道了尊バス停-明神ヶ岳-明星ヶ岳-塔ノ峰-塔ノ沢駅(-箱根湯本駅)

2016年09月17日(土) [日帰り]

• GPS: 07:58
• 距離: 15.8km
• 登り: 1,269m
• 下り: 1,406m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:09
• 休憩: 0:33
• 合計: 7:42

距離 15.8km 登り 1,284m 下り 1,406m

8:43 道了尊
9:50 見晴小屋
10:09 10:13 神明水
10:53 明神水
11:22 11:28 明神ヶ岳
12:33 鞍部
13:18 13:30 明星ヶ岳
14:36 明星ヶ岳登山口
15:07 15:14 塔ノ峰
15:57 16:01 阿弥陀寺
16:25 ゴール地点

天候

曇時々晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

8:03 箱根登山鉄道大雄山線大雄山駅着
8:09 伊豆箱根バス大雄山駅バス停発
8:25 箱根登山バス道了尊バス停着

コース状況／危険箇所等

登山ポスト：見つかりませんでした。
道の状況：危険箇所は概ねありませんが、
　赤土が露出してえぐれた道が頻繁に現れる
　ススキなどが繁茂している区間が長い
　阿弥陀寺に出てくる付近の道が荒れ気味
ため、後で疲労が溜まります。

その他周辺情報

温泉：阿弥陀寺から塔ノ沢駅に向かう間にいくつかの日帰り温泉やそこに向かう分岐があります。
飲食店：日帰り温泉だと食事が出ない所もあるので、そのような場合は箱根湯本駅まで移動するのが良いでしょう。
宿泊：温泉付きでいっぱいあります。

