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Yamareco

記録ID: 1036592
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雪山ハイキング
道東・知床

藻琴山

2017年01月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:35
距離
5.4km
登り
385m
下り
403m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:29
休憩
0:06
合計
2:35
10:56
16
スタート地点
12:05
12:09
21
12:30
12:32
59
13:31
ゴール地点
実際にスキーで下り始めたら、15分程でキャンプ場に到着。時間の差は、山頂手前の広場で少し休憩したのと、滑走前の準備、慣れないシールの着脱や着替えなどに時間がかかってしまったため。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ハイランド小清水725 が、一般的な登山口。
少し下に小清水キャンプ場もあり、冬場はそのどちらかに車を停めることになる。キャンプ場は、バックカントリーの利用者が多い。
今回は、キャンプ場駐車スペースが満車のため、ハイランド小清水の駐車スペースに車をおいた。
夏場は、さらに網走方面に下った先の作業林道からゲートを開けて先に進み、銀冷水、山小屋のあるところまで車で入ることができ、そこからだと山頂まで30分とかなり手軽に登頂できるが、未舗装の林道は幅は狭く、崖のふちを通るので、運転には注意。
コース状況/
危険箇所等
積雪量は十分にあったので、スキーやスノーシューであれば、少し頭が出た笹もハイマツも気にならない。トレースもしっかり付いていたので、辿れば稜線の雪庇も恐くない。天気が良かったこともあり、登山者も多かった。
坪足での歩行は厳しい。笹藪やハイマツのすき間に足が抜けてしまうので危険。

