槍ヶ岳・飛騨沢


- GPS
- 10:22
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,330m
- 下り
- 2,321m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 10:22
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
ソロのため、雪崩リスクの比較的低い場所、かつ好天を活かせるビッグマウンテンという二点で槍ヶ岳・飛騨沢を決めた。翌日ご一緒するYSHR先生のオススメでもある。2時にスタート。1.5時間睡眠だと寝起きだけは良い。行くしかない。年末年始に人が多く入ったらしく林道はフルトレース。直前の降雪も無いため、ラッセルも皆無だ。滝谷出合までは夏道登山道沿いで担いだ方が早いという事前情報があったため、どうせパック斜面だろうと滑りを妥協し、軽板+PROFOILを選択した。
所々板を脱いで林道をショートカットしながら歩く。ウロコシールはグライドがよくぐんぐん進み、白出出合まで1時間半かからなかった。小休止して、板を担ぐ。ザックには括らずに肩にかけたり、1本ずつ片手に持ったりして、藪に引っかからないようにして登山道を歩いていく。2時間で滝谷に着くが、4時ではまだ暗い。避難小屋は恐いのでそのままスルー。槍平小屋からスプリットボーダーの登り、滑り跡があった。どうもソロのようで、大喰沢から一筋のシュプールが合流していた。
時々休みながら飛騨沢を詰める。途中笠・抜戸に日が射しマジックアワーとなる。千丈沢乗越に下山中の2人組、登山中の4人組が見えた。このペースだと4人組とは山頂で会いそうだ。ひたすら登り続け、飛騨乗越に出る。板を脱ぎ、今度は板をザックに括って夏道登山道沿いに山頂へ向かう。軽いので、このまま穂先まで担ぎ上げよう。多少氷化しているものの、問題なく穂先へ登り、セルフタイマーで記念撮影。梯子から下を覗くと4人組パーティが登ってくる。すれ違いたくないし、風も無いので写真を撮りながら待つことにする。4人組は専修大学の山岳部だった。写真を撮り合って山荘へ下りる。
山荘から飛騨乗越へは槍沢側を巻けるらしいので、板を履いて行ってみるが、結構な崖である。高度を落とし場所を探ってみたが、風に叩かれた斜面はカリカリでクトー+ダブルウィペット無しではキツそうだ。とはいえ、既に崖の中に入ってしまったので、仕方なく一旦下りる。Goproで記録していたが、無駄にエクストリームな下降となってしまった。登り返して飛騨乗越へ戻り、気を改め滑降。全面モナカ戦争で腿がパンパンになった。
槍平小屋に至るまでに2組のパーティに会う。さらに滝谷出合まででも沢山の登山者に会う。多くは槍平小屋泊を経て明日槍を目指すのだろう。白出手前でブルークリフパーティにも会うことができ、しばし歓談した。最後は快適な高速林道ボブスレーだった。今日は山頂とこのために来たのかも知れない。
<16-17シーズン出勤表>
FISCHER TRANSALP80:2★
ATOMIC CHARTER 100:3
FISCHER BIGSTIX 122:3
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合計:8
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