福岡の最高峰で大分との県境、釈迦岳と御前岳へ登る！

2017年02月18日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.5km
• 登り: 735m
• 下り: 722m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:20

7:00 湧水コース登山口
8:30 8:40 御前岳
9:40 9:50 釈迦岳
11:20 湧水コース登山口

天候

曇り後晴れ、登り始めはガスガス、下りきってから快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

博多駅からレンタカーで湧水登山口近くの駐車場まで。前日出張だったので、夕方にレンタカーを借りて、九州自動車道から大分道へ入り、山田SAで車中泊、5時過ぎに移動開始し、6時半頃現地着。登山口手間の林道で倒木があり、枝を折りまくって片付けなければならなかった。

コース状況／危険箇所等

登山口には積雪がないが、登り始めるとすぐに雪が出てくる。深いところでも15cm程度だし、凍っているところもそれほどなく危険はない。ガスも濃くはなかったので、道に迷うなどの心配はなかった。何箇所かある鎖場は、新しい鎖が整備されていた。倒木にチェーンソーが入っていたり、登山道の整備はしっかりしていた。

その他周辺情報

大分道で杷木ICまで移動し、原鶴温泉の延命館へ。立ち寄り温泉は500円。泉質はアルカリ系でヌルヌル、お肌に良さそう。番頭さんの対応はとても丁寧。設備は旅館の大浴場なので、籐かごが置いてあるだけだし、綿棒とか使い捨ての櫛とかはありません。内風呂と露天風呂の二つだけですが、気持ちのいい坪庭もあり、特に誰もいなかったのでゆっくりつかれました。立ち寄り湯の利用は時間制限がある場合があり、事前にお電話でお聞きしてみてください。僕は15時までなら大丈夫と言われて13時に着きました。あと、日産レンタカーのナビだと温泉街の回りをぐるぐる回ってたどり着けず、目視で確認して到着しました。

http://www.enmeikan.com
TEL [phone]
〒838-1521 福岡県朝倉市杷木志波15-2

写真

2/18 6:30

午前岳の登山口へ向かう林道の終点間際、倒木で道が塞がれていました。手では抜けず、かといってレンタカーで引くのもなあと、枝をぽきぽきして道の半分ほどを開けました。

2/18 6:57

駐車場は、二台くらいしか止められませんが、ここから右手の登山口手前で通行止めとなっているので、そこにあと数台は止められそうです。

2/18 6:57

湧水登山口の由来である、湧水が湧き出しています。

2/18 6:57

登山口から西へ抜ける奥日田スーパー林道は通行止めとなっていました。僕が入ってきたのは出野大橋方面からは通れます。倒木はありましたけど。

2/18 7:11

登山口からはしばらく舗装路で、その後は砂利道です。

2/18 7:14

この看板の横に階段があり、そこが入り口かと思ったら違いました。そのまま砂利道を登っていきます。階段の上は倒木だらけで道はありません。

2/18 7:19

でかい倒木がたくさんあります。

2/18 7:20

倒木に白きくらげかヤマブシタケのようなキノコが生えていました。

2/18 7:20

登っていくと少しずつ雪が出てきます。

2/18 7:20

雪が増えてきました。足跡がないのは、前日降った雨のせいか、誰も通ってないのか、どちらですかね。人気ないのかな、このコース。ヤマレコMAPでもほとんど歩かれてないです。