写真

9/17 8:09

今回は箱根登山鉄道大雄山駅からお送りいたします。

9/17 8:10

駅舎です。乗った感じ、観光客以外にも一般の利用者の多い路線です。

9/17 8:11

駅を出て右に回り込むと伊豆箱根バスのバス停があります。

9/17 8:32

10分ほどバスに揺られると道了尊バス停に到着します。
同乗者は10人程度といったところ。このルートも結構人気のようです。

9/17 8:34

茶屋などもあって下山時には便利そうです。バス停前からして既に結構な傾斜がありますね。では出発します。

9/17 8:35

まず右手に安気地蔵を見て、

9/17 8:36

三門を抜けます。

9/17 8:36

道が三方に分かれています。道標にしたがって、

9/17 8:36

左の橋を渡ります。

9/17 8:37

橋を渡ってすぐにトイレがあります。

9/17 8:39

まずは杉林の中を歩いていきます。

9/17 8:42

まずはタマアジサイがお出迎え。

9/17 8:44

雨がちの日が多かったためか、水量は豊富です。

9/17 8:44

ハイキングコースはどれ？

9/17 8:46

ついでに何か見れればということで左へ。

9/17 8:49

階段を登ると道標が見えてきました。

9/17 8:49

番号つきですね。

9/17 8:50

では先に…うっ、木の根岩場…

9/17 8:52

少し登ると、

9/17 8:53

道が折れて、

9/17 8:53

歩きやすい道になります。

9/17 8:53

十二体の有難い仏様たち。

9/17 8:55

早くも冗長化するルート。

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早くも牙をむく赤土えぐれ道。

9/17 8:59

木の根道も出現。

9/17 9:04

これはえぐれというより掘ってできた道か。

9/17 9:06

路面に水路ができています。

9/17 9:07

すぐ上はこんな感じ。

9/17 9:09

脇道ができているので上に上ると林道に出ます。林道は水路と化しています。

9/17 9:09

林道の向かいから道が続いています。

9/17 9:17

こういう滑りやすいえぐれ道が次々と現れます。

9/17 9:19

534mピークです。

9/17 9:19

この辺に三角点があったようですが、見落としました。

9/17 9:23

これはまた派手な倒木です。

9/17 9:28

暗い、細い、滑りやすい。

9/17 9:33

このカーブを登っていくと、

9/17 9:34

再び林道にぶつかります。

9/17 9:34

左折して、折り返すように付いている登りに進みます。

9/17 9:35

ルートは階段から始まります。

9/17 9:35

オトコエシですか。

9/17 9:36

階段が終わるとこんな道。

9/17 9:38

いい道もありますが、

9/17 9:40

えぐれ道もあります。でもこれは石があるので却って歩きやすい。

9/17 9:42

小屋が見えてきました。

9/17 9:42

見晴小屋に到着です。

9/17 9:43

眺望ですが…うーんかすんでますね。

9/17 9:43

小屋の向かいにもベンチがあります。

9/17 9:46

では先に進みます。

9/17 9:51

おっと三角点発見。三等でした。そしてここは697.8mの独標。

9/17 9:51

周辺部はこんな感じ。

9/17 9:55

うーんまたえぐれ道。

9/17 9:56

この辺りでちょっと植物観察…これは…(図鑑…えーい役に立たん…Google先生…先生沢山居過ぎ)どうやらイヌショウマでしょうか。

9/17 9:59

ノハラアザミかな。

9/17 9:59

これはオミナエシですね。

9/17 9:59

これは…ゲンノショウコですか、西の方では赤いのが普通らしいですが、こちらでは白いのですね。

9/17 10:00

さてこの辺からススキが原となりました。

9/17 10:00

これは…どうやらシロバナツリガネニンジンですかね。

9/17 10:01

うーん。ハギの仲間ではないかと思うのですが…

9/17 10:01

こっちがふつうのツリガネニンジンですか。

9/17 10:04

アザミにヒョウモンチョウが…あぁぶれた

9/17 10:07

まだまだ草の生命力は健在です。

9/17 10:09

程なく神明水に到着しました。

9/17 10:09

こちらも水量は割とありました。

9/17 10:09

右から出ている急勾配の取り付きから先に進みます。

9/17 10:11

その先は岩場です。

9/17 10:12

こういう細い道もありますが。

9/17 10:13

眺望があります。晴れていればもっとよくなるでしょう。

9/17 10:16

岩場を抜けると一瞬赤土の道になります。

9/17 10:21

これは…昔リフトか何かが通っていた模様。なぜか鉄塔だけ残っている不思議。

9/17 10:26

で、またススキの道。これでも道が良く見えるほう。

9/17 10:26

横を見ると休憩できそうな丸太が。

9/17 10:31

段々路面が分かりやすくなってきました。

9/17 10:33

いろいろ花やつぼみがありますが、愛でる余裕はありません。

9/17 10:35

ここでススキ道は終わる模様。えぐれ道の予感。

9/17 10:41

盛大にえぐれています。

9/17 10:48

遂に路面に水溜りが。

9/17 10:49

おっとここで沢渡り。

9/17 10:50

この付近はえぐれ道より岩場の方が多いです。

9/17 10:52

なにやらちょろちょろ水が流れています。どうやらこれが明神水のようです。

9/17 10:54

岩がちの道が続きます。

9/17 11:00

おっと左が切れ落ちかけています。

9/17 11:01

ここはいい雰囲気の道です。

9/17 11:03

うぅっ、これはひどい。

9/17 11:06

頭上が開けました。そろそろ外輪山の尾根でしょうか。

