八ヶ岳(横岳・硫黄岳)
- GPS
- 09:43
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,243m
- 下り
- 1,239m
コースタイム
11:40横岳12:30→12:55硫黄岳山荘→13:15硫黄岳13:35→13:45赤岩の頭→
14:20赤岳鉱泉14:40→15:45赤岳山荘駐車場
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘駐車場\1,000 |
コース状況/ 危険箇所等 |
“濃戸口〜赤岳山荘間の林道はワダチが深くなっており 車高の低い車だと腹を擦りそうです。 地蔵の頭〜三又峰間の稜線は数箇所あるナイフリッジに注意してください 上記同ルート(地蔵の頭〜三又峰)間の積雪多くトラバース時の滑落注意してください。 6時20分美濃戸山荘出発 天候は曇りで気温-7℃ 美濃戸山荘から南沢を使い行者小屋まで向かうルート上に危険箇所は無し 行者小屋に着くとクライミングーのパーティー3グループ程が支度中であった 行者小屋の気温は-7℃ 行者小屋からは地蔵尾根を登りに使うが トレースはあるものの、積雪量が多く雪も締まっていないので時折膝や股まで潜ってしまう。しばらく登り傾斜が急になる箇所ではキックステップを使わないと登っていけない 地蔵尾根は文三郎尾根に比べると傾斜がきつく感じるが縦走路の地蔵の頭には10時に到着する。この頃になると南には赤岳と赤岳展望荘もはっきり見える程の澄んだ天候になり 気温もあがってきた。 縦走路を北に取り横岳に向かうが目前の山を横岳と勘違いをしていた事に気づく 横岳はさらに北にあり雪が吹き飛んで山頂直下に岩がむき出しているあの山である。 途中にはトラバースがあり谷側はあまり見たくない程の落ち込みである。 ちなみにこのトラバースは雪が多くトレースも硬くない為踏み外すと膝か股まで潜ってしまう程で今回の山行でもっとも気を使った場所であった。 横岳には11時40分に到着だった。 山頂では無線交信をしながらテルモスのコーヒーと軽い軽食を口に入れた。 ここからは硫黄岳に向かう。 ここでも積雪の多さで足場をすくわれてしまうのに注意しながら下降する。 ただ岩場では雪も吹き飛んでおり鎖もしっかり付いていたので慎重に降りれば問題はない。 この時間になると雲が多く風も大分強くなり、寒気で顔も痛いのでゴーグルとフードをかぶる 硫黄岳山荘はしっかり雪に覆われてしまっており 縦走路を見れば雪が吹き飛んでおり小さめの石が浮いていてやはり歩きにくかった。 硫黄岳には13時15分着 気温は-2℃ 短めの休憩で赤岳鉱泉に向けて下山を始める |
写真
感想
八ヶ岳の中でも横岳は未だに未踏だったので
今回の計画にしました。
当初の予定では横岳〜赤岳へと歩くつもりでしたが
年始に赤岳は登ったので今回は横岳から硫黄岳へと足を運びました。
日帰りの為、荷物を極力少なくしたい為に調理器具は持たず昼食はパンと行動色のチョコ系のみでザックの重量は8〜9Kgに調整しました。
前日の天気予報では曇り時々晴れでしたが
現地はまさにその通りの天気でした。
早朝3時には自宅を出発し、赤岳山荘駐車場には6時前には到着です。
駐車場には車が10台程
暗い中早くもヘッドランプを点けて歩き始めている方々もいます。
登りは南沢、樹林帯でも1月に来た時よりも雪は多くなっていました。
心配であった足の指先の冷えからの痛みも歩き始めてから1時間ほどで痛みが来ましたが
一先ず行者小屋まで進みます。
行者小屋の気温は-7℃
足の指先も結構な痛みだけど陽がさしてくれば気温もあがり痛みも緩和されるだろう・・って思いながら地蔵尾根を登ります。
地蔵尾根ではいきなりの積雪の多さと急登で先が不安になりますが
先行のパーティーを気にせずマイペースで登ります。
縦走稜線の地蔵の頭に出たのは10時
すっかり陽も射し暖かくなって来ました。
軽く休憩をとり横岳に向かいますが前回の山行で勘違いしたのか
目前の山が横岳と思い込み、実際は更に奥地が横岳と途中で思い知らされました。
ナイフリッジ・トラバースと緊張する場面も多々ありましたが
これが冬山の険しさと挑戦と思い歩き続けました。
昼前には横岳山頂に到着
西側には杣添尾根が下界に向けて延びており
いつかはこの稜線を歩いてみたいと思っていました。
横岳からは硫黄岳に向かいますが
雪が飛ばされ小さな石が浮いていてアイゼンを装着していると歩きにくかったです。
自分の後ろにはもう誰も登山者は居ないだろう・・
風も強くなって体感温度も下がって来たので2時前には硫黄岳から下山開始しました。
今回の登山で主要な八ヶ岳をすべて登り終えた達成感で充実した一日でした。
下山後は美濃戸口で入浴500円と
腹が減っていたのでカレーを注文
今期の冬山はこれでラストです。
yutaroさん、はじめまして。
コースタイムを見ると、三叉峰〜地蔵の頭の間ですれ違ってるはずですね!
