四ツ岳（どピーカンの大展望）

2016年12月25日(日) [日帰り]

• GPS: 09:28
• 距離: 29.0km
• 登り: 1,423m
• 下り: 1,413m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:50
• 休憩: 0:38
• 合計: 9:28

距離 29.0km 登り 1,423m 下り 1,425m

5:43 スタート地点
6:59 7:06 平湯峠
13:14 13:44 四ッ岳
14:59 15:00 平湯峠
15:11 ゴール地点

天候

高曇りのち☀無風快晴☀
気温は低かったが、12月としては異例の暖かさ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道5号線乗鞍スカイライン入口ゲート前
5台ぐらいは駐車可能
反対側に非常駐車帯もあり

コース状況／危険箇所等

久手牧場から乗り上げる第3尾根はまだ雪が少ない
県道〜乗鞍スカイラインはそれなりに積雪があり、スキー滑走には申し分ない
乗鞍スカイラインをショートカットする藪もまだ完全には埋もれてない

写真

朝の平湯峠

朝の時点では雲も多い

あの奥の高みは安房山でしょうか

こちらは笠さんに抜さん

槍もすぐにお目見え〜

やっぱりこのパノラマですよね〜

穂高さんも素敵ですね〜

夫婦松まで来ました

ここでようやく猫さん山頂も見えた

最高の景色

笠さんも大きくなってきた

この幻想的な風景は日本とは思えない

吊尾根の朝日が眩しい

あちらも最高のコンディションでしょう

笠さんの稜線はまっ白

笠さんの向こうにみえるのは黒部の五郎さんだ

乗鞍スカイラインの雪は結構ある

北アルプスのスーパースターたち

何度も撮ってしまう

止められない止まらない状態（笑）

目の前が大崩山と猫岳の鞍部

猫の山頂
こちらのコンディションも良さげですね

日差しが暑いぐらいだ

西に目をやると白山

白山と別山は一目瞭然だが、その左の荒島岳とかだと思うがここまで山々が見えるのは珍しい

猫岳を迂回していきます

何て景色

芸術的な樹氷

さて四ツ岳が見えてきました〜

まだ岩が点々と見えるが滑走はできるでしょう

人の入れないエリアに突入

烏帽子岳もいいね〜

だれも足を踏み入れてない
唯一のトレースを付けていきます
深いところで脛までのラッセル

四ツ岳手前のヘアピンカーブはショートカット

わくわく

これは烏帽子岳の斜面
いいね！

吹き溜まりになっている

えびの尻尾

自然の創る芸術

さてここを詰めます

剣ヶ峰も見えてきました〜

縞々

南斜面は良さそう〜

山頂到着

穂高さんが近い

笠さんの後ろに黒部五郎と薬師岳も少し顔を出した

槍の穂先までしっかりと見えます

乗鞍さん剣ヶ峰も今日は最高のコンディションですね
たくさんの人で賑わっているでしょう

でもここは貸切〜

白山、別山も最高！

八ヶ岳
蓼科山から赤岳までくっきり

甲斐駒から塩見までもくっきりと

中央アルプスも近い

乗鞍スカイラインが天国への階段に見える

霞沢岳と真ん中の綺麗な三角錐は常念

十石山がすぐ隣

この景色も見収めです

ここを滑りま〜す

パウダーではありませんが、パックもされてませんので、結局のところ「サイコー」です（笑）

岩をすり抜けて

この最高斜面

下まで戻ると猫さんが目の前

猫さんの南斜面もいいですね〜

装備

個人装備

長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

ktn92

今週も日曜が好天の予想なので出掛けましょう。
今回は四ツ岳まで足を延ばす。
久手牧場からショートカットする尾根はまだ雪が少なそうなので、乗鞍スカイラインを登って行く。
日の出前から行動開始。
平湯峠ぐらいで日の出。
まだ雲が多いが、風はない。そのうち雲も取れるはず。
標高を上げていくと最初に笠さんがお出迎え。その後、穂高さん、槍さんも見えてきた。
しばらくして雲一つない好天になってきた。
風も弱く日差しを浴びると暑いぐらいだ。12月とは思えない。
猫岳までにお二人と遭遇。
次週に長野県側のツアーコースからこちらへ向かう計画の下見で猫岳の南斜面の偵察をしてきたそうだ。
スキーで縦走感覚もいいね。
猫岳横から先は貸切のゲレンデ。
一人ラッセルで黙々と進む。
四ツ岳斜面は岩が多いが、何とかスキーで行けそう。ここでスキーアイゼン装着。
南斜面は暑すぎるぐらい。
途中の面ツル南斜面をトラバースしなければいけなくなり、傾斜約30℃ぐらいで何となく少々のことで雪崩そうな予感。
一人っきりなので慎重に行動。
何とか山頂まで板のまま到着。この時期でこんなに風も穏やかなんて信じられない。
山頂からは360度の大展望。
北アルプスの盟主である槍から穂高、笠の向こうには薬師岳まで見えた。
白山も綺麗に見えるし、最高の天気と展望。
さあ滑走の準備。
南斜面はそこそこ吹き溜まりでモフモフも味わえた。
でも岩が点々とあり、板を傷つけないように慎重な滑走。
道路まで下りると後はボブスレー。
あっという間に下山です。
久し振りの満足な山滑走でした。