2/18 7:22

沢沿いを登っていきますが、水量も結構あり、いい沢ですね。

2/18 7:23

ところどころに、こうしてきちんと看板が出ているので、迷う心配はありませんね。

2/18 7:27

小動物の足跡がありました。

2/18 7:38

鎖場もありますが、鎖が真新しく交換されたばかりで、とても安全でした。

2/18 7:41

この自然研究路は山と高原地図には載っていません。岩屋ってなんでしょうね。

2/18 7:52

でかい倒木を乗り越えるために、チェーンソーが入れられてました。

2/18 7:59

北側から登っているので、斜面はこんな感じです。

2/18 8:23

釈迦岳への分岐です。後でここへ戻ってきます。

2/18 8:26

分岐を右手に折れて、少し登ると御前岳の山頂です。

2/18 8:32

ここでおにぎりを一つ食べました。セブンイレブンで買った、めんたい昆布です。関東圏では売ってないものですね。福岡産でした。

2/18 8:38

御前岳の山頂から、さっきの分岐を越えて、尾根伝いに釈迦岳へ向かいます。周囲の木々が霧氷に覆われています。

2/18 8:39

きれいな霧氷です。

2/18 8:57

尾根を三分の一くらい来ました。

2/18 8:57

ここの右手がすごい崖なんですが、下から冷たい風が吹き上がってきています。なので、木の側面だけに霧氷が付いて、風下には付いていません。

2/18 9:09

春はもうすぐですよ！

2/18 9:23

釈迦岳山頂まであと500mです。

2/18 9:35

山頂手前は岩も多く、鎖場もある急登が続きます。

2/18 9:35

鎖はキレイに新調されていました。

2/18 9:37

釈迦岳山頂のほうが寒いのか、大分側からの風で霧氷が成長し、エビの尻尾が育っていました。

2/18 9:40

釈迦岳の山頂です。お釈迦様が待っていらっしゃいました。

2/18 9:51

今日のご褒美は月餅です。山頂で食べるあんこはウマイ！

2/18 10:03

釈迦岳山頂から御前岳分岐へ戻ろうと降ったところ、右手に別の登山道の看板が。手書きだし、大丈夫かな。最初の登山口に、左手300mに釈迦岳登山口があると表示されていたので、多分そこへ出るんでしょう。

2/18 10:05

もちろん誰も通った跡がありません。

2/18 10:16

動物の足跡はいっぱいあります。

2/18 10:25

途中の各所に、手書き看板があります。

2/18 10:26

沢を横切るところに、増水しても渡れるようにぶっといワイヤーが渡してあります。

2/18 10:29

その先の崖を登れと指示する看板があり、巻いて近づいたら直登用にフィックスロープが張ってありました。そっちから登ればよかった。

2/18 10:32

上へ登ると、あとは尾根筋です。

2/18 10:33

釈迦岳展望台とありますが、ほとんど展望なんてありません。w

2/18 11:10

さらに尾根筋を進むと、左手へ降りろとなり、降りていくと廃道になった林道っぽいところへ出ます。

2/18 11:13

ずんずん降りていくと、舗装された林道へ到着。

2/18 11:14

看板はあるんですが、上の一枚岩がいきなりあるので、とても登山口には見えません。

2/18 11:19

さあ、ここから300mで出発点です。

2/18 11:36

湧水でお湯を沸かしてカップ麺を作りました。ここで昼食にしたので、昆布と梅のおにぎりを一緒に食べます。僕はおにぎりはいつも梅昆布なんですが、自分で作る時は両方入れちゃいます。美味しいですよ。

2/18 14:03

で、帰りは温泉へ。隣の杷木ICまで高速に乗り、原鶴温泉へ。延命館さんで立ち寄り湯。

2/18 14:03

延命館のWebサイトを見ると、立ち寄り湯の場合は事前にご連絡くださいとあるので、電話したところ15時までならということでした。お湯はアルカリでぬるぬる、番頭さんの対応も丁寧です。旅館の大浴場なので設備的には籐かごレベルですが、いいお湯でした。

2/18 14:17

そして、帰りの道すがら、空が広くて山があっていいところですね。

2/18 14:25

雲も晴れていいお天気になりました！

撮影機器：

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ 靴下 グローブ アウター手袋 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 タオル ツェルト ストック

備考

気温がそれほど下がらなかったのでメガネは大丈夫でしたが、やはり多少曇るので曇りどめかゴーグルが必要だったかも。上でお湯を沸かさなかったのでコンロは不要でしたが、万が一を考えると持って行ったほうがよいですね。

感想

tomneko

福岡県の最高峰、釈迦岳へ福岡県側から登頂するため、日田ICから湧水登山口へ。そこから御前岳へ登頂し、尾根伝いに釈迦岳へ。釈迦岳山頂から戻る際に、右手へ降りる地図にないルートを発見。下っていったところ、湧水登山口の近くへ降りられました。結果的に周回ルートになりましたが、湧水登山口からのルートもヤマレコMAPでもほとんど歩かれていない上、地図にもない道は誰も通っていないようでした。もったいないですね。