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Yamareco

記録ID: 101902
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

金峰山、3度目にして成功

2011年02月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:52
距離
10.9km
登り
1,190m
下り
1,181m

コースタイム

(ご参考:瑞牆山荘先駐車場より)
到着_出発-名称

<登り>04:31
(0550)駐車場(0600)⇒(0642)富士見平⇒(0738)大日小屋⇒(0824)大日岩_小川山分岐⇒(0936)砂払いの頭(0951)⇒(1027)五丈岩⇒(1031)金峰山(1050)⇒(1055)五丈岩(1200)

<下り>02:52
(1231)砂払いの頭(1238)⇒(1319)大日岩⇒(1352)大日小屋⇒(1422)富士見平⇒(1452)駐車場(1505)
天候 晴れ。でも強風
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今日は気合を入れての0600にハイクup.
薄ら明るくなってきました。
1
今日は気合を入れての0600にハイクup.
薄ら明るくなってきました。
ほどなく明るくなり、振り返れば甲斐駒が赤くなってきておりました。
ほどなく明るくなり、振り返れば甲斐駒が赤くなってきておりました。
ここ数日の天気で雪も随分少なくなっておりました。
ここ数日の天気で雪も随分少なくなっておりました。
富士見平にはテントなし。
富士見平にはテントなし。
樹林帯でのハイクでも、頭上の風が恐ろしいほどの音を奏でて流れていく。
森林限界上での尾根歩きに覚悟はしていたが、樹林帯の中での目の前の尾根でも木々の枝が激しく揺れている。
あの中に身を置くことにも躊躇している自分が、、、行けるのか?山頂へ。
樹林帯でのハイクでも、頭上の風が恐ろしいほどの音を奏でて流れていく。
森林限界上での尾根歩きに覚悟はしていたが、樹林帯の中での目の前の尾根でも木々の枝が激しく揺れている。
あの中に身を置くことにも躊躇している自分が、、、行けるのか?山頂へ。
見上げると、雲がものすごい勢いで流れていきます。
見上げると、雲がものすごい勢いで流れていきます。
ハードシェルを着込み、ハイク継続。
強風に心細い。
ハードシェルを着込み、ハイク継続。
強風に心細い。
しかし、太陽が差し込むと、少し安心。
やる気復活。
しかし、太陽が差し込むと、少し安心。
やる気復活。
大日小屋に着くと、見事な青空となっておりました。
素晴らしい展望が拝めることは間違いなし。
しかし、相変わらずの強風。
大日小屋に着くと、見事な青空となっておりました。
素晴らしい展望が拝めることは間違いなし。
しかし、相変わらずの強風。
大日小屋からは雪がいっそう深くなってます。
時折、相変わらず、これまた、ズボっと。
大日小屋からは雪がいっそう深くなってます。
時折、相変わらず、これまた、ズボっと。
うん、いい天気。
嬉しいが、風が悩ましい。
うん、いい天気。
嬉しいが、風が悩ましい。
轟音にリュウの尻尾は下がりっぱなし。
轟音にリュウの尻尾は下がりっぱなし。
急坂の前にひと休憩していると、ガシガシ登ってきた方と少しおしゃべり。
強風に悩んでいるも、行ける所まで行ってみようと。
お互い励ましあいました。
急坂の前にひと休憩していると、ガシガシ登ってきた方と少しおしゃべり。
強風に悩んでいるも、行ける所まで行ってみようと。
お互い励ましあいました。
エネルギーチャージしたシリアルの袋をしまおうとすると、、、手元よりすべり落ちてしまう。
拾い上げようとすると、風が、、、。
一瞬で3mほど流されていきました。
慌てて拾おうとするも、さらに風が吹き、、、流される。
えぇ、コントのような状況。
しかもルートから外れた、場所まで流されてしまったのでズボっと埋まります。
再度、風が吹いたらもっと流されてしまう。
慌てて進もうとするも、、ズボ。
一歩一歩がズボ。
もう、ハイハイ状態で何とか進みます。
何とか、袋を回収し、ルートに戻るも至難。
わかり憎いですが、そんな格闘をした跡です。
エネルギーチャージしたシリアルの袋をしまおうとすると、、、手元よりすべり落ちてしまう。
拾い上げようとすると、風が、、、。
一瞬で3mほど流されていきました。
慌てて拾おうとするも、さらに風が吹き、、、流される。
えぇ、コントのような状況。
しかもルートから外れた、場所まで流されてしまったのでズボっと埋まります。
再度、風が吹いたらもっと流されてしまう。
慌てて進もうとするも、、ズボ。
一歩一歩がズボ。
もう、ハイハイ状態で何とか進みます。
何とか、袋を回収し、ルートに戻るも至難。
わかり憎いですが、そんな格闘をした跡です。
カメの下アゴを形取っていた氷は解けてしまいましたね。
カメの下アゴを形取っていた氷は解けてしまいましたね。
砂払いの頭からは尋常ではない突風が吹き荒れていた。
当然のことながら、リュウの尻尾は下がりっぱなし。
砂払いの頭からは尋常ではない突風が吹き荒れていた。
当然のことながら、リュウの尻尾は下がりっぱなし。
轟音とともに、周囲の雪を引き剥がす風がもたらす氷の散弾になすすべも無く立ち尽くす。
