雲取山 初小屋泊体験と石尾根制覇
- GPS
- 05:09
- 距離
- 38.2km
- 登り
- 3,008m
- 下り
- 2,814m
コースタイム
06:30 奥多摩駅発
07:07 登山道入り口
08:24 三ノ木戸山
09:10 狩倉山
09:23 六ツ石山 09:33
10:44 水根山
11:17 鷹ノ巣山 11:37
11:51 鷹ノ巣山避難小屋 12:20
12:47 日陰名栗山
13:18 高丸山
14:05 七ツ石山 14:15
15:03 ヨモギノ頭
15:36 小雲取山
16:01 雲取山
16:28 雲取山荘着
【二日目】
06:00 雲取山荘発
06:28 雲取山
07:44 ブナ坂→巻道へ
08:30 千本ツツジ
09:17 鷹ノ巣山避難小屋 10:07
10:37 鷹ノ巣山
10:58 榧ノ木尾根分岐
11:20 水根下降地点
12:10 水根沢木橋
13:05 奥多摩湖バス亭着
※ タイムに表れてませんが、実際は合間にちょこちょこと休憩入れてます
天候 | 3/5 快晴 奥多摩駅 -2℃ 鷹ノ巣山 3℃ 雲取山 2℃ 3/6晴れ 雲取山荘 -3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR 青梅駅 05:45発 奥多摩駅 06:23着 帰り 奥多摩湖→奥多摩駅 バス使用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1、奥多摩駅→六ツ石山 日陰や北斜面に所々雪があり。 特に問題なしです。 2、六ツ石山→鷹ノ巣山 六ツ石→水根山までは雪が残ります。 鷹ノ巣山直下は日が良く当たるため、泥濘になってます。 靴がドロドロに、、スパッツ未使用の為ズボンもドロドロです。 3、鷹ノ巣山→七ツ石山 ピークが連続します。 基本斜面の東側(鷹ノ巣方面)が泥濘で、西側(七ツ石方面)が雪になります。 その中でも高丸山の東側は急斜面のスリッピーなので、下りに使うのは危険かと思います。 4、七ツ石山→雲取山荘 雲取山まではアイゼンなしで登れます。 小雲取山から先にようやく有る程度、雪は前回(1月)より減ってますね。 所々融けた雪で水溜りと泥濘の中間ぐらいになってます。 アイゼン使用は雲取山→雲取山荘への下り道のみです。 5、雲取山荘→榧ノ木尾根 山荘〜小雲取山までアイゼン装着です。 その先は朝だと日中融けてた雪がアイスバーンになっているので、 安全を見ると奥多摩小屋ぐらいまで付けても良いですかね? 6、榧ノ木尾根→水根沢→奥多摩湖 水根沢への分岐点から下りは谷筋道なので日が当らず、暫く下るまでアイスバーンになっております。 アイゼンを再度装着して下りました。 沢に掛る木橋の手前から渓谷を縫う道→高度感のある道へと変化します。 この道は落石が多そうです。 実際に歩いる最中にも人間の頭ほどある石がドスンドスンと音を立て転がり落ちて行きました。 その様な場所は大量の落ち葉が堆積されて足場もわかりづらいので、慎重に注意深く歩きました。 |
写真
感想
自分だけでしょうか?
疲れて苦しい登りの時には頭の中で印象に残っている曲がリピートされるのは。。
ちなみに今回の曲は『トイレの神様』でした??(・A・)??
・・初小屋泊体験です。
(厳密に言うと子供の頃の富士登山で山小屋に泊まった経験アリ、大昔なのと単独では初めてということで)
雲取山荘宿泊により下山の時間を心配する必要がないので、奥多摩駅から石尾根を雲取山まで登り切る計画を立ててみました。
問題は鷹巣山〜七ツ石山までのピーク、日陰名栗峰・高丸山の登り返しでどの程度体力を奪われるか?でした。
特に高丸山は急登だと耳にするし。。
事前予定ではAM6:00スタートで、六ツ石8:30→鷹ノ巣10:00→七ツ石12:00→雲取14:00が。。
終わってみたら、スタート6:30→六ツ石9:20→鷹ノ巣11:20→七ツ石14:00→雲取16:00
少しずつ予定がズレてます(^^ゞ
もし日帰りなら確実に予定を変更してたでしょう。
下山を考えなくて良いとは言え、この登りは全体を通してきつかったです。
中でも特に辛いポイントは
・水根山への登り
六ツ石の登りをこなし徐々に蓄積された疲労と雪道の上り坂
足の踏ん張りが効かなくなり、雪面歩行が思うように進まなくなり〜
アイゼン付ける程でも無い雪道なので中途半端?でも結果論では付けた方が良かったかも
・高丸山への登り
これは噂に違わずキツかった!
