蔵王 瀧山:前滝コース〜乳母神コース
- GPS
- 04:20
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 767m
- 下り
- 762m
コースタイム
- 山行
- 3:29
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:13
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前滝コースは高度感はあるが、良く踏まれている。慎重に行けば危険はないと思う。姥神コースはごく一般的な登山道だが、粘土質で、下りで滑らないよう注意。 |
写真
感想
暫く山に行っていないが、今週は日曜だけしか使えない。土曜はたいへん良い天気だったのだが、仕方がない。日曜は前線通過後の季節風の吹き出しで、高い山は雲が架かるだろう。やや低い山で雲の下ならいいだろう。冬のハマグリ山から見て、いつか行こうと思っていた蔵王の前衛峰、瀧山(りゅうざん)に登ってみることにした。前衛と言っても1362mあるが、朝、山形道から雁戸山が見えた。それなら瀧山も雲の下になっているはずである。1時間ちょっとで西蔵王放牧場の駐車場に到着。入口ゲート外に数台、中の駐車場に停めたが、今日は何か行事があるようで、かなり車は多かった。後で調べたら、終牧式のようだった。どうりで帰りも牛が全然いなかった。
牧場の中に向かったが、乳母神コースの道標がある。前滝コースの入口はゲートの外だった。戻って案内板の所から前滝コースに入る。右に牧場と瀧山を見ながら柵の外側の道を緩く登っていく。しばらく行くと緩い尾根を登るようになる。周りは紅葉が残っており、美しい。黄葉の中、落葉を踏みながら緩く登っていく。道の左に姥神様があり、直ぐに案内板、そして分岐がある。左へ前滝コースに向かう。そこからしばらくは、穏やかな山道を登る。やがて道標と瀧山川源流の標識がある。対岸にロープと薄い道らしいものが見えるが、谷は渡らないで、道標に従って上へ向かう。すぐに瀧山川の谷に降り立つ。ここから急登が始まる。ここは滝の左手の急斜面を登る。滝の上に出たら、2つの谷に挟まれた岩稜を登る。必ずしも岩の上を登る訳ではなく、ルートファインディング:踏み跡やサインに従って登るのが重要である。岩や木の根を使ってよじ登る所が多いが、ホールド、スタンスはしっかりしており、新しいロープも設置されているので、慎重に行けば大丈夫である。単なる急登より、この方が楽しい。段々と背後には山形の市街が大きく見えるようになる。やや南方向に雪の山並みが見えるが朝日連峰の南部だろうか。この尾根に取りついてから、岩稜の急登の後、やや緩い道というのを、大まかには3回繰り返す。稜線に近づくと緩い山道となり、稜線上の道に合流する。ここから瀧山までは、それ程の高度差はなく、すぐに到着する。
瀧山山頂には茂吉の歌碑があり、雁戸山、笹谷峠、仙台神室、山形神室、さらに大東岳までは良く見えた。蔵王の主峰方面はやはり雲の中で、そのすぐ下は、霧氷だろうか白く見えている。そう言えば瀧山の北面には何日か前の雪が少しだけ残っている。すぐ下に三角点と御社がある。瀧山の頂上にいると、蔵王の雲は徐々に上がってきているようだ。瀧山山頂は左程寒くはなく、風も大したことはなかった。でも、もう乳母神コースから下ることにする。乳母神コースは、通常の尾根上の山道なのだが、急で粘土質で落葉も積もっており、危険はないが滑りやすい。このコースの乳母神様を通過し、その下に岩に足場を打ち付けてある箇所がある。ここを過ぎると傾斜は緩くなり、紅葉の中のんびり下る。右に牧場が見えるようになると、乳母神コース入口(うがい場)である。直ぐに牧場内の舗装道路に出て、後は牧場入口までこの道路を歩く。
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