中ノ岳はでかかった
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,839m
- 下り
- 1,835m
コースタイム
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 10:30
天候 | 登山としてはベストコンディションでした。 十字峡〜中ノ岳(晴れ時々曇り、風も適度に吹いていて暑く無し) 中ノ岳〜兎岳 (曇天なれど視界は良し) 兎岳〜丹後山 (強風すごいもののガスは無し) 丹後山〜十字峡(穏やかに晴れ時々曇り、標高が下がってくるに従い暑い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中ノ岳への直登ルート、丹後山へのルートそれぞれに2〜3箇所鎖場が有りますが特に危険はないです。下りに丹後山ルートをとりましたが、かなりな急坂の長丁場の上に林道へ下りてからも2kmぐらい歩きます。 |
写真
感想
今回は昨年越後駒ケ岳に登った時はガスって見えなかった中ノ岳へ行く事に。但し中ノ岳ピストンか、丹後山周回か迷うところではありました。昭文社の地図では所要16時間の為、果たして自分の体力で日帰り可能なのか。そんな質問をヤマレコ質問箱にしたらmtkenさん、meshiyaさんにアドバイス頂きました、お二人様ありがとうございました。天候急変の場合は中ノ岳だけでも登っておきたいと考え、十字峡から中ノ岳まで4時間ぐらいで行ければ丹後山まで廻るつもりでスタートしました。
ヘッデン装着で十字峡登山センター前の山へ入り、そのうち丹後山方面から日が射してきます。スタートは気温13度でひんやりしていましたが、暑くなってきたので一枚脱いで夏スタイルに。ようやく尾根に出ると目の前の山の上に電波塔が見えます、あれが日向山か。樹林の中を我慢の登りも日向山まで、やっと1500mを超えて山上の世界へ足を踏み入れた感じがしました。ここからは東に兎岳〜丹後山の時々ガスって暗い稜線を見ながらの登り(あそこまで行けるのか、天気はもつのか不安な気持ちで・・・)それにしても絶えず吹く風が体をクールダウンしてくれて助かりました。(快晴だったらたぶん暑さでばてたでしょう)
くっきり見える登山道は山頂まで続いていて、先の長さに思わずくじけそうになりましたが、日向山の先の小ピークを越えると中ノ岳もやっと手に届くところに来た感じがしました。辛抱の先には絶景あり。切り通しの九合目の先には今まで見えなかった景色がばーんと、尖がりの荒沢岳を中心に奥只見の山々、左手には越後駒ケ岳・・・いや〜長い我慢が報われた瞬間でしたね。
そのまま左手に山肌を巻いていくと暫くで中ノ岳山頂へ到着。
ここまで4時間30分、上出来じゃ〜ピストンから丹波山周回へ予定変更。そうと決まればゆっくりも出来ずカップ麺はお預けでGO(結局最後までそんな時間は無し)
分岐まで戻ってからは鞍部まで下がる下がる、時々巻く道では笹の根が滑る滑る、まだまだ油断できませんでした。こんなに下りたら登り返しはきついな〜と思いながらも兎岳〜丹後山の笹原の見事さには時々足が止まりました。
荒沢岳分岐に立つと荒沢岳〜兎岳〜中ノ岳〜駒ケ岳〜小倉山の峰の繋がりに惹かれました、泊まりで縦走する人達の気持ちが分かりますね。尾根道は風の強さは台風並みで、ぼ〜っとしてると飛ばされそうでした、幸いガスは発生せず雨雲は巻機山辺りでロール状になって止まっているのが不気味でした、いつこっちへ向かって来るかと。とうとう丹後山まで来ました、風は相変わらず横殴りに吹いてきますが、笹原ひとりじめの気持ち良さは何とも言えませんでした。下りはとにかく明るいうちに帰らなくちゃと、下る下る。朝とは逆に日向山〜中ノ岳の尾根を見ながら下りますが、幾つかの沢の切れ込みをつけて裾が広がる中ノ岳のでかさには時々立ち止まって見とれてしまいました。
丹後山登山口までやっと下り、林道下の沢でたっぷり冷たい水を飲んで生き返りました。この曇天でもペットボトル3L飲みましたから、夏の暑い日では日帰り周回は自分には無理でしたね。
今回は様々な人のレコを参考にさせて頂いたお陰で日帰り周回が出来ました。それと十字峡登山センターのカメムシ掃除した事を山の神様が気に掛けてくれたのかな?良くやってくれたぞよ、お礼に登って良し・・・なんてね。
今日は一日中ノ岳が私に向かい合ってくれました、感謝。
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