2段階で斜度が変化しその2段階目の斜度がヤバいです。
急登ならジグザグに道が出来てたりするのですが、トレース無いし直登以外に選択肢なさそうです。
で、その融けた雪で泥濘状態であるため非常にスリッピーでリスキーな道です。
もし転倒したのならそのまま下まで転がり落ちそうな(←決して大げさで無)斜面を一歩ずつ慎重に牛歩戦術のように進みます。
非常にゆっくりなので息切れはないけど、目先に見えるピークまで焦らしプレイの様です(@_@)
・七ツ石への登り
道自体は特に問題なし。
けど、道中では中盤〜後半戦に差し掛かる辺りなので、精神的に心が折れそうな場所でした。
何故自分はこんな事をしているのだろう?と自問自答するタイミングです。
(実際にその手前の千本ツツジは心が折れて巻いてシマッタ(-_-;))
雲取山に到着した時は達成感<疲労感で『やれやれ、ようやく着いたよ』という気持ですが、レコを書いている今『やってやった』という余韻に浸ってます。
下りは最後まで道の選択に悩みましたが、巻いた千本ツツジ踏破と雲取山頂の景色が見たくてもう一度石尾根へ。
未開拓のルートを入れたいので水根沢の奥多摩湖への道を選んだのでした。
そして山小屋の話も書かないといけないですね。
寝場所は大部屋の雑魚寝でした。単独組は大部屋行きですね
まぁぁ、、雑魚寝は想定内、後は個人的感想ですが。。
食事・・山の上での食事なので贅沢は言いません。量もご飯が御代り可なので物足りなければ御代りで充分
睡眠・・こたつに足を突っ込んで寝るスタイルと聞いてました。確かにそうでした。
だが徐々に暑くなりこたつから足を抜き、それでも暑いので毛布を剥いで靴下脱いで布団一枚。(自分はこれで充分です(^^ゞ)
その他・・トイレ綺麗、ビール350缶\500、出発前に水とお湯を無料提供でした。
当り前ですが、日帰りと違い下山が必要無いのでルート選択が思いのほか幅広がります。
山域によっては山登りの手段としては今後も使うかも?
荷物を軽く出来そうなのでロング縦走を繋げるには小屋泊の方が都合よし?
これはテン泊を体験しないと判断できないのでクエスチョンにしておきます。
本年度の山行予定構想でも早期計画していた小屋泊。
思い付きで予約したにもかかわらず、天候にも恵まれて達成できました。
日帰りメインだった筈なのに、山とヤマレコに魅了されて徐々にステップアップしております。
妄想の壁を破れずにいたアレもコレもきっと現実になるのでしょうね。
そして、次のステージはテン泊です(*^^)v
テン泊装備はこれから揃える必要があるのですが、今年中には実行しているかもしれません。
その時は再度雲取山。。かもしれないし、未知のエリアかもしれないです。
そして奥多摩も主だった目標は、残すのも長沢背稜と笹尾根踏破となりました。
これは期を見て実施します。
奥多摩は人も歩かれていて安心出来、景色も堪能できる良い場所も多いです。
多いですが、毎回好物の鴨鍋だと飽きるので、たまにはすき焼きやアンコウ鍋や水炊き食べてみたいですね(←何故鍋料理に例える?)
なので、鴨鍋の良さを再確認するためにも、他の美味しさを発見するのにも、そろそろ違う鍋物にチャレンジする頃かと。
(って次も奥多摩に行ってたりして(^^ゞ)
凄いですね!石尾根のピーク完全制覇をしかも登り達成するなんて・・・
特に狩倉山はパッと見がきつそうな岩場なので下りでもちょっと登る気が起きないところですね
将門馬場の山頂標識は下りからだと見つけやすいです(木の太い幹に縦書きで「将門馬場」と書いた小さなプレートがつけられています)
なにはともあれお疲れ様でした!
小屋泊の下山を考えず行程なので、ピーク制覇を達成出来たんですよっ
六ツ石から下ってきての狩倉山は一見岩場が邪魔そうに見えたのなら、あれはフェイクです
自分も騙されました
行ってみたらなんて事のない道でした。
将門馬場はキョロキョロと何度も見渡したのですが、見つからず。
下ってくるとわかりやすいのですね!
次はもう少し注意深く太い幹を観察してみます。
>なにはともあれお疲れ様でした!
本当に疲れたけど、、でも励ましの言葉嬉しいです。
ありがとうございます
>六ツ石から下ってきての狩倉山は一見岩場が邪魔そうに見えたのなら、あれはフェイクです
>自分も騙されました
え〜っそ、そうなんですか?
もっとも私がいつもあの辺りを通るころには(下山なのに)すっかり疲れてて狩倉山へ登ってやるぜ!なんて気力はちょっと・・・わかないですね
こんばんは、ukkysuzさま
フルマラソンの距離に近いのを 歩いちゃうんですか??
素晴らしいですね!
長い夜が〜〜 って、同じフレーズばかり私は口ずさんで歩きましたが・・
トイレの神様は1曲が長く続くので・・ いいかもですね
最高の天気の2日間。小屋泊。。
良かったですね
お疲れさまです
トイレの神様は1曲が確かに長いのですっ
でも、よりによって再生されるのはサビのみ
♪トイレにはぁ・・・が永遠と頭の中に
pikachanさんのように口ずさんだ方が良かったのかも?
