十二湖ふたたび(昨日歩いた道を一人で辿る)
- GPS
- 05:10
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 260m
- 下り
- 234m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 5:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
前日ご厚意に甘えてガイドツアーに参加させていただき,その日の夜はアオーネ白神十二湖に宿泊しました。
翌朝yoshiyanは予定通り白神岳に登りましたが,yoshiyan's妻はアオーネ白神十二湖の送迎バスで再び十二湖巡りに向かいました。前日と同じコースを辿ってみたい気持ちで,さらにフロントの人と相談して,日本キャニオンの見える展望所に行ってみることにしました。
送迎バスには,2名のガイドさんに率いられた御一行さまがいらっしゃいましたが,ただ一人途中の王池で下りました。シーズンだから大勢歩いていらっしゃるだろうと安易な気持ちで,フロントでいただいた簡単な地図を頼りに歩き始めました。
登山口に観光バスの運転手さんが2名お客さん待ちをされていましたが,日本キャニオン展望所までの900mの往復の間,誰一人としてすれ違わず,送迎バスの中で年配のガイドさんが「このあたりは熊が多いです。今日も気を付けて登りましょう。」と注意されました。あいにくyoshiyanが熊鈴を持っていて手元に無いので,始終,手を大きく叩き鳴らしながら,特に曲がり角の手前では何度も鳴らしながら歩きました。蜘蛛の巣だらけでしたので,あまり通る人のない道だったようです。でも,とても歩きやすい道でした。登ってみたら,日本キャニオンがはっきり見えました。ふと気づくと足元の草むらに山ビルを大きくしたものがガサゴソしていたので,戻りは熊と蛭の両方に気を付けて下りました。
続いて,王池も一周してみました。思ったよりも大きな池でした。そして,前日のゴール地点であるビジターセンターに立ち寄り,茶屋で休憩して,前日のスタート地点であるキョロロで林檎を食べました。キョロロと青池周辺では,前日よりも少ないものの,観光客でにぎわっていました。
一番行きたかったブナ自然林,ここではまた人影が見えず,この先の長い行程に一人で進むのを躊躇していました。その時に,突き当りで人影が,昨夜アオーネ白神十二湖のレストランの隣席で大いに話の花が咲いた方,北海道からの女性一人旅のT様でした!海外も日本もあちらこちら旅行されていて,退職してからもご自分のご褒美に楽しんでいらっしゃる方。その方から「送迎バスの運転手さんが,熊はたくさんいるけれど,実際に遭遇したという話は聞いたことがない,と言われていましたよ。」と教えられて,やはり一人で昨日の道を辿ってみることにしました。T様とは,キョロロからの午後2時10分の送迎バスでまた一緒にお話しできる楽しみもできました。
気持ちに余裕ができましたので,風景や木や花を楽しみながら歩きました。四五郎の池を過ぎたときに,ガイドさん御一行様とすれ違い,「こんなところを一人で歩いている人に初めて出会った,怖くないの?」と声をかけれらました。「ええ,怖いです。」と答えました。日本キャニオン展望所までの往復が怖かったことを思い出されたからです。
このあとは,もっと奥へも足を伸ばしてみたかったのですが,送迎バスの時間が気になり,前日のコースを辿って無事にキョロロに戻りました。
2日間続けて訪れた十二湖巡りでしたが,それだけに思い出深いものになりました。
このレコは特筆するほどのものではありませんが,前日ご一緒させていただいた岩手のS様,ガイドのH様に読んでいただきたくて記しました。
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