ドキ♡ドキッ♥ナイフリッジ!爺ヶ岳東尾根
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- GPS
- 11:18
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,759m
- 下り
- 1,766m
コースタイム
- 山行
- 10:50
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 11:22
天候 | 小雪❄→吹雪❄❄❄→小雪❄、たまに薄日☁☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
鹿島山荘(狩野家)前路肩10台くらい駐車可 来たときは1台も無し。戻って来たら目一杯停まってました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆コース・積雪状況 ・取り付き〜尾根乗り上げの急登箇所・・・朝はクラストしててスノーシューでも快適に登行できましたが、下山時は融け初めてシャーベット状。 ・痩せ尾根区間・・・先日の暖かい降雨でモナカ雪状態。 ・P2〜P3・・・全体的にクラスト雪面。しかし、下山時は腰、下手すると全身すっぽりのヒドゥンホールあり。 ・P2〜P1のナイフリッジ・・・雪庇が異常に発達して衝立のよう。降雪していたため、フカフカ不安定。さすがにここはスノーシューをためらった。 ・P1(矢沢の頭)・・・乗り上げ手前にオーバーハングの雪庇あり。 ・P1〜中峰山頂・・・最初はクラストしてて踝から脛程度。山頂直下は膝ラッセル。 |
写真
感想
先週の常念岳東尾根に引き続き、今週も初級
バリルートの爺ヶ岳東尾根へ!
深夜2時鹿島山荘前を出発!
去年苦労した取り付きからのラッセルは無く、
クラスト斜面でらくらく尾根へ乗り上げ。
トレースも昨日だろうか1名分うっすら残っ
てた。
尾根に乗り上げた頃から小雪が。。。
家出発直前で見たヤマテンでは、鹿島槍は
雪マーク?えぇ〜?
もうしょうがないと諦めて、今日は往ける
所まで。
「調子、天候が回復したら鹿島槍まで往っ
てみるか!」
尾根上はクラストしててスノーシュー快適
(^_^)v
でも、P3を過ぎた辺りから次第に雪が酷く
なってきて、痩せ尾根上に新雪が積もる。
周りが明るくなり始めた頃、樹林の窪みに
一貼りのテント。
「この方の先行トレースだったんだぁ。」
そして、いよいよ問題のナイフリッジ!
さすがにここはスノーシューは無理という
ことで、アイゼンにチェンジ!
両手ウィペットを衝立状の雪庇へ差し込
み、アイゼンをカニの横ばいのように蹴
りこみながら水平移動。
もう無心で。。。
その後も続く痩せ尾根をアイゼンで往く
も、雪が柔らかく膝ラッセル。。。
尾根でラッセッルは勘弁ってことで、
またスノーシューにチェンジ!
そして、やっとP1だと思って頭上を見
上げるとオーバーハングの雪庇がず〜
っと横に広がってる。
「どっから乗り上げる?」
もうここは正面突破で、雪庇の一部を
ウィペットで少しずつ切り落とし。
P1に着くと、そこはホワイトアウト!
「何も見えない。。。」
気を取り直して、中峰へ進む。
もう途中どこを歩いてるか判らないの
で、GPSで確認しながら。
たまに雪ダマリで降ってるところがあ
っても、遠近感も判らないのでコケて
みたり。
やっと、山頂が近づいて来たなと思っ
た頃からは新雪膝ラッセル開始!
スノーシューなのでなんともないが、
ペースダウン。
「今日は天気も悪いし、鹿島槍は諦め
よう。。。」
山頂ではブリザード状態の中、写真撮
ったりコーヒーブレイク。
下山路P1からP2までは安全策でアイ
ゼン着用。
またまたカニの横ばいで慎重にこなし、
急登箇所が無くなったところでスノー
シューへチェンジ。
途中、偵察に来たという3人グループ、
テン泊の2人パーティと3人パーティ
に出合い、上の様子を伝える。
最後は取り付きからの急登箇所をクラ
イムダウンも使って安全に降りて終了!
下山したら良い天気!鹿島槍も爺も綺
麗に見えて。
「まぁ、こんなもんでしょ!」(*^_^*)
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