屏風岩までは、スキーで難なく登れたが、さすがに屏風岩は登れなかった。スノーシューに履き替えて、乗り越えるのが安全策。

下りは、キャンプ場目掛けてスキーで滑走。
滑り出しのポイントは、山頂から来た道に向かって少し左に進んだところ。藻琴山での初山スキーだったので、最初は滑り出しの場所が分からなかったが、少し探せばいくらでもスキーの跡が残っていたので、それを頼りに歩いた。
滑走ポイントまで来たら、キャンプ場が見えるので、そこに向かって滑れば道に迷うことないが、右手に谷間があるので、滑落しないよう左より滑るようにした方が安全。
また、ハイマツのすき間にストックが入ってしまい、引っ掛かりによる転倒をした。そんなにハイマツが見えているところはないので、ストックの突きどころを見極めながら滑ると良さそう。
その他周辺情報 川湯温泉は良質の強い酸性の温泉。網走側に抜けるなら、豊富温泉がある。
去年の元旦は曇り空。
今年は快晴。
リベンジの時は来た。
2017年01月01日 10:56撮影 by  SC-02G, samsung
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1/1 10:56
去年の元旦は曇り空。
今年は快晴。
リベンジの時は来た。
どうせなら標識に降雪量の目盛を付けたらどうでしょう?
2017年01月01日 10:59撮影 by  SC-02G, samsung
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1/1 10:59
どうせなら標識に降雪量の目盛を付けたらどうでしょう?
夏山登山口。
2017年01月01日 11:13撮影 by  SC-02G, samsung
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夏山登山口。
日傘まで出るとは。
2017年01月01日 11:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1/1 11:16
日傘まで出るとは。
登り始めは、屈斜路湖の雲海がまだ残っていた。途中抜けてきた川湯の町外れの辺りは、見たこともないような白く薄い霧に包まれていた。
2017年01月01日 11:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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1/1 11:18
登り始めは、屈斜路湖の雲海がまだ残っていた。途中抜けてきた川湯の町外れの辺りは、見たこともないような白く薄い霧に包まれていた。
斜里岳もクッキリ。
2017年01月01日 11:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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斜里岳もクッキリ。
樹氷の始まり。
2017年01月01日 11:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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樹氷の始まり。
去年よりも積雪量は多い。
そのお陰でブッシュはほとんど気にならない。
2017年01月01日 11:33撮影 by  SC-02G, samsung
1/1 11:33
去年よりも積雪量は多い。
そのお陰でブッシュはほとんど気にならない。
稜線まできた。
雄阿寒、雌阿寒、阿寒富士が屈斜路湖の向こう側、遠くに見える。
2017年01月01日 11:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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1/1 11:38
稜線まできた。
雄阿寒、雌阿寒、阿寒富士が屈斜路湖の向こう側、遠くに見える。
ようやく見え始めた藻琴山山頂。
2017年01月01日 11:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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ようやく見え始めた藻琴山山頂。
屈斜路湖に向かって滑った先行者のシュプール。
2017年01月01日 11:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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屈斜路湖に向かって滑った先行者のシュプール。
2017年01月01日 12:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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屏風岩。
ここで、スノーシューに履き替え。
2017年01月01日 12:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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屏風岩。
ここで、スノーシューに履き替え。
来た道を振り返る。
2017年01月01日 12:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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来た道を振り返る。
2017年01月01日 12:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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山頂目前。
2017年01月01日 12:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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山頂目前。
リベンジ達成。
夏場は何度も訪れた山頂。
でも、冬場の到達は初めて。
夏よりも個人的に、3割増しの素敵な景色。
2017年01月01日 12:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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リベンジ達成。
夏場は何度も訪れた山頂。
でも、冬場の到達は初めて。
夏よりも個人的に、3割増しの素敵な景色。
お疲れ様〜。
2017年01月01日 12:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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お疲れ様〜。
2017年01月01日 12:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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摩周岳ももちろん見える。
2017年01月01日 12:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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摩周岳ももちろん見える。
ここから滑走。
2017年01月01日 12:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1/1 12:43
ここから滑走。
キャンプ場に到着。
登る時間に比べて、あっという間に下ってしまう帰り道。
でも、もったいないとかあっけないとか思わない山の楽しみが詰まった周回コースでした。
2017年01月01日 13:20撮影 by  SC-02G, samsung
1/1 13:20
キャンプ場に到着。
登る時間に比べて、あっという間に下ってしまう帰り道。
でも、もったいないとかあっけないとか思わない山の楽しみが詰まった周回コースでした。
駐車場に戻る頃には、薄い雲が広がっていました。
お疲れ様でした。
2017年01月01日 13:46撮影 by  SC-02G, samsung
1/1 13:46
駐車場に戻る頃には、薄い雲が広がっていました。
お疲れ様でした。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ネックウォーマー 毛帽子 ザック スノーシュー 飲料 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ スキー
備考 日焼け止めは必須。

感想

昨年の元旦は、2つある駐車スペースのどちらにも車はなく、登山者は私一人だったのに、今年は天気のお陰かどちらも満車に近い人気ぶりで、賑わっていました。
賑わっていたと言っても、内地の山とは違い、適度に人がいるくらいで静かに楽しめた。
山頂に一升瓶を立てるとちょうど1000mという縁起の良い山であり、グリーンシーズンは比較的気軽に楽しめるポピュラーな山。冬もスノーシューハイクで子供から楽しめるし、バックカントリーも始めやすい手頃な山という印象があるけど、特に今回冬に登って、景色良し、登りごたえあり、達成感あり、気持ちが満たされ充実した山行を楽しむことができた。

初めてのバックカントリースキーは、登りながらハイクアップに必要な感覚を学んでいき、スキルアップできたと思う。でも、いざ滑走になると、傾斜はそれほどないのに、ゲレンデから滑る景色と違うように感じ、尻込みしてしまった。
さらに、ゲレンデと同じように膝を曲げてエッジを効かせて曲がろうとしても雪にかからず曲がれなかった。
転ぶと、新雪の上では立ち上がるのも難しかった。ゲレンデで少しでも練習してから来るべきだった。
そして、転倒により右手首負傷。
転ぶことがさらに恐く感じながら、キャンプ場まで慎重に下った。
これは、下りながら悲惨に感じた。

そんなふうに感じながらも、今回の山行がとても素敵に感じ心に残ったのは、登頂までの行程がとても充実していたことと、去年のリベンジの達成となったことだと思った。

2017年、とても素敵な登り始めになりました。

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