富士山 ☆七合目付近で雪山講習☆
- GPS
- 10:31
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,310m
- 下り
- 1,295m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 10:29
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
七合目付近まで積雪無く、講習は危険な箇所を避けて実施。 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
感想
春先から所属させてもらっている山岳会の雪山講習に参加させてもらいました。
講習場所は富士山…
雪山と富士山は別物という話は聞いた事ありますが、凍結した雪に覆われているため先日も滑落死亡事故が発生したばかり。
今回の講習は雪がある7合目付近で行うという事で、吉田口の馬返しへと徳島から7時間かけて到着。
さっそく準備して登り出しますが背負ったバックが重くて息が上がります。
今回のメンバー6名の中には60歳を超えた方が4名いますが、いずれも足腰しっかりした方達ばかりで何の苦もなく登っていくので、それに遅れないようについていきながら佐藤小屋へと到着。ここまで積雪無しです。
小休憩して上を見上げると7合目付近から雪が見え始めているので、講習の必要な装備に換装して登っていき、訓練ができそうなところを見つけてさっそく滑落停止をやってみなはれ!?という事でやってみます。
バックを背負ったまま滑り出し、一撃でピッケルを打ち込む…が、あれ?
刺さらない…と思ったら、バックの重みで体が反転して頭から滑り落ちていき、あとは「あれ〜〜〜」状態で、ピッケルを打ち込んだつもりでも弾かれて刺さらずにそのまま滑落していき20m程下の傾斜が緩くなったところにある岩に乗り上げて停止。
上から「大丈夫か?」と訊かれて「大丈夫です」と、返事はしたものの拳や膝がズキズキと痛みます。
まあ骨折はしてなさそうやし、我慢できない痛みでもないのでそのまま訓練に参加。
訓練なしに富士山のような山に登ってたら死んでるんだろうな?と思いました。
先生より
・アイゼン歩行
・ピッケルの持ち方
・滑落停止の方法
・支点構築用具(スノーバー、デッドマン、アイススクリュー)
・スタンディングアックスビレイの方法
(支点構築、滑落した場合の制動方法、滑落者が怪我で動けない場合にどうやって支点より離れて救出に向かうか等)
その他、いろいろと教えてもらっているとあっという間に時間が過ぎ、下山予定としていた時間になったため撤収。
雲海に見とれながらも、またまた諸先輩方に遅れをとらないようついていき、無事に下山。
温泉入るのも「何だか面倒臭いな〜」という感じで速攻で帰途につき、24時前に徳島へと帰着。
本当にあっという間でしたが、充実した一日でした。
参加のみなさん、ありがとうございました。
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