古賀志山 低山ハイグレードハイキング(熊尾根・中尾根)と岩トレ
- GPS
- 06:09
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 634m
- 下り
- 622m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:06
古賀志はいたるところに踏み後がついていますが、熊尾根を下り富士見峠へ登り返し、中尾根を下ったルートです。
天候 | 1日目晴れ 2日目晴れでしたが霞がかっていて展望はあまりよくない(山頂で気温14℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
出発が若干遅めだったので少し時間が掛かりました。 高速を使わなくていけるリーズナブルなエリアです。 1日目岩トレ終了後、今市市街の業務スーパー、イオンで買い出しし日光だいや川公園オートキャンプ場でキャンプ。この時期でも結構利用者多くてビックリしました。 2日目テント撤収後に再び古賀志山へ。森林公園駐車場に駐車して古賀志山を目指します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●古賀志山 岩稜の山で、日本100岩場にも掲載されているクライミングの有名なエリア。また栃木の森林公園から山頂までは標高1,000m以下でハイキングコースも充実しています。 更にハイキングコースに掲載されていない踏み後がいたるところにあり、中にはかなり緊張するような岩を登るハイグレードのルートもあります。これらを組み合わせることで1時間のハイキングからそれこそ8時間以上の尾根歩きと、今まで味わったことのない登山を楽しめる山です。 ●古賀志の岩場で岩トレ 城山小学校の脇から入っていく舗装した道を登り急カーブ箇所から更に斜度のある細い道を登っていくと5-6台分の駐車スペースがあります。ここから10分程度と近いのが特徴。 今回は左側のマルチピッチルートを1本、その後マラ岩の5.8ルート1本を登りました。 ●ハイグレードハイキング 登りは、駐車場から川のすぐ近くの尾根に登り上げ途中で岩下道から岩場の鎖場を経て東稜見晴経由の古賀志山頂へ。 下りは、古賀志山頂〜熊尾根〜一度沢まで下り〜富士見峠へ登り返し〜中尾根で下り〜駐車場へ ★古賀志山頂〜小マラ尾根(要注意箇所!) かなり急斜面を下ります。日光連山の展望が広がる小マラ岩という岩稜に出ます。3m程度の垂直な岩、その後若干斜度が緩くなった岩で、鎖・ロープがなく落ちたら遭難事故につながるところです。降りで使いましたが最初の岩場は高度感がありホールド、スタンスありますが、結構見えにくかったです。 その後、これまた痩せた斜度がある場所を急下降。以前はロープがあったようですが撤去されていました。今回は念のためリーダーがロープ出してゴボウで下降しました。木も弱そうで信用ならない感じです。 そこを降った後、ちょっと嫌な岩稜を降りると樹林帯に入ります。鞍部まで降りると沢があり、渡ってしばらく進むと登山道に出会いました。 ★鞍部〜熊尾根〜富士見峠 登山道を横切って岩っぽい尾根に取り付きます。取りつきはロープがあります、若干湿っぽいのでスリップに注意。そこからは荒れた踏み後を尾根沿いに登ると、森林伐採で展望の開けた箇所に出ました。 更に薄い踏み後を辿り岩稜を登ります。それほど危ない個所は無いですが注意に越したことはないルートです。富士見峠では古賀志山の展望あります。 ★富士見峠〜中尾根 最初は小さなアップダウンを繰り返しながらなかなか高度は下がっていきません。途中岩っぽいところが数ヶ所あります。展望はほとんどありません。 しばらく進むと軍艦岩(写真の通り結構大きな岩)があり、岩の上は展望良好。休憩ポイントにはもってこいです。 軍艦岩を過ぎると急傾斜が始まります。ロープ・鎖場が連続しています。終了点3m位はスタンスが見つけにくいのでロープにつかまって降りました。 今回は降りで使いましたが急斜面は登りで使った方が登りやすいので逆コースの方が望ましいかと思います。 |
その他周辺情報 | ●キャンプ場 古賀志のキャンプ場は10月一杯で終了とのことで、日光だいや川オートキャンプ場を使いました。近くにイオン、業務スーパーあるので買出ししやすいです。 古賀志から50分位かな。車はテント1張りにつき1台入場でき、それ以外は手前の駐車場に止まるシステムです。トイレ清潔だし、洗面所はお湯も出てありがたかった。ちょうど紅葉していて雰囲気良かったです。 |
写真
感想
「古賀志山?どこそれ?」最初にお誘いもらった時、そのお山がどのあたりにあるのかも全然知らないし、エアリアマップでも見かけた記憶もない山。う〜ん、どうなんだろう?というのが最初の率直な感想でしたが、まさかまさかのナカナカ楽しめるお山でした。
(当初はその前夜のBBQでワイワイやるのが楽しそうで企画に乗ったんですが)
こじんまりとまとまった山ですが、家族連れのハイキングコースから、ガッツリとスリリングなハイグレードハイキングコース、そしてクライミングコースまで、様々なルート、楽しみ方が「ギュッ」と詰まった、とても良いお山でした。
今回歩いたルートも、経験者Wさんがいたからこそ、楽しめた面白いルートでしたが、まだまだいろいろなルートがあると聞いて、これは今後もぜひ訪れたい場所となりそうです(高速を使わないでも行ける場所だし、魅力的なキャンプ場もあるし)。
初めて訪れた場所ですが、クライミングのゲレンデあり、コースが掲載されているハイキングあり、そして特筆すべきは掲載されていない尾根を登降するハイグレードハイキングのルートがあることです。
今回、1日目は岩トレ、2時に終了して今市のキャンプ場でテント泊。kazさんがキャンプから合流して2日目は再び古賀志に戻り一緒にハイグレードハイキングを楽しんできました。
標高が1,000m未満でこれだけ楽しめる山は初めての経験です。自分は元々クライミングはほとんどしないので5.8でもちょっと厳しすぎでしたが、仲間は結構楽しく登っていました。これを見るともうちょっとジムに行って練習したい気持ちも出てきますが、なかなか時間を割くのが大変で、やっぱりクライミングは無理そう。
2日目のハイグレードハイキングは、かなり楽しかったです。特に熊尾根の下りは痺れる高度感と緊張感でアドレナリンでましたね〜♪
その後も踏み後の薄い富士見峠の登り返し、中尾根の下りとたっぷりと岩稜を満喫しました。
10月まではダムの湖畔のキャンプ場に入れるようなので、今度はゆっくりとこちらのキャンプ場を使って再訪したい山になりました。
YAMAさん、こんにちは。
私の職場から比較的?!近い古賀志山とは。
低山ですが侮れない岩場があるとは聞いていましたが、今回のコースはかなり緊張感がある岩場や鎖場があったようで。。写真を見るだけでぞっとしますw
ちなみに写真文中にある「ゴボウ」というのはどのような意味でしょうか?
ロープ頼りに真っ直ぐ降りる様がゴボウの様??
ya_saさん、どうも。
古賀志全くノーマークの山だったのですが侮る無かれ。
ルートの取りようによっては無数の楽しみが生まれる山ですね。
草加の近くにこういう山が1つほしいですね〜。
ゴボウですが、引きぬく時のように腕力に任せてロープを使う時のことですね。まー主に登る時のことですが、今回は確保なしでそれぞれがロープにつかまって降りたので。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する