水根沢2days・2日目(パーティー)
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- GPS
- 08:41
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,446m
- 下り
- 1,499m
コースタイム
10:40 半円の滝上
12:15 かやのき沢出合い
14:30-45 ・1344標高点
16:30 水根沢遊歩道着
天候 | くもり時々はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●水根沢 水量は若干多め。メジャーな沢なので細部省略。 核心部のゴルジュでは、子連れパーティに先を譲ってもらいました。 寒い中お待たせしてしまいすみませんでした。 ●かやのき沢(シンナシ沢) 出合いから見える滝を越えるとかなり上までワサビ田跡の石積みあり。 概ねガレた面白味のない沢だが、時折、ナメや小滝が現れる明るい渓相。 標高1050-1100付近では一旦伏流したが、1220二股まで水流があった。 下草のない広葉樹の森を高みを目指して詰め上がると・1344に至る。 ●かやのき尾根 快調。秋の日に歩きたい。 ●犬麦代尾根 ・950から東は目立つテープもほとんどなく磁石切って下る。 標高800あたりでフェンスに出合うが尾根の北寄りを歩いたせいかゲートが分からず、ザレザレの斜面を水根沢側に降りた。初心者連れでのこの下降経路はおススメしない。サルがたくさんいた(笑) 帰宅後調べたところ、犬麦代尾根の植生防護フェンスは・705の南斜面あたりにゲートがある模様(詳細位置不明) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-653511.html http://dai11.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-c610.html http://blogs.yahoo.co.jp/okutama_trail_club/831931.html ※2008年9月に登山家の山野井さんがクマに襲われたのは、このゲートのすぐそばだそうです。 (e-hara1990記) |
写真
装備
個人装備 |
メット・ハーネス
ガチャ・シュリンゲ
沢靴
地図・コンパス
電灯・雨具
その他夏山個人装備
温かい飲み物
|
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共同装備 |
ロープ8mm×30m(namifuji)
タープ・捨て縄(e-hara)
コンロ(ww)
|
感想
2月の開墾場にご一緒したwwさん、笛吹の湯でばったり遭遇したnamifujiさんと久しぶりの水根沢。曇りのち雨予報が外れて、午後まで青空がのぞくいい天気だった。足の揃ったパーティで、かやのき沢を詰めあげ・1344(仮称:namiwe-ピーク)経由で水根へ帰還。行くたびに釜の様子が微妙に変わっていて面白い。同行のお二人は積極的に中を行く人で、協力あり&ボケありでかなり充実しました。また来年も機会作って水遊びしましょ〜♪
今回は子連れパーティ2組(小6〜中1)に遭遇し、子ども達のアグレッシブな動きにも感心した。とはいえ、帰りに立ち寄った湖畔の温泉では『(水根沢は)今年も事故あったのよ・・・』と、おかみさんが心配そうな顔をしていた。心配をかけている分くらいは、風呂や食事の利用もしていかなくちゃと思った週末の奥多摩でした。3月下旬からの2週間限定で食べられるワサビの酢漬けが激うまらしいですよ!
3年前、とある沢登り講座に参加し、その行先が水根沢だった。とても刺激的な1日で、復習がてらまた一人でも行きたい! と思う一方、冷静に考えればその日は山岳ガイドの確保があったから無事に登れたわけで、沢登りを一人で始めるのは危険かも!? という意識も強くなった。
でも妙な心残りもあり、一応「2016年行きたい山リスト」には挙げておいたのだが、それを見て救いの手を差し伸べてくださったのが、学生時代から北海道の沢登りに親しむe-haraさんだった。さらには今年本格的に沢登りを始めたnamifujiさんともパーティーを組ませていただけることになり、今回の水根沢再訪が実現! こうしてドキドキワクワクの1日が始まった。
【学んだこと】
★ザックの中にはゴミ袋を2枚重ねにし、口は(ねじって)紐で止める。
→これでまったく中のものが濡れていませんでしたっ!!
★レインウェアを着ているだけで、とても温かい!
→基本は半袖Tシャツだったが、一部の場所でレインウェア(上)をお借りしたら、全然違う! これ、必携アイテム!
★水しぶきの中に、案外乗せやすい足場があったりする!
→躊躇せずに足を伸ばしてみるのもアリだと悟った。
【まだまだ発展途上】
まずは、頼れるところは素直に頼らせていただこう、と思った。 (なんていきなり甘えてごめんなさい。いいわけです。)
水根沢は途中までは一度歩いたことはあるといえ、当時の日記を読み返しても詳しくは思い出せず、具体的なイメージが甘かった。緊急時のロープも登攀用具も持っていなかった。歩行中は地形図を何度も広げているe-haraさんの横で、自分の居場所を想定するという、体たらくぶり。反省。。。 (ちなみに地図をダウンロードしたスマホは、濡れないようにビニールで何重にもし、ザックの下の方に入れっぱなしという、意味のなさ…。他方、namifujiさんは遡行図のコピーと、防水のガーミンを持ってきていましたね。)
またe-haraさんもnamifujiさんも、二本足でスタスタ歩いていくのが印象的だった。自分はといえば、沢靴のフエルトをどこまで信じていいのかに迷うことが多かった(というか、やっぱりこけたくない。。。) また岩場では、どうしても三点支持を意識してしまう。重心が取れているか確認しながら身体を動かそうとすると、どうしても動きが遅くなってしまう。
そして終盤の下り。登山道ではない斜面を、e-haraさんは駆け下りていく。namifujiさんもそれに着いていってる!! 自分からすれば、何もそんなに急がなくても…、と思えるほどだったが(というより、やっぱりこけたくないので慎重になる。。。) これができないとだめとなれば、かなりハードルは高いのかも!? (^^;)
それでも普段歩かないエリアに足を踏み入れられたことは貴重な経験である。まだまだ自分は発展途上! まだまだ果敢に挑みたい!
