ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 98120
全員に公開
ハイキング
甲信越

安曇野市・光城山〜長峰山

2011年02月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
nobou その他8人
GPS
--:--
距離
7.3km
登り
475m
下り
498m

コースタイム

8:30長峰山登山口8:45-8:55光城山登山口9:00-10:10光城山10:15-10:38アルビノ杉見学10:40-11:15白牧-11:40天平の森・昼食13:00-13:20長峰山13:30-14:15長峰山登山口・入浴・解散
天候 晴れ 温かく無風で(春)霞あり
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス マイカーで長峰山集合-車を半数残して光城山登山口へ移動-長峰山から下山後,車を回収。長峰山の駐車場は普通車10台以上駐車可。両登山口は歩いても30〜40分程度なので、どちらかに車を置いて、下山後歩いて戻ることも可能。
コース状況/
危険箇所等
 西日本や北陸・東北の大雪をよそに、安曇野は雪がまったくないと言っていいほどで軽アイゼンもスパッツも不要。参加者の足は、軽登山靴の他に長靴あり、アップシューズありと様々。
 健脚な人なら3時間もかからないコースだが、天候がいい時にはゆったりと歩くのによく、腰痛持ちの人や山慣れない主婦の人などにも楽しんでもらうと言う今回の目的にぴったりのコース。
 光城山の正面ルートは、急な斜面をまっすぐ登るハードなコースなのでトレーニングコースとしての利用が多いが、それとは別にジグザグを長くとってゆったり登れるコースもあるので、持病を抱えていたり山慣れない人にはそちらがお薦め。
 長峰山からの下りは、林道からの降り口からしばらくの間が急斜面で、足指の爪を傷める恐れがあるのであらかじめ手入れが必要。他にこれと言った問題はない。
 トイレは光城山登山口と山頂にあるが、天平の森は冬期閉鎖中で使用不可。長峰荘の入浴料は400円。
9:00 光城山登山口にて 総勢9名
9:00 光城山登山口にて 総勢9名
9:10 Teppei君(4才)とお父さん
9:10 Teppei君(4才)とお父さん
9:10 ゆったりコースをマイペースで・・
9:10 ゆったりコースをマイペースで・・
9:11 ?年ぶり・・〇〇代主婦
9:11 ?年ぶり・・〇〇代主婦
9:14 初対面同士でも話が弾む
9:14 初対面同士でも話が弾む
9:14 無理せずゆっくりネッ!
9:14 無理せずゆっくりネッ!
9:32  あれれッ!
9:32  あれれッ!
9:38 そんでよしッ!
9:38 そんでよしッ!
9:40 久々の対面に話しがほとばしる
9:40 久々の対面に話しがほとばしる
9:41 ヤドリギ君達
9:41 ヤドリギ君達
9:45 もう一息
9:50 山頂広場にて
9:50 山頂広場にて
10:10 teppei君はここまで。よく頑張りました。また登ろうネ!
10:10 teppei君はここまで。よく頑張りました。また登ろうネ!
10:30 何だろう・・?
10:30 何だろう・・?
10:35 見つけ!
10:40 色素消失の杉を見に来た
10:40 色素消失の杉を見に来た
同 ケヤキが美しい
同 ケヤキが美しい
同 締め殺される寸前の木が多い
同 締め殺される寸前の木が多い
同 桐の実 この辺りは桐の花が多いところ
同 桐の実 この辺りは桐の花が多いところ
11:06 戻って長峰山へ
11:06 戻って長峰山へ
11:07 雪林道歩き〜日陰にはわずかながら
11:07 雪林道歩き〜日陰にはわずかながら
11:13 白牧集落跡
11:13 白牧集落跡
11:50 天平の森は閉鎖中 ここで昼食
11:50 天平の森は閉鎖中 ここで昼食
12:00 天平の森から常念岳を望む 春(?)霞ではっきりしない
12:00 天平の森から常念岳を望む 春(?)霞ではっきりしない
13:06 病気の桜 傷んでいる桜が多い
13:06 病気の桜 傷んでいる桜が多い
13:18 長峰山から押野崎を見る。

明日歩く押野〜継子落しのコースがよく見える。
13:18 長峰山から押野崎を見る。

明日歩く押野〜継子落しのコースがよく見える。
※押野崎
 『槍で別れた高瀬と梓 めぐり合うのが押野崎』の押野崎。

以下,※印の写真は2月2日のもの
※押野崎
 『槍で別れた高瀬と梓 めぐり合うのが押野崎』の押野崎。

以下,※印の写真は2月2日のもの
※ハクチョウの池と犀川・高瀬川の合流点

※ハクチョウの池と犀川・高瀬川の合流点

※長峰山頂から 常念岳
※長峰山頂から 常念岳
※横通・大天井岳
※横通・大天井岳
※有明山・燕岳
※餓鬼岳
※針ノ木・蓮華岳
※針ノ木・蓮華岳
※爺・鹿島槍・五竜岳
※爺・鹿島槍・五竜岳
※五竜・唐松・白馬三山・小蓮華・白馬乗鞍岳・天狗平
※五竜・唐松・白馬三山・小蓮華・白馬乗鞍岳・天狗平
※多分妙高・焼山方面
※多分妙高・焼山方面
※戸谷峰(1600m超)
※戸谷峰・六人坊・三才山
※戸谷峰・六人坊・三才山
※けつだし山(入山) 
※けつだし山(入山) 
※けつだし山・二ツ石峰(1600m超)
※けつだし山・二ツ石峰(1600m超)
※四阿屋山
※登山口を見おろす
※登山口を見おろす
13:53 下山途中
※光城山を見る
同 ただ白いと言うだけの雪
同 ただ白いと言うだけの雪
13:55 至るところに絞め殺される木,絞め殺す藤蔓
13:55 至るところに絞め殺される木,絞め殺す藤蔓
※ 下山路からの爺・鹿島槍と押野山のTV塔
※ 下山路からの爺・鹿島槍と押野山のTV塔
14:13 下山

