記録ID: 1016136
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アルパインクライミング
道南
渡島駒ヶ岳剣ヶ峯
2016年11月26日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 816m
- 下り
- 816m
コースタイム
登山口ゲート(6:30)→馬の背(8:00)→剣ヶ峯東稜取付(9:30)→3p目途中からエスケープ(13:30)→懸垂終了(14:00)→剣ヶ峯(14:50)→馬の背(16:00)→車戻り(17:00)
天候 | 晴れ時々曇り 朝−3℃ 頂上0℃位 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
写真
撮影機器:
感想
クレーターのような火口と火口原を背に、黒い溶岩の塊に触れていると、月面でクライミングをしているような感覚に陥る。
剣ヶ峯の頂上溶岩のギザギザで、一番目立った岩稜を狙った。
道南の先人から話を聞く限り、以前のルートは途中のトラバース部分が完全に崩壊しているようで、難易度も高くなっている。
地震や火山の変動で岩稜の状態は刻々と変わる。地球は生きている。
1p目:岩稜末端から左に回り込み、顕著な凹角を直上。上に行くほどかぶってきて難しい。稜上に出てビレイ。40m。
2p目:岩の段差を直上していき、高度感のあるナイフリッジをすすむ。ピナクル下の顕著なクラックまで伸ばす。40m。
3p目:残置ピンはリッジ左側へのトラバースを示しているが、その先の岩全体が崩壊しているようだ。ピナクル正面から直上を目指し、ワイドなクラックを3〜4m直上するが、その先にある一枚岩を突破できず、引き返しを決める。
2p目終了点から、左側(南側)のガレへ懸垂下降。30m。
登攀終了後、いったん砂原岳側の外輪に出てから剣ヶ峯頂上を往復。
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訪問者数:1373人
初めまして。
皆さまが岩稜に取付いた直後に近くを歩いていた者です。
クライミング現場を直に見るのは初めてでしたので、器具を打ち込む音や上下の掛け声などとても物珍しく、少しの間見学させて頂きました。
険しい岩稜を登るというだけで私にはとても真似できないのですが、更に雪が付いている状況であの高さ、もう凄いとしか言いようがありませんでした。
どこまで登られるのかと気になっておりましたが最高地点まで行かれたのですね。
東稜に比べたらP1の数メートルは楽勝なのでしょう。
とても興味深かった山行記録をヤマレコで拝見できて嬉しかったです!
あの単独の方ですか。ありがとうございます。
上から眺めていると、月面散歩のようで楽しそうでした。
天気も最高でしたし。
No.12写真、これは眉間にかなりピリピリくる写真です。
初めまして
残念でしたね!
2P目が絵になりますね!高度感抜群です。
できればP1のオベリスクに立たれた絵が欲しかったですね。残念!
ぜひリトライしてくださいね。
短いですが恵庭岳ジャンダルム南西陵。
恵庭岳北峰南西壁。
なんか軽いもんでしょうね。
記録期待してます。
これからも事故のないよう頑張ってくださいね。
北海道のアルピニズムのトップランナーですから。
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