子檀嶺岳
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- GPS
- --:--
- 距離
- 1.8km
- 登り
- 281m
- 下り
- 275m
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
子マユミ岳
準備運動をして9:15出発。9:47,道を間違えて引き返す。間違った地点が分っているのでその分岐点まで戻るが、途中で近道らしい踏み後を発見して偵察する。あまり道がよくないので一行には分岐点まで戻ってもらうことにして、9:55から1人で直登を試みる。
あちこちに大き目の獣の足跡や座ったと思われる跡など,熊のものと思われる生息痕が見られる。極めつけは立ち木に生々しいこの3本の爪跡。
熊よけにインディアン・コールを発しながら薮を漕いで直登すること17分で登山道の尾根道に出る。10:12着。正ルートを登っている他の仲間達はなかなかやって来ない。
待っている間,不意にジュリジュリ・・,と言う鳴き声とともにパラパラッと音がしてせわしなく動き回るカラ類の群れが現れ、いつの間にか取り囲まれていることに気づく。次の瞬間,目の前の小枝にシジュウカラがきた。さらに後方からのツツピー,ツツピーと言う鳴き声に振り向くとヤマガラがいた。他にもいっぱいいて少なくとも3種類のカラ類が来ている。シジュウカラとの違いは分っても、ヒガラとコガラの違いが分らないので3つ目は何か分らない。あるいは両方来ていたのかもしれない。さらにはその巡回に混じってアカゲラまでやってきた。
次々と目の前1.5mほどの小枝にやってくる鳥達と過ごした数十分は至福の時であったが、この時ほどズーム付の一眼を壊したことが悔やまれたことはない。
10:55まで待って一行と合流し、山頂へ向かう。11:17登頂。
西隣に昨年登った夫神岳を見る。その麓を指して『アッ 家が見える!・・』と青木村から参加のMoeさん。画面中央のやや右の濃い緑の際にポツンと見えている白い点がその屋根。彼女は白馬冒険学校に参加したユング・フラウの一員。
山頂付近で誰かが採ったヤマボウシを頬張る。この実を食べると変な顔をする人が多い。たしかに赤く熟しきったものはぺしゃんこの味で皮のザラザラ感だけが残るが、熟しかかった黄味の強いものはなかなかの味で私は好きだ。
こう言う野生のものは改良され洗練された果物ではないので、その分は割り引いてその野趣性を楽しむものだろうと思う。
子檀嶺岳には3つのコースがあり、村松コースからの下山を希望する6名と二手に分かれての下山となる。当然ながら運転者は元来た道を下る。
12:10下山開始。登りの時,ショートカットして尾根に到達した地点の5分ほど先から尾根の右(北)斜面をジグザグに降る道となり、やがて古い林道に達する。この林道は殆んど使われた形跡がないほど草生しており、間違えた地点まではほぼ廃道に近い様相で距離も案外長い。そのため、そこよりもかなり高いところから入って斜面を直登するのとは相当な時間差が出ることになったものと思われる。
12:55登山口着。車を村松コースの登山口に廻し、降りて来た6人を収容して、例の藤村ゆかりのますや旅館で入浴。ぬる湯の露天風呂で話しが弾んだ。
予想された雨は降らず、また、昨日までの猛烈な暑さから一転してほどよい気温で気持ちのいい山行となった。これで、夫神岳,十観山,子檀嶺岳の青木三山を一通り登ったことになる。
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