【で、やっぱり振り返れば…】
とにもかくにも、気持ちよかった。先日の台風の影響もあり、日頃よりは水量が多かったようで、何度か流されたりもしたけど、それもすべて面白かった。またボルダリングを思い出しながらでもあった(体重移動など)。
そして帰宅後に足をよく見たら、うっすらとだがあざが2ヶ所。沢の中の岩場で駆使した膝小僧と、下りでコケたときの弁慶。他に小さい切り傷はたくさん(→今はもうかさぶた(笑)) でも大きなけがもなく、全身の筋肉痛は喉元過ぎればなんとやら、かもしれない。そして今は、またチャレンジしたいという思いだけが残っている!
e-haraさん、namifujiさん、ありがとうございました&またよろしくお願い致します!☆
wildwind
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と、感想はここで終わるはずだったのに…。
【追記】
実は、2daysだったんですね! もぅ、namifujiさんってば!!!
ということで、後日談で知りました! 1日目(ソロ)はこちら〜☆
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-960991.html
wildwind
前日までの雨予報が良い方向に外れた今回の沢登り。
2回目だけどほぼ初対面に近いe-haraさんと、2年前の第一回「逢いましょう」以来のwildwindさんとの道中はまさに「珍道中」。
ワイワイガヤガヤという感じではないけれど、時折交わす会話にさりげなく盛り込まれるユーモアとペーソスがとても心地よく、疲れも忘れる楽しい山行となりました。
水根沢は、初心者向けの沢と紹介されることが多く、実際危険箇所もほとんど無いのですが、過去2回の遡行で一度も登れなかった滝を2つ登ることが出来(一つは先行パーティーのザイルにお世話になりましたが)、自分的にはとてもうれしいひと時でした。
普段、山は基本単独行が好きな自分ですが、沢に関して言えば、気の合う仲間と複数で遡る方が楽しいし、安全面でも複数の方が良いな、と改めて実感。
またこのメンバーで沢に行きたいな!
(でも、単独のヒリヒリするような緊張感も捨てがたい・・・)
コメント
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皆様こんにちは。
e−haraさん、初めまして!
まず小学生も来ちゃうんだ!!って事にビックリしました!!
でもよく考えたら私も小さい頃は川で自由に遊びまわってたからそんなに驚くべき事でもない??いや、でもやっぱりビックリです。
超冷え性の私には多分もう今の時期は沢は無理なんですけど、楽しそうなレコを拝見して「やっぱり行きたい!」の思いが強くなっちゃいます☆
機会があればご一緒させて下さーい♪
前世は魚か蛙だったと思ってるくらいの水好きです☆
けろりんさん、はじめまして?
『い』と『わ』の捕まえ方は不明ですが、
『な』は
小学生は寒い中でも元気いっぱいでした。
が、なんか10月の計画にエントリーされてますよ?
ヒタヒタ歩く沢なので晴れてれば大丈夫なんじゃないかと
お裁縫教えてくださいませ!!
keroさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
そう、大人に引率された小学生の集団が2組も居てかなりびっくりしました。
自分も子供の頃は川や池で遊んでいましたが、ザイルで確保してもらいながら滝を攀じ登ったりというのはもちろん想定外。
小さい頃からこんな遊びを体験できる今の子は幸せですね〜。
ここ数日でグっと寒くなりましたが、雨が上がればまた少し暑くなる可能性は高いので、隙を見てまた沢登り行きたいですね!
皆さまこんにちは〜
水根沢、楽しみきった感じですね!
namifujiさんの連日には、ホント笑ってしまいましたw
さすが、歩きなれていらっしゃる方々のチームだと、行程が早いのもびっくりですよ。
サルへの進化見たかった〜〜(笑)
何度見ても、これって初心者でも行けるって噂の水根沢なのかしら??と思いつつ(^^;
でも、来年はお供させていただきたいな〜と虎視眈々とチャンスを窺っておきます(Φ_Φ)
カモシカさんはちゃんと泳げたのかなーとか
84枚目の雪だるまさんには、ちっちゃい鎖とかつけて、パンクな感じにしてみたいなーとか
山椒とオリーブは家に1本ずつあるといいんだよなー
という、沢に関係のない感想もちょこっと
おはよーございます!
水根沢、曇天でも楽しめました。隣に登山道がついているおかげで、初心者でもダイナミックな沢登りが楽しめますね。
今回は足の揃ったパーティになったので、数年前からの宿願『上まで抜ける』が達成できました。wwさん、namiさんに感謝です
来年、muniさん参戦ならどっかの釜でグルグル回ってもらおうと思います
muniさん
コメントありがとうございます。
さすがに二日連続は我ながらアホだと思いました。。
そう、山椒は家にあると良いですよね。
あと、バジルも重宝しますよ〜。
オリーブはちょっとイメージありませんでしたが、実を使うんですか??
水根は、難しいところには巻き道(場合によっては他パーティーのロープ (笑))がしっかりあるので安心なところです。
来年(今年中?)はぜひ!
釜でグルグル、楽しみにしております❗
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