轟音とともに、周囲の雪を引き剥がす風がもたらす氷の散弾になすすべも無く立ち尽くす。
分かります?リュウの毛のなびき方と自動巻取り機能付のリードの湾曲具合が、、、。
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分かります?リュウの毛のなびき方と自動巻取り機能付のリードの湾曲具合が、、、。
目の前に見える、五丈岩が霞んでしまう。
目の前に見える、五丈岩が霞んでしまう。
風が作り出す、雪への彫刻をゆっくり眺めたいが、寒くて無理ぃ〜。
停滞できない。
風が作り出す、雪への彫刻をゆっくり眺めたいが、寒くて無理ぃ〜。
停滞できない。
何故かリュウ、雪庇に近づく、、、。慌ててリードを弾き、彼を誘導する。
何故かリュウ、雪庇に近づく、、、。慌ててリードを弾き、彼を誘導する。
五丈岩には、先ほどの3人組みがおりました。
リュウを見て、和むとお褒めの言葉をいただく。リュウも尻尾をフリフリ感謝を表しておりました。
先日より入山し、昨夜は大日小屋でテント泊。
本日も小屋泊まりとな。羨ましいですな。
五丈岩には、先ほどの3人組みがおりました。
リュウを見て、和むとお褒めの言葉をいただく。リュウも尻尾をフリフリ感謝を表しておりました。
先日より入山し、昨夜は大日小屋でテント泊。
本日も小屋泊まりとな。羨ましいですな。
お前にタッチすべく、3週間を費やした。
お前にタッチすべく、3週間を費やした。
そんな、私にご褒美の時間だ。
そんな、私にご褒美の時間だ。
絶え間なく吹き付ける風は冷たいが、、、。
歩いてきた尾根を振り返り。
絶え間なく吹き付ける風は冷たいが、、、。
歩いてきた尾根を振り返り。
南アルプスの山々や、
南アルプスの山々や、
富士山を拝めることができました。
リュウはその間、丸まっておりました。
富士山を拝めることができました。
リュウはその間、丸まっておりました。
私はご満悦。
リュウは、、、、しょぼぼん!?
リュウは、、、、しょぼぼん!?
遠くは北アルプスまでもが一望できました。
あぁ、来てよかったと痛感した次第。
遠くは北アルプスまでもが一望できました。
あぁ、来てよかったと痛感した次第。
五丈岩下にあったロープには氷の造形物が形成されておりました。
凍てつく風が作成者です。
五丈岩下にあったロープには氷の造形物が形成されておりました。
凍てつく風が作成者です。
案内板もこの通り雪で埋もれておりました。
案内板もこの通り雪で埋もれておりました。
プチ・エビの尻尾
プチ・エビの尻尾
遠くには北アルプスの山々
遠くには北アルプスの山々
いつまでも見ていたい。
晴天のなかの、格別な景色。
いつまでも見ていたい。
晴天のなかの、格別な景色。
景色を堪能したので帰路につきます。
リュウ、尻尾下がっている、、、。
景色を堪能したので帰路につきます。
リュウ、尻尾下がっている、、、。
何度も振り返り、山頂を名残惜しむ。
何度も振り返り、山頂を名残惜しむ。
夫婦かな。ザイルで結ばれておりました。
私もリュウとリードで結ばれておりますデス。
夫婦かな。ザイルで結ばれておりました。
私もリュウとリードで結ばれておりますデス。
岩の隙間から、富士山がぽっかり。
岩の隙間から、富士山がぽっかり。
見飽きることの無い風景。
見飽きることの無い風景。
あぁ、名残惜しい。見納めです。
あぁ、名残惜しい。見納めです。
まるで海の上に浮かぶ氷山のよう。
まるで海の上に浮かぶ氷山のよう。
リュウはまだまだ元気そう。
リュウはまだまだ元気そう。
木漏れ日の中をひたすら歩きます。
木漏れ日の中をひたすら歩きます。
後ろ髪を何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、引かれます。
後ろ髪を何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、引かれます。
ずいぶん溶けてきましたが、氷があるところもチラホラ。
ずいぶん溶けてきましたが、氷があるところもチラホラ。
3度目の正直?で山頂に立つことができました。
3度目の正直?で山頂に立つことができました。
帰り支度をしていると、徐に横になるリュウ。
疲れたんですかね。
帰り支度をしていると、徐に横になるリュウ。
疲れたんですかね。
また、いつかあの山頂に、、、。行けるかな?
また、いつかあの山頂に、、、。行けるかな?

感想

山頂で2度ほど強烈な臭いを嗅いだ。
凍てつく強風の最中、鼻の奥底にこれでもかとまとわり着くほどの臭い。
何度も嗅ぐが、確かに感じるその臭い。

言うなれば、、、、納豆の臭いダ。

納豆は好きで、朝食としてよく食べるが、その臭いたるやものすごい強烈であった。

なにゆえ、このような状況で?
こんなにも強風なのに?

180度、回ってみても臭いは変わらず、、、?

恐怖を覚え、、、。これが危険な臭いなのか?

リュウを見ると、、、特に普通に寝そべっていた。
彼にも私と同じ臭いが届いているならば、あのように寝ているはずもなし。

・・・私だけが感じている様子。

もう少し、景色を堪能したいが、この臭いを嗅ぎ続けるのも辛いので下がることにする。
歩き出すと、、ものの数歩でその臭いからは開放された。

何なんだ?私だけが感じる臭い、、、。清々しい、青空とは裏腹に私の心はドンヨリ。

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