丹沢山
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 1,746m
- 下り
- 1,752m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
保険証
携帯
時計
カメラ
|
---|
感想
登山を本格的に始める前に登った山。塔ノ岳からピストンの予定を丹沢山から宮ヶ瀬湖に抜けるルートに変更。丹沢山から、急だが、短縮ルートがあるのを高原地図で発見しての判断。休日は登山客も多く誰でも登れる比較的難易度が低い百名山に入ると思うが、思い付きで初心者が登ると危険。
この時まだ初心者だった私は、高原地図から、急斜面の登山道とはどういうものか知らず、ヘッドランプもなく、ゴールデンウィークの夜の寒さも知らなかった。
赤テープを頼りに歩いたが、丹沢山から宮ヶ瀬湖に下る途中、鹿柵(?)にかけられた梯子の先にテープが見え、不思議に思いながら、柵を越えてしばらく歩いた。
時間は夕方4時半頃。辺りは朱色に染まりはじめて、道に迷ったことに気がついた。来た道を登り返す余力はなく、電波も悪く通じたり通じなかったり。
何とか電波が繋がるところを探して、道迷ったことを警察と家族に知らせることが精一杯だった。
警察に連絡したところ、翌日の早朝に救助隊を派遣するので、その場を動かないようにとのこと。しかし、灯りのない夜の森に不安が募り、友人と携帯電話の灯りで足元を照らしながら、沢の音がする方へと下るという決断をした。この判断は、後で警察に安否の連絡と謝罪をしに伺ったところ、遭難時に行ってはいけない行為と知る。丹沢山系は侮ってはいかなくて、谷が多く沢の音に沿って歩き転落した事故もあると言う。
我々は運良く沢まで下ることができ、沢沿いに下流へ移動し、何とか林道にでることが出来た。
そこから、高原地図を頼りに宮ヶ瀬湖を目指して歩いたが、魚の養殖場のようなところを通過する時に、猪らしき動物が川縁を走り何か獲物を追う姿を見た。
恐る恐る暗い道を先に進み、宮ヶ瀬湖に近づきアスファルトの道に変わった辺りで、近隣の大学の自動車部の人達が深夜の山道で車を走らせていた。彼らに気にとめてもらい、近くの駅まで送ってもらい無事に生還できたのが、深夜の2時頃。気にとめてもらうまで、彼らの車のヘッドランプが見える度に、跳ねられないように脇へそれるのもひやひやした。
また、駅へ送ってもらう途中にコンビニによってもらったが、友人と二人して、ペットボトルの清涼飲料を2本ずつ買い、一気に飲み干してしまった。
この遭難で特に身に染みたことは、
〕縦蠅鯤儿垢靴謄襦璽箸鯤僂┐襪海箸蓮△△泙蠅靴覆なが良いということ。
日帰り予定でも、ヘッドランプは必ず持っていくこと。
食料、飲料においては、非常用を常備すること。
山は、年齢問わず誰でも始めやすい趣味の1つだと思うけれど、決して無茶や予定外のことはせずに安全に楽しみたいと思うきっかけとなった山行でした。
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