唐松岳 唐松沢本谷
- GPS
- 09:40
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,524m
- 下り
- 2,510m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:41
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昼には里へ戻らなくてはいけない事情があり、今回は深夜スタート。林道から歩き始める。月明かりがあるため、ヘッデンいらず。邪魔にならぬようまだ解放されていないゲレンデを登っていたが、「こもれびの道」付近で圧雪車に遭遇した。上部一ヶ所ワイヤーを張ってるため、存在を知らせる目的でヘッデンの点灯を促され、無線で上部に連絡を取ってくれた。いい人だ。その後はお仕事を邪魔しないようにしながら八方池山荘へ。UTMFが昔バイトしていたよしみでしばし休憩させて頂く。
山荘を出ると闇夜に日暈が浮かんでいたが、とりあえず空は晴れ渡っているのでクトーを付けて尾根を登っていく。下のカンバのあたりでノートラックの南面に吸い込まれそうになったが、耐えた。丸山少し手前で日の出を迎える。素晴らしいマジックアワーに登るのを忘れしばしシャッターを切り続ける。クトーを外し、2か所だけ板を外して歩いた以外は山頂まで全てシールで登った。山頂直下で3名の登山者とすれ違う。途中にデポされていたテントのパーティだろう。
登る間同じ方角の斜面にいくつか破断面が見えていたため、それとは違う方向の斜面・唐松沢本谷を滑ることにする。稜線は早くも風が強まり、雲が湧いてきたため、急いでドロップイン。ややパックされているが悪くないパウダーだ。他の沢と合流すると唐松沢はいつものフルパックバーン。今日は人跡皆無の素晴らしい空間が広がっている。途中雪の下に氷穴が顔を出していた。小雪だった昨年にもかかわらずこんな空間が残っていたのには驚かされた。この茶褐色の氷はいったい何年物なのだろうか。
無名沢出合い手前から沢が出始め、右岸に渡るために一度ジャンプして渡渉する必要があった。この調子では大滝が恐いので、無難な選択として無名沢の登り返しを実行に移す。ここでは千葉のラッセルマシーンUTMFが大活躍してくれた。八方尾根に上がる前から強風に吹かれ、トイレに出ても強風。多くの登山者、滑走者が退却中だったが、八方池山荘から下は嘘のように穏やかな天気だった。そのままゲレンデを下りて里へ。今シーズン初滑りは完全燃焼でした。
<16-17シーズン出勤表>
FISCHER TRANSALP80:1★
ATOMIC CHARTER 100:0
FISCHER BIGSTIX 122:0
-----------------------------
合計:1
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
昨年からフォローさせて戴いてますが、エクスストリームな滑りに驚きと凄さを感じ、楽しく拝読しております。
今回、特に、唐松沢滑降と12/18とが重なり懐かしくコメントを書いてしまいました。
dルンゼは1度滑ったことがあり懐かしく、12/18は下ノ樺手前から南面にドロップインし、Tomahawkさんらが八方山に戻る15分前頃に既に下っておりました。会えなくて残念!
当日は10時頃から急に風が強くなりましたが、未明からのハイクアップは風も弱く快晴で良かったですね。
唐松沢もまだ埋まっていないのですね。八方池の北面もまだブッシュが多く出ており当面行けそうにないことを知りました。ありがとうございます。(2,361mPから無名沢途中までは滑れそうですが。)
これからも投稿を楽しみにしております。
コメントありがとうございます!18日いらっしゃったのですね。あの日は知り合いが何組かいて、会えたり、ニアミスだったりでした。八方にはよく行かれるようなので、bumpkinさんともそのうちお会いできそうですね!70にして山スキーを続けるお姿には頭が下がります。私も雪がある限り長く続けたいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する