気が張っていたのか、数名の方とすれ違った記憶はありますが、どんな色の服装だったとかあまり覚えてません…
たぶん私は黄色い上着を着ていたと思いますが、すれ違った記憶はありますでしょうか?
ちなみに私の靴は冬靴ではないので、−15℃以下の吹きさらしの稜線は歩かないようにしてきました。
でもこの日は気温も高く、いつものように中敷きカイロ+靴下の上から貼る指先カイロのダブル仕様で、非常に快適に過ごせました。
足が冷え症のようでしたら、カイロはお勧めですよ!
naoki99999さん始めまして
yutaroと申します。
自分も数名の方とすれ違ったの覚えています。
その中にnaoki99999さんが居たのですね。
自分は黒のボトムに紫のアウターを着て頭のゴーグルを巻いていました。
日帰りで3座制覇されるなんてスゴイ体力精神力ですね。
またお会い出来たら声を掛けてください。
これからも宜しくお願いします。
yutaroさんコンバンワです。
八ケ岳山行お疲れ様でした、天気が良くて何よりでしたね。無線での交信が出来なかったのは残念でした。11:30〜12:30位までは自宅で待機をしていました。12:45〜13:15までは近くの丘にモービル移動で待機をしていましたが、残念ながら交信までには至りませんでしたね。
もしかしたらちょっとタイミングが合わなかったかもしれませんね。またの機会を楽しみにしています。
kintakunteさんこんにちわ
11時から横岳頂上までの間はちょうどトラバース中で
無線機すら出せませんでした。
12時前から12時半位まで結構混信していましたが断続的にヤマレコローカル各局でCQ出していましたが残念でした。
こればかりはタイミングですね。
硫黄岳でもCQ出していたらコールサインを持たない不法局ですかね?「CQなんていらねぇ〜んだよ・山の上で騒いでいるんだよ」って
馬鹿にされましたがもち無視してました。
また何処かで宜しくお願いします。
雪が多かったようで大変だったですね。
稜線は北に向かってずっと歩くのは、向かい風で顔が痛いですよね。
鹿の写真かわいいですね。
samanda55さん
コメントありがとうございます。
2月も末になれば結構雪も深いですし
気温もそれなりに高くなるので陽の当たる場所は
ゆるい雪質で足をすくわれ予定より歩行時間が掛かってしまいました。
風の強い稜線歩きは完全防備必須ですね。
鹿は実は家族連れでした。
yutaroさん、こんばんは。
さっき気がついたのですが、私が日ノ岳のスラブ急斜面上部から下を向いて撮った写真に小さく写ってるのが、yutaroさんではないでしょうか?
紫っぽい上着を着ています。
そういえば、地蔵尾根から登ってきたという方と二言三言お話をした気がします。
こちらこそよろしくお願いします。
yutaroさん こんにちは〜
同じ日本で暮らしているとは
思えないくらいの景色
丹沢っこの私としては羨ましいかぎりです
私が八ヶ岳デビウするときは
「八ヶ岳マスター」のyutaroさんに
案内してもらうしかないですね
naoki99999さんこんにちわ
写真なのですがズバリ自分が写っていました。
撮っていただいた上に教えていただいて超嬉しいです。
それも60/75と42/75の2枚ありました。
面倒でなければこの写真のファイルを頂きたいのですが・・・・
宜しくお願いします。
ocashiさんこんにちわ
丹沢も良いですが八ヶ岳も良いもんです。
八ヶ岳には年に2回か3回しか行かないので
「マスター」って言葉は1000年早いけど
歴が長いんでそれなりに歩き回っています。
春になったら丹沢にも行こうと思っていますが
その時は鍋割山に行こうかな?
ocashiさんの八ヶ岳デビュー
その時はご一報を
P.S ocashiさんのプロフィール写真は「熊優先」マーク追加されてますね。
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