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Yamareco

記録ID: 1006212
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ハイキング
栗駒・早池峰

杢蔵山:小春日和で雲海の神室連峰南端

2016年11月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:44
距離
10.2km
登り
798m
下り
794m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:57
休憩
0:44
合計
4:41
距離 10.2km 登り 802m 下り 796m
8:05
50
8:55
9:00
63
戸前川渡渉点
10:03
10:07
30
10:37
11:06
24
11:30
11:33
12
11:45
11:48
58
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新庄市、山屋集落からほとんど舗装の林道、舗装路終点にも駐車スペース有り。最後の200m程だけダートで山屋登山口駐車場、10台程度駐車可能。朝8時他に1台、13時帰りには4台。
コース状況/
危険箇所等
一の滝コースは良く整備されている。危険はない一般道だと思う。途中一か所渡渉があるが、通常は靴のまま渡れると思う。増水時は注意。
山屋登山口、杢蔵山一の滝コースへ。
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山屋登山口、杢蔵山一の滝コースへ。
すぐに戸前川を渡り、山腹に取りつく。
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すぐに戸前川を渡り、山腹に取りつく。
濃霧のスギ林を登っていく。
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濃霧のスギ林を登っていく。
幽玄という感じでいいのだが、晴れないかな?
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幽玄という感じでいいのだが、晴れないかな?
霧の中、一の滝が見える。
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霧の中、一の滝が見える。
戸前川の流れを見下ろす。
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戸前川の流れを見下ろす。
登山道からの三の滝。
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登山道からの三の滝。
沢に近づくが、う回路もあり。
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沢に近づくが、う回路もあり。
尾根一つ越えて、川岸に出る。
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尾根一つ越えて、川岸に出る。
戸前川渡渉点。
急登となる。周りはきれいなブナの林。上空も晴れてきましたよ。
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急登となる。周りはきれいなブナの林。上空も晴れてきましたよ。
七曲の坂。この辺が最も急登。
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七曲の坂。この辺が最も急登。
苔むした樹木。
心臓破りの坂。でも、ここからやや傾斜は緩む。
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心臓破りの坂。でも、ここからやや傾斜は緩む。
冬枯れで明るい樹林帯を登っていく。
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冬枯れで明るい樹林帯を登っていく。
稜線に達する。杢蔵山荘がすぐ近くに見える。
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稜線に達する。杢蔵山荘がすぐ近くに見える。
すげー。雲海。
雲海の上には鳥海山。
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雲海の上には鳥海山。
雲海の上に月山と葉山。素晴らしい。
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雲海の上に月山と葉山。素晴らしい。
山荘から杢蔵山へ向かうと、先週の雪。
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山荘から杢蔵山へ向かうと、先週の雪。
杢蔵山登りから鳥海山。
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杢蔵山登りから鳥海山。
杢蔵山登りから月山アップ。手前は電波塔のある三角山。
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杢蔵山登りから月山アップ。手前は電波塔のある三角山。
山頂稜線もあと少し、青空が見えるが、何が見えるかな。
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山頂稜線もあと少し、青空が見えるが、何が見えるかな。
八森山の重量感のある姿でした。
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八森山の重量感のある姿でした。
山頂への稜線。
杢蔵山山頂標識。背景は八森山と火打岳。
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杢蔵山山頂標識。背景は八森山と火打岳。
杢蔵山山頂から八森山の左に神室連峰主脈。
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杢蔵山山頂から八森山の左に神室連峰主脈。
杢蔵山山頂から八森山の右、奥の雪の山は栗駒山かな。
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杢蔵山山頂から八森山の右、奥の雪の山は栗駒山かな。
杢蔵山山頂から鳥海山アップ。
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杢蔵山山頂から鳥海山アップ。
杢蔵山山頂から火打岳アップ。
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杢蔵山山頂から火打岳アップ。
杢蔵山山頂から禿岳方面と最上町かな。
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杢蔵山山頂から禿岳方面と最上町かな。
杢蔵山山頂から通ってきた稜線と南の眺め。
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杢蔵山山頂から通ってきた稜線と南の眺め。
杢蔵山荘。
杢蔵山荘内部、こじんまりとしたキレイな小屋。
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杢蔵山荘内部、こじんまりとしたキレイな小屋。
杢蔵山荘から三角山に向かう気持ちの良いトレイル。
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杢蔵山荘から三角山に向かう気持ちの良いトレイル。
三角山には幾つもの電波中継塔がある。
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三角山には幾つもの電波中継塔がある。
三角山から杢蔵山。
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三角山から杢蔵山。
三角山から雲海上に月山。
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三角山から雲海上に月山。
林道4劼世、最初は雲海と月山を見ながら下る。
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林道4劼世、最初は雲海と月山を見ながら下る。
林道、登山口近くの紅葉。
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林道、登山口近くの紅葉。
山屋登山口駐車場に到着。
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山屋登山口駐車場に到着。

