ヒョウモンチョウ(ひょうもんちょう) / 豹紋蝶
最終更新:2015-10-11 07:46 - gutenmrgen
基本情報
タテハチョウ科に属するチョウの一種
北海道内陸部および、東北地方・中部地方の山地に分布する。同じような色合いと模様の翅を持つキタテハ(タテハチョウ科)との見分けが難しい。
北海道内陸部および、東北地方・中部地方の山地に分布する。同じような色合いと模様の翅を持つキタテハ(タテハチョウ科)との見分けが難しい。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
ヒョウモンチョウ(豹紋蝶、 Brenthis daphne)は、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科タテハチョウ科ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族に属するチョウの一種。標準的な和名をあてられているが、本種は日本国内ではそれほど一般的な種ではなく、他のヒョウモンチョウ族の蝶との区別のために「ナミヒョウモン」と呼ばれることもある。日本国内で繁栄しているヒョウモンチョウ族のチョウ、ミドリヒョウモンやツマグロヒョウモンなどは本種より大きく、趣味者には「大型ヒョウモン」と呼ばれ、こちらはそれと区別して「中型ヒョウモン」と呼ばれる。
大型ヒョウモンよりもゆるやかに飛翔し、前翅先端は丸く、出現時期もより早い。また大型ヒョウモンの成虫は秋まで見られるものが多いが、本種は夏の終わりとともにいなくなる。
幼虫の食草はヒョウモン類で一般的なスミレ類ではなく、バラ科のワレモコウ、オニシモツケなど。越冬態は卵内1齢幼虫。
近縁種にコヒョウモン(B. ino)がいる。生態や形態は似るが、本種が山地のやや乾燥した草原に生息するのに対し、コヒョウモンは渓谷や湿原などに多い。
Brenthis daphne MHNT CUT 2013 3 19 Paleyrac Buisson-de-Cadouin Dos.jpg|ヒョウモンチョウ
Brenthis daphne MHNT CUT 2013 3 19 Paleyrac Buisson-de-Cadouin Ventre.jpg|△ ヒョウモンチョウ