登山の目標とされている日本百名山。この日本百名山を沢登りで登頂できるルートはないか。調べてみました。
●選定の基準
「山頂直下まで直接詰めあがることのできる沢」
該当する沢がない場合、
「山頂まで登山道を2時間以内に到達できる沢」
という基準にしてみました。
●選定の基準
「山頂直下まで直接詰めあがることのできる沢」
該当する沢がない場合、
「山頂まで登山道を2時間以内に到達できる沢」
という基準にしてみました。
本谷川キュウハ沢
丹沢山南東面に詰めあがる沢。丹沢山に直接詰めあがれる沢の中ならこれが一番無難か。他に広義の丹沢山とすれば、塔ノ岳や大倉尾根に詰めあがる沢はバリエーションが豊富。
水無川本谷
丹沢山に直接詰めあがる沢はどれもマイナー。だが塔ノ岳に直接詰めあげる水無川本谷はメジャールートで面白い。塔ノ岳から丹沢山へは1時間。1級上。他に勘七ノ沢、モミソ沢など大倉尾根に詰め上げる沢から山頂を目指すことも可能。
丹沢山南東面に詰めあがる沢。丹沢山に直接詰めあがれる沢の中ならこれが一番無難か。他に広義の丹沢山とすれば、塔ノ岳や大倉尾根に詰めあがる沢はバリエーションが豊富。
水無川本谷
丹沢山に直接詰めあがる沢はどれもマイナー。だが塔ノ岳に直接詰めあげる水無川本谷はメジャールートで面白い。塔ノ岳から丹沢山へは1時間。1級上。他に勘七ノ沢、モミソ沢など大倉尾根に詰め上げる沢から山頂を目指すことも可能。
大雲取谷
雲取山の東面から流れ日原川になる本流。詰めた大タワから雲取山荘経由で山頂へ1時間。2級下
小雲取谷
大雲取谷の支流で小雲取山が源流。詰めた小雲取山から山頂へ30分。こちらのほうが近い。1級
雲取山の東面から流れ日原川になる本流。詰めた大タワから雲取山荘経由で山頂へ1時間。2級下
小雲取谷
大雲取谷の支流で小雲取山が源流。詰めた小雲取山から山頂へ30分。こちらのほうが近い。1級
釜ノ沢東俣
奥秩父の名ルート。甲武信小屋に詰め上げる。山頂まで20分。1級上。西俣経由でも登頂可能。
鶏冠谷
右俣も左俣もつめ上げると甲武信小屋東の木賊山へ。山頂まで40分。右左ともに2級。
奥秩父の名ルート。甲武信小屋に詰め上げる。山頂まで20分。1級上。西俣経由でも登頂可能。
鶏冠谷
右俣も左俣もつめ上げると甲武信小屋東の木賊山へ。山頂まで40分。右左ともに2級。
金山沢右俣
両神山西面から流れる中津川水系。詰めると両神山から南、白井差峠へ向かう登山道の鞍部に出る。
尾ノ内川キギノ沢
非常に難しい沢で、岩肌が脆く、高度な技術を要する険谷。詰めあがると両神山から北に伸びる八丁尾根ルートの東岳と前東岳の鞍部に。
両神山西面から流れる中津川水系。詰めると両神山から南、白井差峠へ向かう登山道の鞍部に出る。
尾ノ内川キギノ沢
非常に難しい沢で、岩肌が脆く、高度な技術を要する険谷。詰めあがると両神山から北に伸びる八丁尾根ルートの東岳と前東岳の鞍部に。
小室川谷
大菩薩嶺南東が水源で水量の多い沢。釣り師の入渓も多い。2級
大黒茂谷
小室川の支流。登山家の田部重治が大菩薩からの下山で遭難した沢。沢自体は簡単でコケとナメが続く。詰めあがると山頂の北側の鞍部に出る。1級。
大菩薩嶺南東が水源で水量の多い沢。釣り師の入渓も多い。2級
大黒茂谷
小室川の支流。登山家の田部重治が大菩薩からの下山で遭難した沢。沢自体は簡単でコケとナメが続く。詰めあがると山頂の北側の鞍部に出る。1級。
直接詰め上げる沢に沢登りの対象になるような沢は少ないのではないか。
伝丈沢
金峰山から南西に伸びる八幡尾根の八幡山に詰め上げる。八幡尾根に登山道はないが、標高差300mを登りあげると山頂にたどり着く。
伝丈沢
金峰山から南西に伸びる八幡尾根の八幡山に詰め上げる。八幡尾根に登山道はないが、標高差300mを登りあげると山頂にたどり着く。
独特の山容だからか、直接詰めあがる沢がない。直接詰めあがる沢筋は考えられるが、沢登りというよりは、クライミングの範囲に含まれるだろう。
不動沢
瑞牆山の北側を流れる沢。途中まで黒森コース登山道が平行している。支沢の大双里沢に不動滝がかかる。途中から登山道は南に折れて山頂に向かうが沢はそのまま東に進み、小川山と八丁平の登山道に詰めあがる。山頂を目指すなら不動滝をすぎたところで、遡行終了か。
不動沢
瑞牆山の北側を流れる沢。途中まで黒森コース登山道が平行している。支沢の大双里沢に不動滝がかかる。途中から登山道は南に折れて山頂に向かうが沢はそのまま東に進み、小川山と八丁平の登山道に詰めあがる。山頂を目指すなら不動滝をすぎたところで、遡行終了か。
天城山系にはそもそも沢登りの対象になるような沢が少ない。標高も低く、山もどちらかというと高原や丘陵地のようで、深い渓谷が形成されにくいのだろうか。
地蔵堂川
狩野川水系、万三郎岳北面に詰め上げる。640mの二俣で右俣は主稜線へ、左俣は万三郎岳から北に伸びる登山道につめ上がる。ワサビ田が多いそう。
地蔵堂川
狩野川水系、万三郎岳北面に詰め上げる。640mの二俣で右俣は主稜線へ、左俣は万三郎岳から北に伸びる登山道につめ上がる。ワサビ田が多いそう。
さすがに3776mの頂の近くまで沢登りできるルートは見当たらなかった。山麓ではもしかしたら調べたらあるのかもしれない。
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はじめまして。
百名山に沢からはいいですよね。
両神山は石船沢左俣とかでも良いとこに出るとおもいます
富士山は主杖流しなどが一応沢でしょうか
石船沢だと山頂から西に派生する尾根に出るみたいですね。この尾根、地形図見る限りかなりの岩稜っぽいのでツメが大変そうな感じがするのですが、実際はどうなんでしょうか?
富士山は表大沢が沢登りでいけるんじゃないかというご意見をいただきました。
石船沢は左俣が横八丁に突き上げますねー
RFで面白いと思います
富士山の表大沢って知らなかったので調べてみますー
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