感想

先週は仙台から見える1000m級の山にも雪が見えてきた。晩秋の山は、天候が崩れれば雪になる場合もあるし、温度差も大きいので、選択が難しいし、装備にも気を遣う。割と短時間の行程で、登りがいがあり、展望の良い山で、当日の天候の良さそうな山という贅沢な考えだが、前日や昨年同時期のヤマレコの記録と、天気予報や天気図を精査して行く山を決めた。

神室連峰南端の山、杢蔵山は無雪期には気軽に登れる山だし、鳥海山、月山、葉山に近いので天気が良ければいい眺めだろう。13日はてんくらではCだが、天気図や天気分布予報では良さそうなので、ここに決めた。朝、関山峠を越えて山形に入ると暫くは晴れていたが、新庄に近づくと濃霧、霧雨である。これは予想より悪いかな。山屋登山口に着くと一応濡れない程度なので、出発する。道標に従い、一の滝コースに入り、霧の杉林を緩く登っていく。すぐに戸前川を橋で渡り、山腹に取りつく。辺りは霧である、これはこれで幽玄という感じで良いのだが、晴れてくれないかな。しばらく登ると、一の滝の分岐で、登山道は上、滝の近くまで行くことができるみたいだ。道は川からかなり上に登りトラバースが続き、三の滝の分岐に出る。但し、三の滝方面には行けないようだ。徐々に川に近づいていくが、一旦急登で、少し下り、川岸に出る。川の右岸から左岸への渡渉点になるが、今日はかなり水量があるようだ。金属板があるが、そこまで行くのに岩の上を渡って行かなければならない。すぐにもう一つ枝沢を渡り、左の尾根へ急登となる。ここから広い尾根上をジグザグが切ってある急登となる。標高600mを超えると上空に青空が見えてきた。雲の上に出たようだ。登路にはまだ陽は当たってこないが。辺りはきれいなブナの林となる。何となく二口の三方倉山に似ている。七曲の坂の表示の辺りが一番の急登である。さらに登ると心臓破りの坂の表示があるが、この後はむしろ傾斜は緩くなる。だんだんと樹林帯が低くなり、冬枯れの明るい感じになると稜線は直ぐである。

稜線に出ると、杢蔵山荘が近くに見えるが、それよりも西と南方向が雲海だ。雲海の上には鳥海山、月山、葉山が浮かんでいる。素晴らしい眺めだ。山荘からは、樹林帯に入り、一度少し下ってから、杢蔵山の登りとなる。それほど急ではない明るい樹林帯の登りである。次いで笹原の中の登りとなり、また樹林となる。一部急でロープが付けられている。稜線直前で、低い樹林の道から窓くぐりのように青空が見えるが、出たら何が見えるかな。八森山の迫力のある姿でした。その奥には神室連峰の山々。杢蔵山山頂までは、細い稜線上の眺めの良い道である。東側は急峻な谷となっている。直ぐに山頂に到着する。山頂からも西と南の雲海、鳥海山、月山、葉山の眺めが良い。東と北の方角には雲海はなく、やや霞んでいるが遠くまで見える。八森山の左には火打岳の特徴なある姿が印象的である。登高意欲をそそる。神室は北端の神室山と南端の杢蔵山を登ったことになるので、来年こそ火打岳に行こう。八森山の右は高松岳、虎毛山かな。さらに右は最上町と禿岳のようだ。遠くに船形山や北蔵王らしいのも見えるが、霞んでいてはっきりしない。

復路は杢蔵山荘まで、往路のまま下る。山荘に寄ってみたが、こじんまりした清潔な良い小屋である。神室は小屋が少ないし貴重な小屋である。山荘からは三角山経由で下ることにする。三角山までは、気持ちの良い樹林帯ののんびりした道で、すぐに到着する。三角山には幾つもの電波中継塔が集まっている。さて、ここから林道4辧長いな。でも最初は雲海の上、月山や葉山を見ながらの林道としては気持ちの良い下りである。林道といっても、標高差500mの下りは結構大変であるが、三角山から約1時間で登山口に戻った。

行動中出会った登山者は3組4名、山荘でも4名の方がいらっしゃった。朝の車での移動中は霧雨でどうなるかと思ったが、一の滝コースの深山の雰囲気から雲海の上に出て、気温も比較的高く、稜線上でも5〜10℃位で、良い山行だった。今日は本当にいい天気だった。帰りの車からの黒伏山や作並ゴリラ山もきれいでしたよ。

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