大弛峠→金峰山→富士見平→瑞牆山荘
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 431m
- 下り
- 1,268m
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ガレや岩がすごくて思うように進めない。危険は少ない。 |
写真
感想
思い出してみれば、昨夜から予感はあった。
今朝、塩山からバスに乗り、大弛峠から金峰山、瑞牆山と縦走し、瑞牆山荘に下るコースで1日で百名山2つゲットに挑戦してきた。実はこのコース、7月から試みていたのだけれど、雨で2回流れて、3回目は電車の人身事故でバスに間に合わず流れて、今回が4回目のチャレンジ。今度こそと思いつつも天気予報は曇り後雨T_T 奇跡を信じて塩山に乗り込んだ。
さて、冒頭の言葉に戻る。今回も呪われた金峰山コースやはり魔物は待ち受けていた。思い出してみれば、昨晩から予感はあった。昨夜、眉毛が伸びてきたので、電動の眉毛用カミソリでかみさんに眉毛を整えてもらった。左眉をカットしていたとき、あっ、という声の後、かみさんがゲラゲラと笑い出した。僕の眉毛を手を滑らせて半分剃り落としてしまったT_T まるで平安貴族のようになってしまった僕の左眉を見て、うれしそうに笑っていたのだ。そんな昨夜の出来事の不運が今朝にも繋がっていたのだ。
塩山830発のバスに乗るために、朝早くに10キロ先の駅まで、かみさんに車で送ってもらった。昨夜のお詫び代わりか、素直に車を出してくれた。今回は人身事故もなく、電車は塩山に到着した。塩山からバスに乗り換え、大弛峠に向かって出発。細い山道に入り、バスがノロノロと登っていたときだった。
狭い山道を、塞ぐように軽自動車が横たわっていた。どうやら、ガードレールに自動車をぶつけてしまい、フロントが凹み、エアバックが開き、ハンドルがロックされて動かなくなってしまったようだ。このままではバスは先に進めない。当然に大弛峠にも到着できない。事故車両の登山者がしきりに、謝っているが、そんなことをしたところでバスは進めない。万事休すか。
運転手が困り果て、我々にエアバックを閉じて車を動かす方法がわかる人はいらっしゃいませんか?と、訪ねてきた。しかし、誰もわからない。このままでは、駅に引き返すしかない。僕は運転手に、軽自動車なんだからみんなで持ち上げれば動かせるはず、端まで持ち上げてバスの通り道を作りましょうと提案した。僕の提案に乗ってくれた客たち10人くらいで事故車を持ち上げた。予想通り持ち上がった。みんなで端まで寄せてバスの通り道を確保した。
15分ほどのロスタイムの後、バスは無事に発車して大弛峠に到着できた。しかし、この15分が、あとから効いてくるとは、このときは思わなかった。
大弛峠から金峰山に向けての道はガレガレで思うように進めない。予定していたタイムよりも大幅に遅くなりそうだ。金峰山頂はガスの中で寒く、景色も何も見えない。ランチを食べて、五丈岩を見て先に進む。しかし、ガレた岩が邪魔して思うような、速度で進めない。瑞牆山との分岐点の富士見平に着いたとき、かなり時間が押していた。改めて地図を確認して瑞牆山往復に必要なタイムを計算してみる。最終バスに乗るためには10分足りないT_T もちろん気合いで時間を詰めるという選択肢もあったが、ガスまみれの天候、しかもこのあとは雨予報と考えると気合いも入ってこない。
結局、瑞牆山は諦めて、瑞牆山荘へ下ることにした。山荘に下山して、片付けをしていたら、ガスがいつの間にかなくなり、青空が輝き始めた。これが今日の運勢なのか^_^; 僕は諦めるほかなかった。
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