秩父御岳山 そこそこハードな山でした
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 795m
- 下り
- 789m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません 落合コース(落合登山口〜普寛トンネル)は通行止めです |
写真
感想
12月3日(土)に秩父夜祭があったので、奥武蔵の山を歩いてその後お祭りを見学。
そしてそのまま秩父に一泊して、翌日の12月4日(日)に秩父御岳山に登りました。
まずは道の駅大滝から出発。
国道140号沿いをしばらく歩き、普鄂声卅阿ら急な舗装路を登っていきます。
しばらくは舗装路をくねくね登っていくと、登山口入口に到着。
ここも踏み跡が薄く、かなりの急登。
しかもすぐに舗装路に合流するので、大人しく舗装路を歩いた方が楽なような気がします…
舗装路に合流してからまたすぐ登山道へ。
何回か林道〜登山道を繰り返して、杉ノ峠へ到着。
ここから先は完全な山道になり、しかも結構急登です。
鉄塔の下を通りしばらくすると、目指す秩父御岳山が見えてきます。
ダム湖方面が見える眺望ポイントにはベンチが設置されていて、時間があったらゆっくりしたい感じでした。
反射板の横を通り過ぎ、またまた急坂を登っていくとヤセ尾根となります。
ここは道が狭く急な上、落ち葉が積もって足元が見えにくいので注意です。
ロープや鎖もありますが、登りでは使いませんでした。
ヤセ尾根を越えて急登を登りながら「あそこが山頂かな」と思っていた場所は偽ピーク。
しばらく進むとベンチのある分岐が見えて、そこから数分で山頂に着きました。
山頂には小さな祠があり、何人かのグループが休憩していました。
祠には木曽御嶽山の王滝口を開いた普寛上人が祀られています。
この普寛上人の出身地が大滝の落合だったそうです。
山頂は狭いですが見晴らしは良く、両神山などの奥秩父の山々が綺麗に見えました。
お昼ご飯を軽く食べ下山開始。
落合コース方面への道は、山頂からいきなりの急下りです。
鎖やロープがありましたが、道はザレていて滑りやすいので注意して下りました。
しばらく急な下り坂を行くと、道はだんだんと緩やかになり、林道へ合流。
普逎肇鵐優襪ら落合登山口までのコースは現在通行止めなので、ここからはひたすら林道を下りました。
1時間半ほど林道を下り、登山口のある普鄂声卅阿悄
国道140号を道の駅大滝まで戻ってゴールとなりました。
2016年12月4日現在、大滝湯遊館は設備故障のため休館中です。
また、秩父御岳山山頂から西の肩までは通行できますが、普逎肇鵐優襪ら落合登山口までのコースは通行止め。
トンネルから先は林道を歩いて落合まで下ることが出来ます。
先週末は体調不良でダウンしていたため、今週末は奥武蔵の中で負担が軽いコースを土日で歩くことにしていました。前日は秩父夜祭を遅くまで見物していたので、起床はゆっくり。このような状況で、気になっていたのは四阿山と秩父御岳山。国道140号を山梨方面に進めば進むほど道路の凍結などを気にしなければならなくなることもあり、今のうちに秩父御岳山を選択しました。
道の駅大滝からスタートし、杉ノ峠〜西の肩経由でくるっと周回を計画。私が持っている2014年版の山と高原地図では「2013年11月現在普寛トンネル〜落合登山口間は崩壊のため通行止」と書かれていますが、もう3年経過したから大丈夫だろう…と、良く調べもせず楽観的に考えていました。
道の駅大滝に到着すると、遊湯館が「源泉くみ上げポンプの故障により臨時休館中」となっていました。地元の方のお話だと「秩父市役所の新庁舎建設にお金がかかりすぎて、今年度内は修理費用を捻出できないのでは?」とか。私が10月の甲武信ヶ岳の帰りに寄った際にそこそこ良いお風呂と感じたので、楽しみにしていたkazuruさん。早くもしょんぼりしていました。
スタート直後に通過する、いつも多くのライダーで賑わう大滝食堂。下山後にバイク弁当を購入してみようと思っていましたが、お店には「店主が秩父夜祭に参加のため、12月4日まで休業」との張り紙が…。遊湯館とともに、バイク弁当も見送りになってしまいました。
地元の方にとって一大イベントである秩父夜祭の凄さを実感しつつもしょんぼりしている暇はなく、先に進みます。そう言えば、浅草に住んでいる先輩が毎年三社祭の時は学校を休んでいたな。
普寛神社の右方面から舗装路の急登が始まります。ここは車では通りたくないな…と思いつつ登山口に到着。踏み跡は薄く、予想通り?人気がない山であることを物語っていました。かなりの急登を登り終え、舗装路に合流。そして再び登山道へ…を作業場のような場所まで繰り返します。奥武蔵グリーンライン付近のような感じが続くので、ここまでは無理をせずに舗装路を歩いた方が良いかもしれません。
その後も登山道〜立派な林道(作業道)を繰り返し、杉ノ峠に到着。ここで注意書きが張られていて、まだ普寛トンネル〜落合登山口間は開通していないとのこと。したがって、ピストンしない場合は普寛トンネルから先ほどの作業場まで舗装路を下る必要がありました。良く調べておかなかったことを反省。最近、このようなことの繰り返しです。何のためにヤマレコに登録しているのだろう?
急登を超えた少しなだらかな場所では、視界が開けてきました。左側に秩父御岳山を眺めながら進むと、鉄塔の近くにベンチがあり、ちょっとした眺望ポイントになっていました。秩父湖(二瀬ダム)が良く見え、昨年の6月に登った和名倉山の思い出が甦りました。
反射板を過ぎていったん下り、普寛トンネルへ続く林道を横断し、また登山道へ。ここから先は、地図に「岩もある狭い尾根、鎖場数箇所あり」と書いてあるのでちょっと楽しみでした。
急登は続き、徐々にヤセ尾根になってきます。傾斜が急な割にはたくさんの落ち葉が堆積していて、注意が必要でした。一歩踏み出すごとに足元を確認。鎖だけではなくロープも設置されていて、登りでは特に難しさを感じることはないでしょう。実際に、鎖とロープを使う必要はありませんでした。
山頂と思っていた場所は偽ピークで、手作り感満載のイスとテーブルがある場所を超えてもうひと頑張りすると、ベンチがある三峰口駅方面との分岐に到着。そこから程なくして山頂に到着しました。
狭い山頂には小さな祠があり、3組の方が休憩中でした。人気が無い山だと思っていたので、これには少し驚きました。奥秩父の山々を眺めながら少し休憩。下山後にバイク弁当が購入できないこともあり、ここで軽食にしました。
落合コースへの下山は、西の肩までザレた急下り。丹沢の蛭ヶ岳から檜洞丸へ向かう際の下りのようなイメージでしょうか。鎖が設置されていて、慎重に進めば大丈夫でした。
西の肩から先は、作業道を兼ねた道の急下り。だんだん緩やかになると普寛トンネルに到着し、あとはずっと林道を歩いて先ほどの作業場に到着。同じ道を下ってはつまらないので、舗装路をテクテク歩いて国道140号に合流、ゴールとなりました。
標高は1,080m程度と低山の部類で、歩く距離も時間も短いのですが、急傾斜を一気に登り・下りをする感じで、しかも山頂付近はそれなりの鎖場。前日の黒山三滝と比べれば、そこそこハードな山でした。次に登る機会があったら、三峰口駅から周回してみたいと思います。
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