松木沢ジャンダルム 中央璧直上ルート
- GPS
- 06:47
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 648m
- 下り
- 635m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:48
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●中央璧直上ルート 中央ルンゼの左10mに有る顕著なチムニーが取り付き。中間部に第3バンドのガレ場が走り、下部と上部岩壁に分けることが出来ます。 下部2P目が核心。凹角の横にクラックが走りクラックの上にフレークが乗っている様な変わったルート。ムーブに困る。 上部は中央ルンゼと合流し、大スラブの登攀。明瞭なクラックを辿り高度を上げ、こぶし岩直下の階段状のチムニーを登ればダイレクトにジャンダルムのトップへ突き上げます。 残置は少なくナチュプロは必須です。 落石は有るものの、思いのほか少なく快適なルートでした。 |
写真
感想
高気圧に覆われ錦秋とは思えない程ポカポカ陽気の秋晴れの中、松木沢ジャンダルムへ行ってきました。
銅親水公園より長い長いアプローチの開始。
舗装された林道を辿り取り付き点へと向かいます。
林道よりジャンダルム直下の対岸にある大岩地点で渡渉し対岸に渡り、足場の悪い広い尾根を辿り取り付き点へ高度を上げると、中央ルンゼルート直下に付きあがりました。本日の登攀ルートは直上ルートの為、ここは見送り、約10m程トラーバースした地点に有る取り付き点へ向かいます。
直上ルート、取り付きは顕著なクラックが走り明瞭。準備をし登攀開始。
1P ホールドスタンスは豊富だが思いのほか立っている。上部で左から右にルートを延ばす箇所が嫌らしい。
2P このルートの核心部。凹角を直上し、短いスラブを登ると顕著な凹角の脇にクラックが走るルート。ムーブに困りながらも、強引に乗越す。
3P 快適なフェースの登り。高度感が気持ち良い。フェースを登り切ると第3バンドのガレ場に到着。15m程歩くが落石には注意。 ここで恐らく中央ルンゼルートと合流地点の模様。
4P 中央に走る明瞭なクラックを登る。残置は殆ど無いが、傾斜も緩くカムが良く決まり快適な登攀。
5P 階段状のチムニーを登り、ダイレクトにジャンダルムのトップへ立つ。頂上は広々としていて快適。
下山は松木沢を正面に見て左のガレた斜面を辿り、ガレガレのルンゼを下降。途中2P懸垂下降、懸垂を終えた地点より、フリーのルートが幾多も有り興味をそそられながら渡渉地点へ戻り終了。
事前の調べでは落石の多いルートと色々掲載されていますが、このルートに関しては第3バンドの通過のみ落石が多く感じましたが、思いのほか快適なルートに感じました。
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