから道の駅みとみまでは沢沿いの下りで、沢をいくつか超えていきます。
途中では滝を渡ったりしてスリル満点でした。
10時間ほどで、甲武信ヶ岳、雁坂峠、道の駅みとみを周回しましたが、天気も良くなかなか楽しい山行でした。

甲武信ヶ岳からは東西に奥秩父主脈縦走路が伸びています。
東側は東京都と埼玉県の都県境の雲取山、西側は山梨と長野の県境で百名山の金峰山から瑞牆山を経て八ヶ岳の麓へ伸びています。
できれば今年中に山小屋泊まりで東西をつないでみたいと思います。