>フルマラソンの距離に近いのを 歩いちゃうんですか??
小屋泊でこの距離なら、まだお子ちゃまレベルですよ。
ヤマレコにはもっと凄い方も居ますしね
それを言うなら、pikachanさんの丹沢レコも『どひゃ〜』です
12時間近くの歩行なら、自分は早々諦めて酒でも飲んでます(^^ゞ
コメント有難うございます
ukkysuzさん
同じ日(土曜)に鷹ノ巣→七ツ石を歩いたhonsamaと申します。
奥多摩駅発6:25の東日原行きバスに乗りましたので駅前では空間的にニアミスだったかも、ですが鷹ノ巣山頂着は我々が一足早く、その後も被っていないようで残念でした。
が、高丸山!雲取までの行程でよくぞ登られましたね〜。僕らはあの急傾斜の見た目だけで充分「巻き巻きモード」でした
ありゃあ相当な急登りだと思います。
超ロング、お疲れ様でした♩
ukkysuzさん、今晩は。
相変わらずの健脚ぶり、恐れ入ります。
雲取山から北へ、西へ、東へとまだまだ道は
続いてますので、赤線繋げて下さい。
大菩薩もすぐそこですよ。
honsamaさん、初めまして!
奥多摩駅の改札を出たその時に東日原行きのバスが
発車してましたが、その中にいらっしゃったのですね
残念ながら自分の方が一足遅く、honsamaさん組の足跡を追う形になりました。。
高丸山は急登ですが、稲村岩尾根の道のりに比べるとあっという間なので可愛いものです
東日原からの七ツ石まで繋ぎ、鴨沢下山コースも面白そうですね。
honsamaさんのレコ、文章が丁寧ながらも臨場感があり見習いたい文面です。
これからもよろしくお願いします
oreshioさん
ちょっと寄り道なら、六ツ石山から下り方向が楽ですよ。
岩場を避けるように進めばすぐにピークです
>すっかり疲れてて狩倉山へ登ってやるぜ!なんて気力はちょっと・・・わかないですね
これは同意です
今回の様に下から登らなければ、寄らないピークで終わっていたでしょうね
kurikuri8さん、こんばんは!
相変わらず出張が多くて大変そうで
>雲取山から北へ、西へ、東へとまだまだ道は
>続いてますので、赤線繋げて下さい。
北へ(奥武蔵?)西へ(奥秩父?)東へ(長沢背稜?)
赤線繋いじゃいます!
雲取から大菩薩へは、目の前に見えますがえらい遠回りが必要ですね
おはようございます。
疲労のせいで脳内に音楽がリピートする状態は、世界共通のようです。映画「運命をわけたザイル」で同様のシーンがありました。しかもかかるのは好きな曲とは限らない
ちなみに私は、笹薮の中で「モー娘。」に羅病いたしました。苦しかった
コメントありがとうございます、jinzaemonさん
曲リピート症は自分だけでないと、、
映画のエピソードでもあるなら一般的ですね
jinzaemonさんも経験済みですか!
>しかもかかるのは好きな曲とは限らない
>ちなみに私は、笹薮の中で「モー娘。」に羅病いたしました。苦しかった
笹薮とモー娘。・・なんと!すごいシュールな組み合わせですね
好きな曲が流れない辺りにもどかしさを感じます。
『もうこの頭の中をカラッポにしてくれ!』と
石尾根制覇と初の小屋泊りをとうとうやりましたね!
おめでとうございますッ
テレテレ歩き なんかこの表現可愛いですゾ
雪が赤く染まるのを見たことがないので、いつかは・・・と思っています。
東京湾が赤く染まるのも見てみたいです。
こちらはもうすぐ?体験できるかもです
思えば、鍋物っていろいろありますよね。
シンプルなよせ鍋やピリリとしたキムチ鍋とか・・・
雲取山の良さを再確認するために、他のお山に入るなんてカッコイイ〜
ukkysuzさんは、着々と目標をクリアされててスゴイ
私も頑張ります!とukkysuzさんのレコを拝見して、心に決めたのでした
『えっちらおっちら』とは対極にある存在で、舗装路をテレンコテレンコとダルそうに歩く事です
pippiさんの『赤く染まる東京湾見学紀行』はもうすぐなのですか?
好天に恵まれると良いですね!
鍋物に例えたのは単にカモ鍋が好きなのですが
ピリリとしたキムチ鍋は差し詰め岩場鎖場混じりのコースでしょうかね?
>ukkysuzさんは、着々と目標をクリアされててスゴイ
昔から一気にアレもコレも実践しその後燃え尽き症候群に陥るパターンなので、
ゆっくりで良いから目標に向かって達成していきたいと思います。
ありがとうございます。
pippiさんも頑張ってくださいませ
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