大栃山、釈迦ヶ岳 山梨百名山、三座目の黒岳は敗退
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
釈迦ヶ岳登山口 05:49 1:42 0:00
神座山(黒打ノ頭) 07:31 1:08 0:00
大栃山 08:39 0:46 0:21
釈迦ヶ岳登山口 09:46 1:51 0:16
釈迦ヶ岳 11:53 0:58 0:44
日向坂峠 13:35 自転車+徒歩
釈迦ヶ岳登山口 14:09
移動時間合計:6時間25分 休憩時間合計:1時間21分 自転車移動合計:0時間34分
天候 | 晴のち高曇り、春霞で展望は今一 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所在地 山梨県笛吹市 平地移動速度 3.60/H 釈迦ヶ岳登山口から稜線に出るまでの後半の標高差200mは急登で殆どロープがあり特に険しい所は両側にロープが有る。 釈迦ヶ岳頂上付近に少し岩場。 トレースの説明 トレースの作成方法は基本的に、登山前に山と高原地図、地形図、解説書などを参考に自身で作成した登山ルートと、実際に歩いた時のGPSのトラックをカシミール3Dで地形図上に重ね登山ルートに修正を掛ける。この登山ルートをトレースに変換している、GPSのトラックをトレースに変換している訳ではない。 |
写真
感想
御坂周辺は山梨百名山が集中しているので纏めて2から3座登るのも割合簡単そうに見える、今回は釈迦ヶ岳と黒岳を計画していたのだが段々欲が出てきて大栃山も行けるんじゃないと成ってきて3座纏めてしまえとなる。となると私の脚では休憩を含めて10時間くらいは必要だろうから6時スタートとする、黒岳からすずらん峠を下山するのでその登山口に駐輪しよう林道を新道峠に向かうが日向坂峠への分岐点で通行止めなので少し手前の駐車スペースに自転車をデポする。
釈迦ヶ岳入口まで戻り路肩の広がりに駐車し準備をして歩き始める、何時もの事だが始はペースが上がりすぎるのでゆっくり歩くように気をつける、周辺は初めの内は植林された所もあるが大半は落葉した雑木で森は明るく気持ちよく歩ける。落ち葉の降り積もった登山道を始は直登そしてジグザグを切って行く、思ったより早めに稜線でた順番として大栃山が先なので神座山に向かう、確か神座山への中間点辺りに檜峰神社への下降点が有るはずと歩いていると直近の1521.9m峰に檜峰神社への標識がある。あまりアップダウンの無い雑木に囲まれた稜線道を行く、神座山(黒打ノ頭)への中間を少し過ぎた所で檜峰神社への降下点に出会うこれが資料で見かける檜峰神社へのルートらしい。
割合快調に稜線を歩いては居るが小さなアップダウンが同じような高さで続いているので何度も取り敢えずの目標の神座山とだまされる、神座山で春日山方面の稜線と分かれて北方の尾根をトビス峠に向けて下り始める。雑木林の中を行くが道に落葉が少ないので快調に下る杉檜林が見えてくるとトビス峠は近い、トビス峠はあまり広くはないが何故か一面に踏まれて広場と言う状況、林の中で展望が有るわけでもなく檜峰神社からも近く休憩ポイントでも無かろうに。3時間位歩き続けているので休憩を取っても良いがあまり芳しくない場所なので大栃山まで行く事にする、普通のペースで登っていると下の方から話し声がどんどん近づいてくる何だか追いつかれたくない気分で自然にペースが上がっている。
頂上で写真を撮影し休んでいると登山者が後から後から登ってきて広くもない山頂は満杯に近くなる、まだまだ登山者は続いている様子に混雑を避けるため下山する。下りながらトビス峠から先来た道を戻るか檜峰神社に下り釈迦ヶ岳の稜線鞍部近くに突き上げる道かその中間に出る道か悩む、結局距離的に大差なさそうなのでなるべく同じコースは通らない稜線鞍部近くに出るコースを選ぶ、檜峰神社から林道を300m位下るが登山口が無い見落としたかと思い一度戻って確認して再度下り450m下った所で登山口を発見、案内図に点線で書いて有ったので寂しい入口かと思いきや入口は林道だった。
少し登ると道は右側の山道に入る、意外と踏まれていて点線の道にしては良い道じゃんと思いながら歩いていく植林地を過ぎると落ち葉が道を隠し踏跡だけでなくテープなどのマークも参考にする(テープが登山道とは限らない)が迷うほどでは無い。中程を過ぎると険しいと言うよりは急で全面的にロープが張り巡らされていて、一部では両側にロープが張られている位のレベルで脚と手を総動員して登っていく、登山口を入った頃はまだまだ大丈夫と思っていたのが急速に疲労を感じてきた。
息も切れ切れにやっと稜線にたどり着く、稜線の鞍部よりは釈迦ヶ岳寄りで疲れ果てた体には稜線も相当な傾斜に見える、元気の良い団体さんが登ってきたので休憩するつもりで道を譲り岩に腰を下ろして一息ついていたら脚が軽く攣った。攣る事自体は脚を伸ばしてやり軽く歩き始めれば問題無いのだが攣った状態を直すまでが何とも言えないのだ、団体さんが行きすぎたようなのでゆっくりと歩き出す。岩場の辺りで団体さんの後続部隊に追いつかれるが道が狭いので抜かせる事も出来にくく広い場所まで頑張る。傾斜が緩めば釈迦ヶ岳山頂は間近でほうほうの態での釈迦ヶ岳到着と相成る。
何はともあれ先ずは休憩と岩に座り込みお湯を沸かしてカップ蕎麦を造る、蕎麦を食べ紅茶を飲んで元気が出たと思ったら又脚が右脚そして左脚と攣った、ゆっくりと脚を伸ばして何とかやり過ごす。この調子ではもう一山登るのは一寸無理っぽいので黒岳は諦めて次回としようか考える、結論は日向坂峠までに出せば良いので記録写真のみ撮影どのみち遠景は霞んでいる。
下り始は岩場なんかも有ったりするが其れもほんの一寸で後は割合淡々と下道が続く、府駒山の近くでは子どもを抱いた人に出会い一寸びっくりする、危険は無いが体力的にどうなのだろうかいらぬ心配をしたりする。相変わらずの緩やかな稜線の雑木林を行く府駒山をすぎ府駒山登山口への降下点を過ぎれば日向坂峠はもうすぐで左手に林道が見えてくる、日向坂峠には13時30分過ぎに到着した黒岳に行くには十分時間は有るが無理する事も無いだろう。又近々春日山や滝戸山に行く予定もあるのでその時でも良いか、と自分に言い聞かせ自転車をデポしてある林道駐車場に下る。駐車場ではひっくり返って暫く休憩した後デポして置いた電動ミニ自転車で林道を下る、林道はコンクリート舗装されているのだがコンクリートが割れてガタガタこれが1勸迷海。前に落車した時と同じような状況に必死でハンドルを握りスピードを落とす、すずらんの森を過ぎると舗装の傷みは無くなり快調に駐車地点まで下る。
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