天狗岳 〜 山友と今年初の雪山へ
- GPS
- 22:59
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 802m
- 下り
- 801m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 5:56
- 山行
- 1:17
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:18
天候 | 8日:晴れ のち 曇り 9日:曇り/雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スノータイヤ/チェーン必須 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から踏み跡あり 最初からアイゼンを着ける方が楽 ヒュッテまで特に危険箇所なし 東天狗岳頂上近くは岩が露出する区間あり、注意 |
その他周辺情報 | 渋の湯の入浴開始は10:00以降 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
数年前に山で知り合ったKさんと八ヶ岳の天狗岳へ。黒百合ヒュッテに2泊して今年初の雪山をゆっくり楽しむ計画。
【1日目】
高速のSAで落ち合ってKさんの車で渋の湯に着くと既に9時半過ぎ。駐車の手続きをして身支度をして出発すると10時を過ぎている。
空は一点の雲もない青さ、素手だと痺れる程の寒さ。平日だがこの好天に惹かれて多くの人が入っているらしく踏み跡ははっきり付いている。
幹や枝に白い雪が着いた木々の林の中を、雪を踏みしめて歩くのは楽しい。1時間ほど急登を耐えて八方台方面からの道を合わせ、やや緩やかになった林の中をさらに30分ほど歩いて唐沢温泉方面からの道と合流する。
朝食からかなり時間が経ったのでこの辺りで空腹を感じるが、道はここから再び急になって疲労が増してくる。
登山口から2時間余りかかって黒百合ヒュッテに到着。小屋に入って宿泊の手続きを済ませ、昼食を摂り、休憩してから天狗岳へ向かって出発。
空はまだ青く晴れているが、中山峠を過ぎた辺りから筋状の薄雲が目立つようになってくる。
縞枯れの樹林の中を暫く歩くと東天狗岳斜面の急登になる。息を切らせ、立ち止まって息を整えては再び登ることの繰り返し。
やがて振り返ると、眼下に真っ白に雪を冠ったシラビソの林と、その向こうに続く北八ヶ岳の眺望が見えるようになってくる。
小屋を出て1時間ほどで大きな岩塊の下に着くと、幾筋かの踏み跡が岩塊に向かって登っているので歩き易そうなラインを選んで登って行く。
細い踏み跡が岩をトラバースしているような箇所を幾つか越えると、山頂だと思っていた岩塊の先に本物の頂上へ続く道が見えてきてひどく力落ちする。
小屋を出て1時間20分で何とか東天狗岳の山頂に到着。雲の量は増えてきたものの、まだまだ素晴らしい眺望が広がっていて記念写真を撮ったり、周囲の景色を撮影したりで時間が過ぎていく。
目の前に見える西天狗岳の方が標高が高いのだが、往復している時間の余裕がなくなったのでここで引き返すことにする。
この日は小屋の泊り客は我々二人のほかに一人だけ。テント泊が別に1名。
宿泊客が3人だけなので円形の炬燵に座って夕食を食べる。聞くともう一人の客は登山用品メーカーM社の社員の方で、しかも私が学生時代を過ごした仙台の人だということだったので、山道具の情報や、仙台の話題で話が弾み、食事後も飲みながら盛り上がる。
8時頃までは空はまだ晴れて月と星が輝いていたが、その後はすっかり雲に覆われてしまう。
【2日目】
この日も翌日も雪になりそうだという予報なので、連泊の計画を変更して朝食後に下山することにする。
小屋を出ると、夜明け前から既に粉雪が舞い落ちていて前日の踏み跡がかなり埋まっている。
樹林に入ると延々と急な下りが続いて、昨日の後半のキツさも納得できるが、下りは予想以上にペースが上がって1時間15分ほどで登山口まで戻ってしまう。
渋の湯はまだ営業時間前なので原村に下りて入浴し、諏訪南インター付近で昼食に蕎麦を食べてから帰路に着く。
気のおけない友人とゆっくりと雪山を満喫できて、楽しい山行だった。
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