感想

 旧『境界線』を脱会して以来、2年間近くフリーの立場で気の合った仲間と年に数回登る程度で山行回数は激減し、縦走からも冬山からも遠のいてしまった。一度停滞すると、次の足がなかなか踏み出せないものだと痛感する。
 だが自分が踏み出せない本当の理由は冒険学校の挫折,行き詰まりにある。新たな展開を目指す企画が空振りに終わり、それが何回か続くと臆病さが先に立ってリスクを恐れ冒険しなくなってくる。そんな、主宰が冒険しない冒険学校では魅力的な活動が出来るはずがない。なのでもう一度原点に立ち返って、悪あがきに似た努力をしてみようと思い始めている次第。
 と言うことで、手始めにあちこちに声をかけて光城山〜長峰山を歩くハイキングを企画したところ、予想以上の参加を得て再建に向けての幸先良い序章となった。

 光城山〜長峰山のコース自体は1月3日,4日に歩いて記録にも載せているので取り立てて書くほどのことはなく、前回と違う点は正面のルートから登り、長峰山から長峰荘(登山口)に下った点だけである。
 光城山は一般的なハイキングのコースとしてだけでなく、例えば7時半に集合して準備しているともう降りてきて『これから出勤します』とか『もう1回登ります』と言う人等,毎朝の散歩やウォーキングに代わる健康保持や体力づくり,トレーニングの山としても地元の人に人気のある山であり、年に100回以上登る人は数知れず、365日,毎日欠かさず登る人も少なくないと言う山である。

 今回の参加者の構成は、旧境界線のメンバーだった人が自分を含めて3名,冒険学校の子ども(4才)とお父さん,かつて冒険学校の会員だった子どものお母さん,アルバイト先のリンゴ園で働く仲間で現役登山ガイドとその夫人,市の福祉課が主催した『1人暮らしのお年寄り』を訪問するハイキングで知り合った仲間の合わせて9名。
 参加者の中には、登山を続けたいけれど持病があって無理が出来ない人や、ハイキングや山歩きを渇望しつつも、主婦ゆえの時間的なしばりと経験のなさ,体力的不安から踏み出せないでいた人がいて、そう言う人にとって斜面をほとんどジグザグを切らずまっすぐ登って行く正面ルートはきつすぎるのだが、実はもう1つゆったりのコースがあって、そのコースは斜面から大きく横にそれ、かなり先まで行ってそこから折り返すと言う風につけられているので、距離は長くなるがゆっくり歩けば無理をせずに登れるように配慮されており、自分はそれを横目に見ていただけだったのだが、今回一緒に歩いてみてハンディがある人にも無理なく登ってもらえると言うことが分かってよかったと思っている。
 旧境界線の仲間同士以外は初対面であるが、一緒に歩けばたちまち仲間になるのが中高年の登山である。そして参加者の中には年間50回は登ると言う『常連さん』もいて心強い。
 みなそれぞれに話したいことがいっぱいあるようで、自分は聞き役を,と努めてはいるが、いつの間にか一番喋っていたりする。まぁ,いいか・・。

 光城山に登るだけと決めていた4才君とお父さんを山頂で見送ったのち、常連さんから『杉の葉のアルビノがあるのを見せたい』と言う提案があって、『ゆっくり先に行っている』と言う1人を除く6人が林道を逆方向に500mほど下る。
 途中,冬期閉鎖中の林道雪上には無数の獣たちの足跡が交錯していて、ウサギだ,キツネだ,いやタヌキだ・・,等と言い合うのも楽しく、初めての人には新鮮な驚きだったようだ。ウスタビガの繭の美しい緑に感嘆する等,冬には冬の良さがある。

 アルビノを見て引き返し天平の森で合流して昼食となる。食事の間も話しは弾み、旧知のように打ち解けて楽しい山遊びの一日となった。
 好天無風で温かだったが、惜しむらくは、終日,春霞のような眠い空でアルプスの展望がイマイチだったこと・・。

 『けぬがうちにまたもふりしけ 春がすみ たちなばまれに み雪こそふれ』

 長峰山の山頂から押野崎を見下ろし、翌日の押野山-継子落しのコースを目で辿りつつ説明していると、登波離橋の赤い手すりが見えると教えられて驚く等,大勢いれば教わることも多い。
 歩く時間より立ち止まって道草する時間の方が長かったかもしれない。そういう企画の陽だまりハイキングである。
 次の企画を望む声も多く、予定より幾分早めに下山して長峰荘で入浴・解散とした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2322人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら