氷の回廊「日光・雲竜渓谷」つららの競演
- GPS
- 16:00
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 646m
- 下り
- 640m
コースタイム
06:38 稲荷川第10上流砂防堰堤 06:40
06:54 釜ツ沢砂防堰堤 06:58
07:14 日向砂防堰堤 07:15
07:36 右岸ミニ氷柱 07:41
08:51 雲竜渓谷入り口 08:51
08:58 雲竜渓谷 09:45
09:52 雲竜渓谷入り口 09:52
10:36 日向砂防堰堤 10:42
10:56 稲荷川第10上流砂防堰堤 10:59
11:03 竜渓谷登山口ゲート
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日でもそこは、一杯でそれ以上はゲート前より日光よりの空いたスペースに駐車 していました。 土日祭日は混みあうと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雲竜渓谷登山口ゲート〜釜ツ沢砂防堰堤 雲竜渓谷登山口には二か所ゲートがありますが、突き当りのゲートから登りました。 左のゲートからは九十九折の林道で、確かめてはいませんが距離があるように思う。 稲荷川第10上流砂防堰堤はを渡り、高巻で左岸の林道を日向砂防林道へ。 私は渡渉を選んだら、釜ツ沢砂防堰堤を越えるために、左岸に渡渉し、崖を登る はめに。 釜ツ沢砂防堰堤〜日向砂防堰堤 日向砂防堰堤までは左岸の緩やかな林道ですが、そこで林道は行き止まり。 右の崖を登る。 日向砂防堰堤〜河原 何度か渡渉します。 河原が狭くなってくるとミニ氷柱が見え始めます。 更に狭くなると、その先には進めないので、左の崖を登りますが、凍ってるので 危険。 ロープはありますが、凍りに埋まっています。 九十九折の林道。 ショートカットして登れますが、かなりの急登。 雲竜渓谷入り口〜雲竜渓谷 3回渡渉します。 段々狭くなってきますが、そうなると氷の壁に。 落石や氷柱も落ちてきますので、充分に注意。 |
写真
感想
ヤマケイで掲載されていた、日光の雲竜渓谷へ行ってきました。
本当なら先週の火曜日に行くつもりが、東京では前日から大雪が降って、交通網は
大パニック。
仕方ないので1週間ずらして22日に行きました。
朝、3:45に出発し、距離は173劼覆里巴羆道沿いの山々よりかなり近めです。
やはりメジャーな雑誌に紹介されただけあって、週末には沢山の登山者がゲート前
の数少ない駐車スペースに争って停めているようですが、さすがに平日は2台しか駐
車しておらず、余裕のよっちゃん。
ゲートは道なりの林道と、突き当りの2つあります。
私は突き当りのゲートを登りと下りで歩きましたが、左は九十九折で、かなりの高
巻きの林道ですが、時間的にはどちらも一緒かもしれません。
歩きだして数分で立派な稲荷川第10上流砂防堰堤に着きます。
私は渡渉を選びましたが、これは×ですね。正しくは高巻いても、この稲荷川第10
上流砂防堰堤を渡って林道を歩かれたほうが、スムーズに日向砂防堰堤に着きます
が、林道はここまでです。
左岸の崖を登りますが、かなり急でザレてます。上部にはロープが付いていますの
で一応は登山道なのか・・・
堰堤の上に登ったらいきなり広い河原にでます。
堰堤の対岸には平らな所が見えます。帰りに見たテーブルが置いてあったところ
で、そこから階段で降りられる事を確認しました。距離は左岸から100mくらい。
そのままその河原を上流に向かって歩きます。
左岸を歩いたほうがいいかもしれませんが、左岸の崖は時折落石していましたので
近づかないほうが良さそうです。
河原が狭まると同じように、右岸に氷柱が見え始めます。
一箇所、小さな堰堤があるので、左岸に少し高巻き河原に戻りますが、更に狭まっ
て渓谷を渡渉します。
その先には進めません。本来の林道に登るには日向砂防堰堤まで戻るしかなさそう
です。
左岸は上までびっしりと氷が張っていますので登れませんが、右岸は傾斜も緩やか
で、多少氷が張っていますが何とか登れそうですが。絶対にお勧めではありません。
できれば、戻られたほうが良いと思います。
上に出たらすぐに本来の林道を歩きますが、九十九折で長そうだったので、ショー
トカットしましたが斜度はキツイです。
そこを登り切ったら、一旦下って雲竜渓谷入口に到達。
そこの階段を下り、何回か渡渉して、地形が狭まってきたら氷の回廊「雲竜渓谷」
です。
いきなり両側に氷の壁が現れます。
しかし、氷柱が折れていたり、解けているところもあり、盛りは過ぎたと直ぐに思
いました。
それでも場所によっては、規模は小さいですが真新しい氷柱もできていて、それら
はきれいでした。
更に進むとヤマケイに載っていた、あの場面の巨大氷柱が現れました。
圧倒的な大きさと太さに、唖然と見上げてしまいます。
自然の偉大さを感じた氷柱は、人と比較してもその大きさがわかりますし、アイス
クライミングもできるほどですからその大きさはかなりのものでした。
裏側に回れば、快晴の青空と白い氷の色とのコントラストが綺麗でした。
上からかなりの量の水が滴り流れていますので、氷の塊は更に後退していることが
わかります。
時折、近くでは落石や氷が落ちる音がしていたので、かなり危険だと思います。
その近くには壊れたツララがありましたから、その巨大氷柱もそのうち崩壊してし
ますのでしょうね。
その場所より更に上流にある竜雲瀑は一部、氷が解けていて、氷の中を凄い勢いで
水が流れていた。
それ以上上流には、アイスクライミングをされる方なら、簡単に登れると思います
が、装備がないとそれ以上は難しいと思います。
今季はもうこの雲竜渓谷は終焉を迎えようとしていますが、次回は厳冬期の勢いの
ある氷の国へ訪れてみたいです。
onsen♨
onsenさん、こんばんは。
今流行りの雲竜渓谷ですね!
でも、onsenさんらしくバリエーションルート(?)を行ったようでw
写真を見る限りは、まだまだ見事な氷瀑ですが、でももう最盛期からはだいぶ経ってるのですね。これからはどんどん融けて細くなって行ったり、バラバラ落ちてきたりするのでしょうか。
私も今年は見損ねたので、来年機会があったら行ってみたいです。
naoki99999さん
おはようございまーす!
大した高低差じゃないですが、あそこは少し緊張しました。
以前なら行かなかったな。
でもアイゼン持ってるし、ピッケルもあったから(笑)
氷は大丈夫っていえば大丈夫なんだけど、勢いはもう無いですね。
小さな氷や落石がしていたので、下にいる時は上見てないと危ない
です(笑)
これからはドンドン解けていくんじゃないでしょうか?
今季はもう無理なので、次回はピンポイントで行こうと思っています。
それに、東京からは近いので手軽ですし、高速下りて直ぐに取り付ける
のも魅力ですね。
onsen♨
長い林道歩きでうんざりしたころ
雲竜渓谷に着けばそれまでの疲れも吹き飛びますね
青空と氷のコントラストがいいですね
やはり天気のいい日の山歩きは楽しいです
それにしてもわずかな間に渓谷は表情が変わります
来年は1月ころ行きたいものです
otouさん
10日も違ったら氷の状態は相当違うでしょうね。
天気が良すぎて暑くて大汗をかいてしまいました
週末は駐車スペースが少ないので、相当混みあうよう
ですね。
中々難しいと思うけど
是非、平日に訪れてみたいところです。
onsen♨
雲竜渓谷迫力ありますね。
最盛期だともっとって事ですよね。
来期のアイスクライミングが楽しみですねぇ
氷柱によじ登ってる姿、是非見てみたいです。
(私達はやりませんけど )
それにしても天気も良くてとても綺麗
自然ってすごいなぁ。。
erikkoさん
ちわっ!
えーっと、ですね・・・ちゃんと確保さえできていれば、
極端なお話し、明日だって良いんですが、今の氷の状態
では怖い感じでした。
別段オーバーハングしてるところもないですし、やはり
問題は安全の確保ですね。
あっ、あと装備ね。
最低アイス用のアックスは必要です。
アイゼンは自前でも行けると思います。
氷柱は、たしかにもう最盛期は過ぎた感じでした。
近辺を1時間近く散策していたら、松尾芭蕉の句
「夏草や兵どもが夢の跡」を思い出しました。
そのくらい、終わった感満載って感じでした
どうですか? 近いですし、来年あたり訪れてみては・・・
onsen♨
onsenさん、こんばんは。
氷爆キレイですね
まだ、本物を見たことがないので、来シーズンは見てみたいです。
ヤマケイ2月号の写真も迫力ありましたもんねぇ。
巨大ツララが落ちてきたらただじゃ済みませんね。
冗談じゃなく、体を貫通しちゃいそうです
来年はよじ登っているonsenさんが見られますか?
しっかり、確保して安全に楽しんでくださ〜い。
(1年先なんで気が早いですね…。)
nagagutuさん
こんばんはー
もう氷の盛りは過ぎていましたが、きれいでしたよ
ピークハントもいいのですが、たまにはこんな冬の一日の
過ごし方もあっても良いんじゃないでしょうか・・・
週末は相当混みそうです。
駐車場がないので、時間が遅くなったら下から歩きそう
です。
それだったらいっそう電車で行って、タクシーでゲート
まで上がるのも手でしょうね。
ツララの鋭さは怖かったですね
下を歩く時は必ず上を向いて歩いてました。
そうしたら、つまづきそうになって、転びそうになりました
onsen♨
onsenさん こんにちは
またまた良い所に
しかし気温が5度・・・暑いですね
私も行こうと思ってはいたのですが
週末は人が多そうなので来年に持ち越します
次回はご一緒させていただいて
その時までにビレーは練習しておきますので
任せてください!
登攀はパスですが・・・
to4さん
ホント?
確保してくれるの?
今さらだけど、ああいった氷瀑のビレーの支点って、どうやって
取るんだろうね?
ところで練習の23kmってすごいね!!
本番の60kmは感動物の涙、涙だね。
あー、言っておきますが、私は忙しいです!!
onsen
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する