モッチョム岳「屋久島最終日はモッチョム岳と平内海中温泉」
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 877m
- 下り
- 875m
コースタイム
天候 | 終日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
千尋滝展望台駐車場(数台分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道があるのは最初だけ。初っ端から急登。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
サブザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ロールペーパー
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
屋久島4日目(最終日)は快晴の朝を迎え、温泉巡りだけでは勿体無いので、心に引っ掛かっていたモッチョム岳に挑戦することにした。
自分がモッチョム岳のことを知ったのは「山と渓谷」だったか「PEAKS」だったかに高橋庄太郎のモッチョム岳山行記が掲載されていたのが記憶にあり、今回屋久島を訪れるに当たり、もう1度読み直してから登るかどうか決めようとそのバックナンバーを探し回ったのだが、どうしても見つからなかった。あれはいったい何年何月号のバックナンバーだったのだろうか?
それが屋久島初日の夜にホテルから歩いても1〜2分のところにある寿司居酒屋「いその香り」でひとり前夜祭をするために入ったら、女将さんをはじめ、お店のお姉さんが美人揃いでしかも料理がどれも絶品ときては明日の縦走やめて日帰りピストンに変えて夜また飲みに来ようかと真剣に悩んだほどだ。
自分が明日から宮之浦岳を縦走することを話したら、なんと美人の店のお姉さんが明後日モッチョム岳に登るとおっしゃったのだ。
まさかこんなにきれいなお姉さん(お嬢さん)からモッチョム岳の名前が出るとは思ってなかったので、益々うれしくなって生ビールのペースは上がっていくと共に「よし俺も最終日モッチョムに挑戦するぞ!」と心に決めた瞬間であった。
でその場でカミヤマレンタカーに電話し2日朝から1台予約した。
モッチョム岳だが屋久島の略南端に位置していることから頂上から見える海は全て太平洋ということになる。海岸沿いを通る県道77号線を車で流せば、鋭く尖がったモッチョム岳の姿を東南西からそれぞれ楽しむことができる。
因みにモッチョムとは地域の言葉で女性の秘部を現す言葉だそうだが、山頂の岩の形は正に男根そのものに見えたのは自分だけだろうか?
登山口からいきなり急登が始まり、そのうち登山道と呼べるものはなくなる。途中に木の根っこが複雑に絡み合った部分がかなりあり、「ジャックと豆の木」の巨大な豆の蔓を天まで攀じ登っていくような錯覚に囚われたりして、実に面白い山であった。
◇番外編
次に向かったのは干潮の前後2時間だけ潮が引いて入れるという平内海中温泉。
この日の干潮は14:15。自分が着いたのは14:30頃で潮の引き具合は丁度良く、もっとたくさんの人がいるかと思ったら白人のご夫婦と香港から来た3人、自分を入れても6人。日本人の若者グループとかも来ることは来るが、更衣室もない開けっ広げさに怖れをなしてスゴスゴと引き上げていった。100円の協力金が必要。
最後に尾之間温泉に行った。ここは昔の銭湯って感じでシャンプーとボディソープで頭と体を洗うことが出来た。銭湯の壁面と言えば富士山が定番だが、ここはモッチョム岳と耳岳と割石岳が描かれていた。温泉は浴槽の底に敷いてある石の間から湧き出てくるので数か所熱いところがあったが、そこを外せば快適に浸かっていられた。硫黄泉で肌はすべすべ。個人的にはこちらの温泉が◎。こちらの入浴料は200円。
沖縄、奄美は何回も行っているけど、屋久島は今回が初めて。まず感じたことはここの人は島人ではなく鹿児島県人だということ。バスは時間どおりに来るし、挨拶がしっかりしていて礼儀正しい。初日に安房の町をぶらぶら散策したが、ガソリンスタンドのお姉さんは会釈をしてくるし、下校中の小学生は元気に挨拶してくる。古き良き日本が残っている。
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