奥播磨の名峰 千町ヶ峰を独り占め
- GPS
- 05:09
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 562m
- 下り
- 555m
コースタイム
天候 | 快晴。出発時の気温-2℃。山頂で15℃?? |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
薄木から分岐してからは除雪していますが圧雪が残っており冬用タイヤが必要でした。道幅が狭くすれ違いには苦労しました。 こぶしの里入り口の空き地は除雪されてなく進入不可。 交通の障害にならない路側に駐めさせていただきました。 なお道路の状況は日々時々変わります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は取り付きで既に50cm程度あり。山頂付近では1m越えと思われます。 積雪後に歩かれた方はなくトレールは全くありませんでした。 道標やピンクテープに注意して進みましたが、積雪もあってか重要な箇所でもマークの見当たらない所がありました。 また下りの林道ではわざと外し、ショートカットしている箇所があります。 1年前のヤマレコのログをダウンロードし、地図アプリ(Geographica)で表示させ、大外れしないよう確認しながら歩きました。 なお危険箇所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | しそう よい(与位)温泉 700円 ラドン泉 源泉掛け流し。 ここはお気に入りの温泉で宍粟の山に行った時にはいつも利用させていただいています。 他に一宮温泉 まほろばの湯もあります。 今回入湯したかったのですが看板気付かず通り過ぎてしまいました。 |
写真
装備
備考 | スノーシューが大活躍しました(沈み込みは10cmで快適) アイゼンは出番なし |
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感想
(プロローグ)
「千町ヶ峰」・・・山を始めた頃、その秀麗な山姿を段ヶ峰や峰山高原から何度も目にしていました。
当時は山は交通機関を使用して登るもの、というか車を持ってなかったので奥里にあるこの山は登山対象にはならない山でした。
おそらく当時は登山道もなかったのではないかと思います。
時は流れて・・・
先週に続く雪見ハイクを検討していて思い浮かんできたのがこの山です。
さらに奥の笠杉山には1年前に登っていることもあり、この付近の未踏峰も限られてきました。満票で決定です。
長年の想いがこもる山行となりました。
(本文)
この日は朝から快晴。絶好の雪見ハイキング日和です。
先週に続き出発が遅れたので、現地着は10時過ぎ。
辺り一面無垢の雪原...
先行者がいるだろうという淡い期待があえなく消えました。
とともに、「敗退」の二文字が目に浮かびます。
二連敗は避けたい・・・今年初めて持参したスノーシューの活躍に期待を掛け出発。
今回の力強い味方はスノーシューと、前夜ダウンロードしておいた一年前にこの地を歩いた方のログ。
途中、ピンクテープや道標が見当たらない箇所も多く、このログが大変役立ちました。
地図アプリ&このログがなければ、今回の登頂成功はあり得なかったといっても過言ではありません。
この場を借りて、レコを残されたhetaregontaさんに感謝の意を表します。
コースは杉の植林帯が主です。ヤブがなくどこでも歩くことが出来ます。
積雪で正確な道は判りませんでしたが、細かいことは気にせず地図を見ながら大筋を外さないよう注意して進みました。
尾根に出ると頭上に青空が拡がってきました。
純白の雪、松の緑、そして青空・・・遠くには氷ノ山が。
一人で占有するには勿体なさ過ぎの景色に感動しながら頂上を目指します。
そこから頂上までは常緑の灌木帯があり、先週の地蔵山を思いだします。
踏み抜いて胸まではまり込んだりしながらでしたが、先週のように枝で頭を打ったり、這いつくばって通るような所もなく、20分弱の苦労で無垢の山頂に着くことが出来ました。(小動物の先行者がいました)
山頂からの眺めは筆舌に尽くし難いという言葉がピッタシ。
気温上昇で少しもやっており、播磨灘や六甲山を目にすることが出来なかったのは残念でしたが、県中央部に位置する山からの大パノラマを堪能しました。
下りは展望の良い東尾根を通り林道を下りました。
気温上昇で湿雪がスノーシュー底に付着し、まるで鉄下駄を履いているよう(履いたことありませんが)です。
まぁこれもいい筋トレだと思い歩いていましたが、そのツケは舗装道路を歩いている時、左太ももが突然つるという形で出ました。
車に辿りつき靴と靴下交換時にもその兆候が出て四苦八苦。
夏山で小屋に入って休息中につることは経験済みですが、冬では初めてです。
冬でもアミノバイタルが必要なのかなぁ。
帰りの温泉で筋肉をほぐして気持ち良く帰宅しました。
一夜明けた今はほどよい筋肉疲れに満足しています。
(エピローグ)
雪の千町ヶ峰・・・サイコーでした。
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