満開の桜花を求めて#3 二百名山の茅ケ岳
- GPS
- 02:50
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 742m
- 下り
- 734m
コースタイム
駐車場からは、案内板に従って歩きます。赤松林の中の小石が混じった山道を進みます。ほぼフラットな道ですね。
11:15林道出合
舗装された林道に出ます。ここをまっすぐ進むと女岩コースです。林道を左に曲がって2分ほど歩くと尾根コースの入り口がります。ここからは、いきなりの急登です。大岩も多数あります。この急登をクリアすると細い尾根道になります。左側には南アルプスの展望がありますが、あくまでも木の間からです。右側の斜面にはカヤの林です。ここを過ぎると再度の急登が待っています。残雪は全くありませんが若干ガレていて滑りやすいので注意が必要です。
12:20山道合流地点
千本桜方面からの山道と合流すると、道はナダラカになり左側には、今まで見えなかった八ヶ岳が登場します。この尾根道を少し歩くと頂上まで0.1キロの看板があります。ここから少し登れば頂上です。
12:25茅ケ岳山頂12:35
頂上はあまり広くはありません。しかし、景色は360度パノラマ状態の絶景です。南アルプス、八ヶ岳、金峰山方面とバッチリですね。茅が岳と山梨百名山の木碑が立っていますね。
12:50深田久弥石碑
頂上から女岩コースへの下りは石の間を下ります。けっこう急ですね。注意が必要です。その途中に深田久弥終焉の地の石碑があります。その後ろには金峰山のオベリスクが見えます。石がなくなると、ブナ林の中の九十九折りの急坂を下ります。落ち葉の川のようで、とてもクッションが効いて歩きやすいですね。ここを下りきると女岩が。大きな岩から水がしみ出ています。水場になっているのですね。
13:10女岩
ここからは、ミズナラやツガの林の中を歩きます。
13:35林道出合
13:50深田公園駐車場
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とても良く整備されています。 |
写真
感想
東京は白い雲に覆われていましたが、中央高速道路の笹子トンネルを抜けると青い空が・・・・。テンションが上がり、のりのり気分で韮崎インターチェンジから茅ケ岳登山口の駐車場へ。着いたのが遅いせいもありますが、10台ほどの車両がすでに駐車されています。平日なのですが茅が岳は、人気が高いようです。いそいそと手早く登山準備を整えて歩き始めます。当初は行きは女岩の方から登って、帰りに尾根コースを下る予定でしたが、分岐まで来てから突然、方針転換です。天気が良いうちに南アルプスを見ておこうと尾根コースを選択、谷川岳に登った時に出会ったおじさんの名言「山では、1秒の遅れが一生の遅れ」を思い出したのです。林道から再び登山道に入るといきなりの急登で、下から見ると大きな岩がゴロゴロしています。(今地震が発生したらヤバイなとおもいつつ。)気温も上がってきて息が上がり、汗もダクダクです。しかし、振り返ると南アルプスの雄姿が見えます。(木の枝が終始邪魔しているのが残念ですが・・・・。)そして、坂の上からは、頂上をピークされた方が多く下ってきます。やはり茅ケ岳登山では逆回りになるのでしょうか? 何とか最初の急登をクリアして、一息入れると正面には鳳凰山が・・・・。 地蔵岳のオベリスクがクッキリと見えています。そして、今まで、いろいろな山から南アルプスを見て来ましたが、距離が近いせいか、とても高く見えます。山の裾野までもバッチリ見えるからですね。ここから、少しなだらかな尾根歩きか続くと、またもや急な登りが・・・・。これを越えると今度は今まで見えなかった八ヶ岳が登場です。とても近くて、カッコいい山容がばっちりです。頂上に着くと360度の大パノラマ状態です。今日は富士山は見ることが出来ませんでしたが、南アルプス、八ヶ岳、金峰山と、その美しさには言葉が出ませんね。広くはない山頂には平日ですが、20人以上の方々がランチタイムの一時を・・・・。茅が岳の人気の秘密は、200名山で、高速のインターからも近くてアクセス最高で、手軽に登れて、しかもこの頂上からの景色の良さですね。下りも女岩までは、けっこうな急坂ですが、そのあとはなだらかな気持ちの良い林間ハイクとなります。
帰りがけに、日野春の清春芸術村の桜、甲斐駒ケ岳の麓の関の桜、そして小淵沢の神田の桜を見て回りました。あいにく、雲が出てきて今一でしたが桜の花は、ほぼ満開でした。
sssさん、こんばんは。
今回も素晴らしい写真の数々
特に最後の1枚はダイナミックですね。
ところで以前から思っていたのですがsssさんはとても博識でいらっしゃいますが先生か教授とかですか?
違っていたらすいません
fall
常々、美しい写真とともに、レコ拝見させていただいてます
最後の写真「神田の大糸桜」は一昨年の早朝、私も南アルプスをバックの構図で撮ろうと
意気込んで行ったことを思い出しました。
ところが、その時は人が多いのに加え、下部はブルーシートの風よけに覆われ、
その上、工事用鉄パイプで古枝を支えてあったりで、趣のある写真は撮れず仕舞いでした
sssさんはどうやって、人の写らない渋いショットを撮ったのでしょう
残念ですが、写真を見ると、関係者の方々のご尽力にも関わらず、年々弱っているようですね
茅ケ岳、お疲れ様です。
茅ケ岳の山頂標識も無事のようで何よりです。
左側の標識は山梨百名山嫌いの何者かによって一度切断されたのですが、これも復活して2本になった様です。
桜前線も段々緯度、標高を上げて、そろそろ本州北部ですね。
sssさんも北上でしょうか。
fallさん、随分とお褒め頂き、大変恐縮してしまいますが、一般の小市民です。
山を歩いていると、ご夫婦で登られている方が多いですよね。共通の趣味を持って、奥様のお手製のお弁当は羨ましい限りです。コンビニのおにぎりとあんぱんは、わびしいですね。(笑)
これからも、fallさんの楽しい山行レコはもちろんですが、愛妻弁当の写真にも注目しております。
satoyamaさん、はじめまして、コメントありがとうございます。
この桜は、北側から撮影すれば南アルプスが、南側から撮影すれば八ヶ岳をバックに撮れるのですが、この日は残念ながら両方ともに雲がかかっていました。太陽の位置もあるので時間帯も難しいところです。撮影した時間が夕方で人もほとんどいませんでした。
また、来年に期待したいと思います。
いつも、コメントありがとうございます。
山梨百名山標識の件については、残念なことですね。
わざわざ、山の頂上まで登って来て、そのような行為をするわけですから、山が好きな人のはずなのに・・・・
sssさん
初めてコメントだと思います。
山頂の標柱は、最初のものが何者かによって、
引き抜かれ、2つ目を設置。
2つ目も切断などの被害にあっていますが、
甲府のお医者さんで、写真、登山愛好家の方が
何度も足を運んで、切断されたものを見つけて、
修復したりしています。
その過程で、引き抜かれた最初のものが
見つかり、現在、めでたく2つ存在しています。
なぜそのようなことをするのか、いろいろ説が、、。
茅ケ岳は自宅から良く見えている山です。
Y-chan
Y-chanさん、こんばんは。
昨年は、甲斐駒ケ岳の頂上でニアミスさせていただきました。
Y-chanさんのレコ(鳳凰山は特に)は、いつも楽しく拝見させていただいております。私も是非とも雷鳥君に会いたいと思っている今日この頃です。
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