9/17 11:07

タイアザミ？にアサギマダラが止まっています。この組み合わせは珍しくないようで、このあと2度みられました。

9/17 11:08

程なく…

9/17 11:09

尾根に向かう方向を分ける分岐に到着しました。

9/17 11:09

で、明神ヶ岳に向かう道は…

9/17 11:12

意外と険しいです。

9/17 11:15

数分歩いてようやく尾根に出ました。

9/17 11:15

はい道標です。

9/17 11:15

ガス多めですが大涌谷、冠ヶ岳、神山…は雲の中、左にかすかに駒ケ岳も見えているようです。

9/17 11:16

傾斜のほとんどない道を進むと、

9/17 11:17

なにやら見えてきました。

9/17 11:17

斜面の保護をしているとか。正面にみえるのは仙石原でしょうか。

9/17 11:18

山頂広場です。

9/17 11:18

明神ヶ岳に到着しました。

9/17 11:18

で、何も知らない哀れな子羊は亡失した三角点を探しに行きました。

9/17 11:19

山頂の先は更に景色が開けています。

9/17 11:19

台ノ岳方面です。

9/17 11:22

この辺が真の山頂らしいのですが。

9/17 11:27

この辺にあったんでしょうか。見つかりません。

9/17 11:31

そのまま山頂広場まで戻りました。あぁ、青空っていいなぁ。

9/17 11:32

箱根山方面も多少見えやすくなりましたか。

9/17 11:42

台ノ岳を見ると、微かに富士の山体が見えています。

9/17 11:48

で、昼食休憩の後、人も多くなってきましたので、明星ヶ岳に向かって出発します。

9/17 11:51

ストックを取り出して用心深く下り…早速滑りました。

9/17 11:52

近くにいた人の話を聞いて確認しました。フジアザミです。

9/17 11:53

アサギマダラ君どんだけアザミ好きやねんと言いたくなる図ですが、このアザミ、あちこちに咲いているのですが特定できません。

9/17 11:54

箱根山がさらにはっきり見えています。

9/17 11:54

では先に進みます。

9/17 11:58

しばらく歩きやすい道です。

9/17 12:00

頭上が開けて、

9/17 12:01

眺望が良い場所がいくつかあります。

9/17 12:02

行きにあった丁字路の一方とここで合流します。

9/17 12:04

昭和天皇が摂政宮だったときにこちらへいらしたようです。

9/17 12:05

ここから大雄山線塚原駅方面に下りることができます。

9/17 12:09

この道が折れたところも眺望ポイントです。

9/17 12:17

ここからやや急な下りとなります。道の左側がここで南足柄市から小田原市となります。

9/17 12:21

下りを過ぎると笹の道となります。

9/17 12:22

笹が伸びて薄暗い道に。

9/17 12:24

大涌谷が大分横に逸れて来ました。

9/17 12:30

そして岩場。

9/17 12:32

程なく何か見えてきました。

9/17 12:33

宮城野への分岐に到着しました。ここからはしばらく平坦で単調な道となります。

9/17 12:36

を、また珍妙な形状の花がありますねぇ…どうやらアキノタムラソウのようですが。

9/17 12:44

こちらに傘を向けて黄色いキノコが生えています。余りに特徴が無くて正体不明です。

9/17 12:47

この付近が882mの独標です。

9/17 12:55

まだまだ単調な道が続きます。

9/17 13:02

道標が並んでいる場所に来ました。

9/17 13:02

明星ヶ岳まであと15分ですか。

9/17 13:03

ここから和留沢地区に下りることができるようです。

9/17 13:04

目指す明星ヶ岳はガスの中…

9/17 13:07

ここから断続的に登りが現れます。

9/17 13:10

なんとヒガンバナが咲いていました。遠くからでも目立っていました。

9/17 13:15

しばらく歩くと少し広い場所に出ました。

9/17 13:16

ここは山頂広場扱いのようですが、何もありません。ここからも宮城野に下りることができます。

9/17 13:16

眺望は晴れればそこそこあるのかもしれませんが…

9/17 13:17

では先に進みます。

9/17 13:19

程なく左に分岐が現れます。

9/17 13:20

明星ヶ岳に到着しました。

9/17 13:20

そばに御嶽大神が祀ってありました。

9/17 13:33

山頂広場からここまで三角点を探しましたがヤブが深くて見つからず。やむを得ず休憩だけして出発しました。

9/17 13:38

緩い下りまたは平坦な道を進みます。

9/17 13:39

これはヒヨドリバナでしょうか。

9/17 13:40

お地蔵さんでしょうか、庚申様でしょうか、ちょっとよくわかりません。

9/17 13:45

9/17 13:51

この少し手前に小ピークがありました。

9/17 13:54

小ピークを下りて鞍部に達したところです。道標に塔ノ峰が出てきました。

9/17 13:58

この先に768mの独標があるのですが、そこへ向かう道は全く見当たりません。

9/17 14:01

この上が768mの独標ですね。

9/17 14:01

ここからしばらく下ります。

9/17 14:04

うーん下りのえぐれ道は特に歩きにくいので困ります。

9/17 14:10

ここから小ピークにむかってしばらく登ります。

9/17 14:15

この付近が小ピークとなります。

9/17 14:18

ピークの先で道が右に折れます。

9/17 14:19

さて車道まで一気に下って行きます。

9/17 14:24

傾斜が急なので階段となっています。

9/17 14:28

この辺りが617mの独標です。

9/17 14:32

独標を過ぎると傾斜がやや緩くなります。

9/17 14:34

更に進むと鉄塔が現れます。

9/17 14:34

鉄塔を避けるように下りを進みます。

