快晴の中、山ガールを放置しての荒島岳トレッキング

2015年11月05日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 18.0km
• 登り: 1,268m
• 下り: 1,426m

写真

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撮影機器：

iPhone 5s Apple

感想

kenken474

前から暖めていた企画、荒島岳踏破を実行した。11月5日は開学記念日で仕事が休みなので、どの山に行こうかなと天気予報を確認したら、全国的に全部快晴。ならば、夜行バスが取れるなら福井に行ってみようと4日に思い立ち、早速予約。夜行バスは往復ともに空きがあって予約完了。5日の6時半には福井駅に降り立っていた。
今回は勝原登山口から荒島岳山頂に行き、帰りは中出登山口に降りる計画。福井駅のバスから登山の格好をした僕と山ガール一人が乗り込んだ。話を聞くとコースは同じで、兵庫県から来たとのこと。

即席パーティで山を登るとロクでもない結果になるという格言を信じる僕は登山口までは一緒話しながら向かったものの、僕は帰りのバスは乗らないで駅まで歩くので早い速度で進みますと告げて、山ガールを放置してサッサと進む。装備も目的も異なる人と一緒は危ないのだ。

ところが、コースタイムの7割くらいのスピードで進んでも、山ガールが千切れない(汗 疲れるから嫌だったが、更にスピードアップしてようやく一人で進むことができた。しかし、油断してると追いつかれるので休憩なしで死にそうになりながら進む(^^;;

荒島岳は白山がもっとも美しく見える山だから、百名山に選ばれたと言われるくらい地味な山だけど、登山口からの標高差は1200以上でタフな山でもある。登山道からは美しい白山がよく見えて、百名山に選ばれし理由の一端を垣間見ることができる。
しゃくなげ平を過ぎると、最後の急登が待っている。ここを越えると、笹尾根の美しい稜線に出る。ここからの景色は今日のような快晴の日には忘れらないものになる。噴煙を上げる御嶽山、白く長い稜線が見事な乗鞍、山の形も明瞭に分かる穂高、槍の峰々がこれでもかとばかりに並んでいる。

笹尾根の終点が山頂。ここで軽く食事してると、さっきの山ガールが汗まみれで上がってきた。手を振り挨拶をして、僕は入れ替わりに下山をした。下山コースの中出コースはフカフカの落ち葉の絨毯が気持ち良いコースで軽くジョグしてたら、あっという間に下山してしまった。バスが来るまで2時間以上ある。やっぱ駅まで歩くか。7キロの道のりを歩き越前大野駅に到着。バッジを買って、酒屋でビール買って、福井駅行きのバスが来るまで、バッジを肴にしてグビクビとビールを流し込んだ。