約束を果たしに 積雪期の雲取山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,618m
- 下り
- 1,605m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:03
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 4:55
天候 | 25日(土)晴れ後曇り 26日(日)晴れ[午前中] |
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過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日の夜に少し雪が降ったみたいで駐車場へ登る道にうっすらと雪が積もっていましたが、下山時には全くありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小袖登山口〜堂所:日陰に少し雪があります。 堂所〜七ツ石小屋:所々雪が凍っています 七ツ石小屋分岐からブナ坂へのトラバース道の日陰には結構雪が残っています。凍っていて、特に下山時は滑りやすいところもありました。片側が谷になっているので、滑落しないように注意が必要です。 七ツ石小屋〜七ツ石山〜ブナ坂:七ツ石山まではいくらか雪があります。山頂からブナ坂への下山は北斜面なのでしっかり雪が残っています。 ブナ坂〜雲取山:雪や氷もありますが、陽が昇ってくると溶けてどろんこ状態です。 登りでは山頂まではアイゼンなどの必要はありませんでした。 雲取山山頂〜雲取山荘:北斜面で陽があたらないのでしっかりと雪が残り凍結しています。軽アイゼンが無いと滑って危険です。アイゼンを付けていても、氷の上で何度か滑って転倒をしました。 帰りは朝で凍結しているので山荘〜奥多摩小屋までアイゼンを装着しました。 登りも下りも陽が昇ってくると雪や氷が溶けてかなりどろどろになり泥濘みます。 トイレは七ツ石小屋・奥多摩小屋・雲取山避難所・雲取山荘です。駐車場のトイレは使えません。 水場は七ツ石小屋上は凍っていませんでした。奥多摩小屋下は行っていないので分かりません。 |
その他周辺情報 | 山荘は部屋にコタツがあるが、寒かったです。着替えたり、羽織ったりして保温できる着物が必要あるといいと思います。 国道411を青梅方面へむかい、新氷川トンネル手前を右に入るとある「もえぎの湯」を利用しました。(入浴・食事) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ヘッドランプ
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
常備薬
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共同装備 |
コンパス
笛
計画書
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
ツェルト
カメラ
水2ℓ
|
感想
昨年11月に山頂の避難小屋で出会った方に「雪の季節にまた来たいんです。」と日の出を見ながら話をさせていただいたので、それを果たしに出かけました。前回は単独でしたが今回は末娘と仲間の5名での山行です。
朝、6時半。丹波山村営駐車場は秋はほぼ同じ時刻で満車でしたが、今回の車は少なかったです。工事中だったトイレもきれいにできあがっていましたが、まだ使用が開始されていませんでした。
夜に降雪があったようで、道には雪がうっすらと積もっています。登山道入口からは雪上の歩行になりました。登りは雲取山山頂までアイゼンは装着せずに登りました。
堂所を過ぎると富士山が木立の向こうに見えます。でも、雲が近づいていて、やがて見えなくなってしまいそうです。案の定、七ツ石小屋に着いたときはすっかり雲で覆われ姿を見ることはできませんでした。
次第に雲が広がり始め、七ツ石山からもかろうじて南アが見える程度でした。
ブナ坂から先は、雪や氷が溶けてどろどろに泥濘んでいてとっても歩きづらい道でした。奥多摩小屋前で昼食をとり、雲取山を目指します。次第に雲が厚くなり、日が陰って寒くなってきました。
山頂では展望もあまり無かったので、早々に雲取山荘へ向かいました。山頂には秋には無かった「雲取山西暦二千十七年記念」と表示された大きな柱が立てられていました。
山荘への下りは北斜面なのでかなり雪があり、凍っていて危ないのでアイゼンを装着。それでも所々凍結した所で転倒してしまいました。
2日目朝、山荘前で日の出をむかえてから出発。アイゼンをつけて山頂へ向かいます。空は青く、よく晴れています。昨日見ることができなかった展望が期待できそうです。
山頂に上がると目の前にそびえる富士山が美しい姿でむかえてくれました。南アもくっきり見えています。昨日見ることができなかった分、しっかりと取り戻すことができました。
道が凍結しているので奥多摩小屋までアイゼンを装着したまま下りました。奥多摩小屋から先はだんだんと雪や氷が溶けてぬかるみ始めてきました。でも、日陰は凍結したままで、特に七ツ石山下の巻道は右側が切れ込んでいて道が細い上に、凍結か所がいくつもあり、アイゼンを外してしまっていたので、滑らないように慎重に降りました。
堂所を過ぎ、登山道入口へ向かうと空気も生温い感じがして、何だか4月頃の陽気になってきました。
丹波山村営駐車場は、やはり車が少なく、ガランとしていました。
このコースはそれほど急坂は無いけれど、距離が長くて2日間結構疲れた感じがします。帰路、「もえぎの湯」へ立ち寄って汗を流し、昼食をとって帰りました。
残念ながら期待していたほど雪はありませんでしたが、積雪期登山が初めての仲間もいて、ステップアップにはよかったと思います。2日目の眺望も美しかったですし。
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