《イグルー講習》八経ヶ岳 奈良県天川村
- GPS
- 28:00
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,514m
- 下り
- 1,528m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:00
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:00
天候 | 一日め快晴二日目雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今年はとても雪が少ないそうです。 |
その他周辺情報 | 洞川温泉 |
写真
装備
個人装備 |
スコップ
鋸
スノシュー・ストック
アイゼン
ピッケル
その他冬山宿泊個人装備(寝具一式・ナイフや灯り地図磁石)
テムレス
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共同装備 |
ツエルト
ストーブ
鍋セット
ザイル30m×2
|
感想
関西山岳ガイドたちの研修で、イグルー講師で参加。
雪が少ないかもしれないけど大峰山はまだ未踏なので、行ってみたくて。
結果、大峰山も大雪の時はあるだろうけど、今年のこの日はイグルーには難しい積雪だった。5月の北アのような雪で、二段目までは積めるが、中段以上で必要な雪層がなく、積雪自体も吹き溜まりでかろうじて六十センチ。参加者9人が寝る3基は到底無理だった。一つだけを苦労して作り上げて、一応イグルーのコツなどを目で見せることはできた。しかし、完成3分後に崩落、写真をとっておけばよかった。雪は完全に5月連休のもので、壁二段に天井シートがふさわしいコンディションだった。いい勉強になった。
狼平小屋に移って晩御飯。ミワさんが肉野菜味噌鍋を支度してくれた。25年前のヒマラヤからのお付き合い。今回は出版を機に声をかけてもらった。一時は、このブロックではできるとは思えないっていた参加者に曲がりなりにも最後の天井ふさぎまで積み上げる過程を見てもらえた。こんな未完成でも喜んでもらえたみたいで少し安心した。本当は三つ作ってみんなで泊まりたかった。いろんな山岳経験の登山ガイドたちの話も面白かった。2名が、シートがけのイグルーに泊まった。
翌日は雨の予報だったのでほぼ諦めていたが、朝、まだ降っていないので、暗いうちから山頂を目指す。濃霧、霧雨が次第に小雨に変わる。途中3名引き返す。6名で、弥山〜八経ケ岳時計回り縦走して降る。後半は雨でずぶ濡れだが、ほとんど樹林の山だし、立ち止まらなければまあ寒くない。今回はイグルなので、3人テムレスだったが、こう言う寒くなくて濡れ濡れの行動日はテムレス日和だ。毛の手袋やオーバー手では絞るほど濡れてしまう。
2月ならどんな山でも、まして近畿最高峰の八経ケ岳ならイグルー作れるだろうと見込んだが、一ついい経験をした。こう言う山域もあることを知った。
懐かしの三輪さんと、大峰最高峰に登れたのも満足。山は誰と登るかがとても大切だと思う。
洞川温泉で冷えた体を蘇らせ、うどん屋でさらに体を温めて、濡れた服が乾いた。橿原から近鉄で名古屋へ、名鉄で豊橋へ。鉄橋を越えるたび遠くに霧のかかった山が見え美しかった。久しぶりに遠出の山だった。
おはようございます。週末はあたたかったので、せっかく講習に来られたのに残念でした。
深い深い山でした。紀伊半島の山。広域地形図みているだけでおもしろいですね。
小屋で同宿しました3名のパーティーです。イグールを造ると事を聞いてましたが、皆、熱心に周りで見てるのを見て学生時代を思い出しました。
講習会だったのですね、翌日は私たちは弥山・八経を残念して下山しましたが、さすがに周回してきたのですね安全登山を頑張ってください。
日暮れ近くまでイグルー制作に粘って、結局小屋に大人数で入り、場所を開けていただいてありがとうございました。今回は残念でしたが、大峰山も雪の多い年なら十分できると思います。
イグルー不発のあふれパワーで一周縦走しました。やはり歴史のある山には独特の良さがありました。
この辺りの山域は、神戸山岳会に所属してた頃、沢登りで来てました。岡どんさん、スーさんやさんぺーも。
今回のルートは、私も冬に行った経験がありますが、それほど雪が多いというイメージはないですねぇ。それでもイグルーを作ってしまうとは。さすがです。
地元ガイドさんの話では、年によっては3m積もって、鹿柵なんかまたぐそうですが、今回は鹿柵クライミング連発でした。ここでイグルーやるなら、狙って行かないと。尾根末端は急だけど、上に上がったらスキーも使えそうですね。まあなくても問題ないですけど。どうしてもスキーとイグルーの可能性を探してしまいます。
yomeyamaさん、こんばんは
八経ケ岳山頂の岩が出ていて雪が少ないのがわかります。
それでもあんなに大きなブロックが作れちゃうんですね
悪いコンデションでも天井までふさげちゃうのも流石です!
土台の二段は、幅広い大きなブロック並べるのがコツです。30センチのノコだから一辺30センチのやつです。これは、30センチの積雪あればできますが、軽かた雪がないと結局屋根にはならないんだよねー。
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