脊振山(林道駐車場よりピストン:秋の父子名山巡りPart. 2)
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- GPS
- 01:07
- 距離
- 1.3km
- 登り
- 81m
- 下り
- 66m
コースタイム
- 山行
- 0:31
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 1:06
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
自然歩道の登山口から基地ゲートまでは木道少々あり、スリップ注意。基地から山頂までは簡易舗装&石段の道、特段の危険・不明箇所なし。 |
その他周辺情報 | 基地ゲート横の駐車スペースに、ジュース自販機あり(「山値段」でなく下界値段…)。山頂往復だけでは物足りない向きには、稜線をプチ縦走して蛤岳往復も一考の余地あり。。 |
写真
感想
九州ツアー2日目、本日は佐賀県巡り、福岡県境の脊振山から、吉野ヶ里公園見学を経て、長崎郊外の民宿まで移動します。毎度のことながら、今日も結構な移動距離です…。
唐津郊外の呼子に前泊。折角風光明媚なこの地まで来たのだから、とほんの短時間立ち寄るつもりの名護屋城跡に意外とはまり、朝の受付・博物館オープン前の時間帯に30分強の城跡見学を楽しみ、戦国の世・朝鮮の地に駆けた兵どもの夢の跡に思いを馳せます。
これで本日はすっかり観光モードに。唐津観光の時間はなくなりましたが、脊振トンネルを抜け、自衛隊基地のアクセス道を上り詰めると、そこは既に山頂間近。しばし九州自然歩道を辿り、プチ山旅を味わいますが、自衛隊基地ゲートに出るとそこは舗装路、フェンスに仕切られた「衆人環視」の登路が山頂まで続きます。フェンス越しに眺める役の行者像、山頂直下の石段の脇を固める石燈籠や石仏様に、僅かに往時の山岳信仰の名残を感じますが、呆気なく辿り着いた山頂背後には巨大なレーダードームが鎮座。本日も目に見えぬ北東アジアの脅威に備え、しっかり稼働中です。ここでは、山歩きのノスタルジーよりは国防優先ということか、同様に山頂核心部を防衛施設が占拠する300山たち、磐城の大滝根山、佐渡の金北山を思い出します。
そんな脊振山ですが、佐賀・福岡県境に位置する地の利もあってか、山麓からガッツリ登ってこられるハイカーの方々も多く、お昼時ということもあって、山頂神社の平地は結構な賑わい。レーダードームと登山者の喧騒の挟み撃ちに遭い、山頂近くからのラクラク車登山の後ろめたさも重なって、我が父子は山頂証拠写真だけ撮り、そそくさと山頂直下の鳥居の建つ小平地へ移動。達成感は薄いですが、景色も良いので、ここで弁当昼食とします。豪華にフルーツ缶のデザートまで平らげ、ほとんど疲労もないまま自衛隊基地ゲートに戻ります。自販機のジュースは下界値段でしたが、本日も物好きオヤジに付き合ってくれたムスコに「ジュース飲む?」とオファーしたところ、「有り難みがない」とリジェクト。親子の心は早くも吉野ヶ里観光へと飛び、蛤岳への雰囲気の良さそうな縦走路もスルー。樹林の道をのし歩き、実質40分前後の我が300山巡り史上最もラクチンなツアーを終えたのでした。
ということで、車中爆睡する長男を乗せ、軽レンタカーで山道を駆け下り、残りの午後を復元遺構・出土品展示やアトラクション充実の広大な吉野ヶ里歴史公園でしっかり楽しんだ我々でした。昨日来の山歩きでブチ筋肉痛のムスコ共々、殆どの物見櫓によじ登り、脊振山はじめ周囲の山岳展望を楽しんだのは、ヤマラーのせめてもの意地、ということでしょうか…。
ともあれ、この日も予定のメニューをほぼこなし、長駆、長崎郊外の民宿まで移動。明日はいよいよ九州名山巡りの大団円、取りこぼした多良岳へのおかわり登山にチャレンジです!
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