修験道の霊山 英彦山(ひこさん 1200m)

2016年10月10日(月) [日帰り]

• GPS: 05:48
• 距離: 9.8km
• 登り: 814m
• 下り: 805m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:01
• 休憩: 0:47
• 合計: 5:48

距離 9.8km 登り 821m 下り 815m

6:07 別所駐車場
6:28 6:35 奉幣殿 水場
6:38 英彦山神宮（奉幣殿）
6:45 奉幣殿 水場
7:34 バードライン分岐
7:58 8:01 産霊神社 水場
8:15 8:24 英彦山中岳
8:29 8:31 英彦山
9:32 9:42 材木石
10:03 10:05 英彦山の鬼杉
11:18 奉幣殿 水場
11:37 11:51 別所駐車場
11:55 ゴール地点

行きに通った参道は頂上付近まで石段、石積みが続きます。
英彦山中岳から南岳方面に下るときに鎖場のある岩場が何か所かあります。
鎖を持たないと危ない箇所もありますので、一挙手一投足を確実にしましょう。
このような岩場があるので、標高差、距離の割には時間がかかっていると思います。
下りの途中に小さな沢を渡ります。大雨の時はちょっとわたりにくいかもしれません。

写真

10/9 17:26

登山前日の夕方に銅(かね)の鳥居のところに行きました。

10/9 17:26

夕陽を浴びる銘板　「英彦山」

10/9 17:39

山端に沈みゆく夕陽が金色でした。

10/9 17:30

英彦山修験道本山　霊泉寺。

10/9 17:31

参拝人の中に不らちな心構えのものはいないか参道の入口でチェックし、神聖な山を守護する神様である点内護法神さまもいらっしゃいました。

10/9 17:48

今日はここで車中泊です。キャンピングカーと普通乗用車数台がありました。

10/10 5:19

朝5:00起床し、車中で朝ごはんです。
バナナ、ミニアンパン2個、フルーツグラノーラ、オニオンスープ。

10/10 6:07

いざ、出発〜。

10/10 6:18

英彦山神宮。神宮と言えるのは格式が高い神社だけだそうですね。

10/10 6:30

10/10 6:31

巨大な鈴です。

10/10 6:31

ものすごく歴史を感じさせる二つ目の鳥居である石の鳥居。
その先には長い階段が続きます。

10/10 6:35

筑紫山地の山に朝日が当たり始めています。

10/10 6:44

参道でもたまに若干の鎖がありますが、別のルートもあります。

10/10 6:59

杉の木に何かが…。

10/10 6:59

龍がくっついているように見えます。
これは、龍杉と名付けましょう(^^)

10/10 7:43

下はいいお天気なのですが、登るにしたがって雲が見えます。その雲が流れていきます。

10/10 7:52

かなり登ってきましたが、まだ石積みは続きます。

10/10 8:02

三つ目の鳥居である木の鳥居です。ここから先は神や仏の住む聖域　常寂光土(じょうじゃっこうど)と言われているそうです。
霧に包まれています。

10/10 8:08

10/10 8:30

南岳の小さなお社。

10/10 8:32

英彦山　最高地点　南岳1200mの三角点。

10/10 8:36

ここから下りはところどころ岩場があり、鎖場となります。
鎖を持たないと危険な箇所もあります。

10/10 8:45

ここも鎖場。だんだん修験の山ということが身に沁みてきます。
どれだけ続くの〜。

10/10 8:47

気持ちのよい眺めが癒してくれます。

10/10 8:47

はい、がんばって下ります(^^;)

10/10 8:49

山頂は霧の中でしたが、少し下ると青空も見えました。

10/10 8:56

下界もよく見えます。

10/10 9:06

10/10 9:30

こんな狭いところを潜る場所もあり。50Lくらいの大きさになると背負ったままで通るのはちょっと難しいです。
30Lでぎりぎり。横から飛び出た三角の石もかなり邪魔です。

10/10 9:41

10/10 9:46

ひこさんタコ南天。
という名前を連想させるような変わった実の付き方をしています。

10/10 9:47

その植物が群生していました。

10/10 10:02

鬼杉に到着。

10/10 10:03

10/10 10:03

奈良時代から生き続けているそうです。
幹回りは12.4m。

10/10 10:03

鬼杉の上の青空もきれいです。

10/10 10:40

ミニ滝を見ながらミニ沢を渡っていきます。

10/10 10:44

とても幸せな道？
そんな平坦な道で満足していていいのか…。
でもほっとします。

10/10 11:09

英彦山神宮奉幣殿が見えてきました。

10/10 11:11

杉木立の中に巨大な屋根が印象的です。

10/10 11:49

駐車場に到着。すっかり青空となりました。奥に見えるのが英彦山かな。
今回歩いた数時間は単に一つの山に登ったということ以上の何かを感じる山行でした。

撮影機器：

DSC-WX350 SONY

iPhone 6s Apple

感想

kawaken1

福岡県と大分県にまたがる霊峰　英彦山。昔、キャンプに来たことはあるのですが、登山として頂上まで登るのは初めてでした。
いいお天気の中登り始めたのですが、標高1050mを超えると霧がかかっていて霊峰としての雰囲気満点でした。
二百名山の一つでもあり、昨年登った田中陽希さんの日記には「今までにいくつもの修験者の山や霊山を登ってきたが英彦山は別格だった。僕の想像していた世界よりも上をいっている。…」とあります。帰り道、鳥のさえずりに交じって法螺貝の音が聞こえてきて、ほんとに自然の中に信仰の歴史を感じさせてくれる山でした。