武甲山へ 生川登山口より 二面性!
- GPS
- 04:40
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 851m
- 下り
- 841m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:40
3:45 安曇野穂高発 長野市経由 上信越・関越道 花園IC下りる
横瀬への有料道路経由
7:50 生川登山口駐車場着 約220km
<復路>
12:50 駐車場発 同じ経路
17:30 自宅着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
横瀬駅からコンクリート会社のある道を鳥居のある駐車場 生川登山口へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ない |
その他周辺情報 | 横瀬 道の駅 果樹公園あしがくぼ 花園 道の駅はなぞの |
写真
感想
2016(平成28年)10月24日(月)
武甲山へ
「二面持つ 御嶽にセメン 武甲山」
石灰石が掘られ、形を変えている山。
山頂部分が露出した石灰岩で白い山。
山の中でも見た目が異質でどんな山なのか興味を引く。
登山口に向かう途中で休んだ道の駅からも
逆光ではあるが山頂上部が削られ白くなっている武甲山、
その大きな山容が見て取れた。
登山口までの最後の道も大きなコンクリート会社が
いくつも並び白い粉煙が舞うのだった。
工場の中のような道を進むと鳥居のある生川登山口へ導かれる。
工場地帯とは打って変わって静かで落ち着きある登山口だ。
武甲山への出発地点は一丁目。
その一丁目、狛犬が4頭いる鳥居になる。
沢沿いを進むと
秩父イワナの養魚場があり、この沢が清流の証でもある。
清流の流れの中には長瀞で見られるような変成岩が多く
石灰岩は見られないのだった。
御嶽神社の表参道が登山道となり、道標として丁目の石塔が立つ。
五十二丁目が山頂にある御嶽神社になっている。
七面山は敬慎院が五十丁目となっていた。
五十二というのは半端な数で
到着かと思えば、まだあったというつらい数字でもある。
不動滝が最後の水場になるのだが、神聖な趣が漂う場でもある。
山頂のトイレの水としても使われ、
昔そして現在、有効に使われている大切な清水に違いない。
トイレ用水ボトルを持ち上げてくれと書いてあったが、
大きなボトル過ぎて、ちょいと力ない我々には無理だった。
500mⅬだったらと思うのだが… 流れないか!
辺りは鬱蒼とした樹林が続き、中でも杉林が立派だった。
とくに大杉広場辺りには大杉始め何本もの太い杉が見られた。
こんなに木々が生い茂る山というのも登ってみないと分からないものだ。
山頂には御嶽神社の本殿があり、
平安の時代から崇められ、様々な行事が催されてきたという。
伝統と歴史ある神社が山頂にあることも始めて知った。
北側の石灰岩が掘りだされる変形しつつある山、武甲山。
高度経済成長を支えてきた山としてなくてはならない存在であった。
今でもその資源・石灰岩は秩父の産業・経済を支えている。
それに反し南側は、鬱蒼とした森になり、
古くから祀られた御嶽神社を中心に
秩父の方に信仰されてきた神聖な場所になっている。
石灰岩を掘り出す変形した山としかとらえていなかっただけに、
今回の山行で全く違う武甲山の顔を見ることができた。
今も削られ続ける武甲山
これから先、北側半分無くなってしまうのか?
どうなるのか心配もあるが発見多き山だった。
ふるちゃん
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