9/17 14:36

程なく車道が見えてきます。

9/17 14:36

この階段を下りると、

9/17 14:37

明星ヶ岳の登山口に至ります。

9/17 14:37

ここからしばらく車道を歩きます。

9/17 14:42

晴れていればここから塔ノ沢駅方面が見えるようです。

9/17 14:48

10分ほど歩くと何か見えてきます。

9/17 14:48

塔ノ峰の登山口に至ります。

9/17 14:48

山道は程よい傾斜です。

9/17 14:51

時折階段も現れます。

9/17 14:56

木漏れ日が良い感じです。

9/17 14:59

路面も歩きやすいです。

9/17 15:03

じわーっと、

9/17 15:04

登っていくと

9/17 15:04

山頂広場に至ります。

9/17 15:04

広場の中心です。

9/17 15:05

塔ノ峰に到着しました。

9/17 15:05

三角点です。三等でした。これは割ときれいに保存されていました。

9/17 15:13

軽食休憩後、先に進みます。

9/17 15:20

ここから疲労と光量不足で写真がぶれぶれになりますがご容赦を。この辺は緩い下りです。

9/17 15:23

距離ベースでは半分くらいまで来ているのですが、はて。

9/17 15:26

ここで南東に向かっていたルートが西北西に変わります。

9/17 15:30

急な斜面を西に巻くように道が付いています。

9/17 15:33

段々落ち葉が増えてきます。

9/17 15:36

ここで今度は西南西方向にルートが変わります。

9/17 15:39

ここから阿弥陀寺まで急斜面を下って行きます。

9/17 15:42

あと5分。

9/17 15:44

これ、上の路面の下です。こんな支え方をされています。

9/17 15:44

支えている方の木は下の路面の真正面にあります。

9/17 15:46

鉄砲水でもあったのか、大きな岩がごろごろした道に出ました。

9/17 15:48

そのまま下りていくと…

9/17 15:51

倒れた竹が行く手をふさいでいます。

9/17 15:52

ほかに道が無いことを確認してから先に進みます。

9/17 15:53

ぶれてますが、一応短い迂回路が下には付いています。

9/17 15:55

ようやく山道から出てきました。

9/17 15:55

阿弥陀寺の脇に出てきたようです。

9/17 15:56

先に進むとトイレがありました。これは助かります。

9/17 16:01

阿弥陀寺に到着しました。

9/17 16:01

皇女和宮香華院であることから、このような葵の御紋も散見されます。左にはアジサイの木が。梅雨時は人出が多そう。

9/17 16:01

観音像。きよらか観音と呼ばれております。顔立ちのほうはすこし凛々しい感じでよいです。

9/17 16:02

阿弥陀様ですか。

9/17 16:02

こちらはちょっと分かりません。

9/17 16:02

こちらも観音像でよろしいか。

9/17 16:03

阿弥陀様と六地蔵ですか。

9/17 16:05

では駅に向かって下ります。

9/17 16:06

少し下ったところで石段と合流します。

9/17 16:06

石段はコンクリート道と並行しています。

9/17 16:07

ここで道が分かれる模様。

9/17 16:09

ここで塔ノ沢駅と湯本駅に向かう道が分岐します。

9/17 16:12

少し歩くと山門に至ります。

9/17 16:12

9/17 16:13

山門をくぐりました。

9/17 16:15

ここで立派な石段と合流しますが、そちらは通行止めでした。

9/17 16:16

出口が見えてきました。

9/17 16:17

ここで山道を出ます。

9/17 16:17

あとは舗装道を歩いていきます。

9/17 16:18

まずはここを下ります。

9/17 16:20

下ったら右についているこの道をじわっと下っていきます。

9/17 16:21

ここで国道1号線に下る道と分かれて登ります。

9/17 16:22

温泉街を左手に見下ろしながら進みます。

9/17 16:23

なにやら見えてきました。

9/17 16:23

たしかここは売店だったはず。改修工事中のようです。

9/17 16:24

塔ノ沢駅に到着しました。本日のゴール地点です。

9/17 17:22

おまけ：入浴後、湯本駅まで歩いてみました。

9/17 17:27

このような道を10分ほど歩きます。

9/17 17:35

湯本の町並みです。

9/17 17:39

箱根湯本駅に到着しました。本日はここまでといたします。

撮影機器：

EX-H20G CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

水筒500mL(2) 水筒1L(2) 携帯食(4) 1/25000地図(1) ガイド地図(1) コンパス(1) 時計(1) GPSロガー(1) 携帯電話(1) スマートフォン(1) デジタルカメラ(1) アンダーウェア(2) レインウェア(1) 半袖シャツ(2) 入山計画書(2) ストック(2) スパッツ(1)

感想

justiceone

　今回も天気予報をにらめっこしつつ、夕方まで晴れそうな場所を見繕ってこのコースに決まりました。
　箱根まで足を伸ばしたのは初めてなので、足元の雰囲気は丹沢辺りに似ているのかと思っていましたが、大分様子が違っていました。赤土の土質に歩く人が多いせいか、えぐれて滑りやすい道が多く、季節柄、登りの途中は草ぼうぼうで、気温が高かったせいもあって、後半意外と体力が削られているのを感じました。おかげで最後は写真がブレブレでした。
　天候は、時々日が差し、青空も一部見られるそこそこ良い天候でした。時間によってガスが増えたり減ったりする状況だったので、眺望の良し悪しは来た時間に依存する感じでした。
　人出はさすが箱根。予想以上に多かったです。グループで登っている人も多く、山頂付近では何度か抜かせていただきました。
　全体として、晩秋〜冬にいらっしゃい(阿弥陀寺を除く)、というコースでした。